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デリンジャー[刀根麻理子]のレビューと歌詞、カラオケ配信状況


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カテゴリ: [1980’s作品[1980’s作品>キャッツ・アイ][アーティスト>刀根麻理子]
タグ: [1984年] [作曲:佐藤健] [作詞:三浦徳子] [格好いいイントロ] [究極の一曲] [編曲:新川博] [週刊少年ジャンプ]

収録CD

1枚目は、ジャンプアニメの主題歌が沢山収録されてるアルバムです。
デリンジャーを入手するならこのCDが手っ取り早くてお得でしょう。
 (EDが収録無しのが残念ですが・・・)
2枚目は、つい先日発売された第2期のCD。こちらはEDもGETできます。
アニソンを広く集めるか、キャッツ・アイを極めるかの2択ですね。

アニメ・ミュージック・カプセル「キャッツ・アイ Season2」
刀根麻里子;シェリー・サベッジ;大谷和夫
SOLID RECORDS (2008-10-18)
売り上げランキング: 26453

背景

TVアニメ「キャッツ・アイ(第2期)」OPテーマ。
これはもう、断言します。伝説として語り継がれるべき曲です。

データ

歌手: 刀根麻理子
作詞: 三浦徳子
作曲: 佐藤健
編曲: 新川博

レビュー

アニメ キャッツ・アイは1983~85年の作品です。
この曲は、第1期終了後、空白期をはさんで放送された第2期のOPです。
第1期のOPと比べると、知名度では流石にやや落ちますが、
OP映像を含めて、アニメ史上でもかなり強烈なインパクトを持った曲でしょう。
一見、アニメソングからちょっと遠ざかった感のあるつくりなのに、
これでもかというくらいアニソンの魅力を耳に叩き込んでくる、不思議な曲です。
ちなみに、デリンジャーとは小型の拳銃の愛称。
なるほど、パイソン77マグナムみたいなゴツい拳銃ではサマになりませんか(´ー`)

まず、この曲を語る上で、オープニング映像について触れないわけにはいかないでしょう。
見たことがある方は、「ああ、あれね・・・」と思うことでしょうが、
これ、月曜夜19時のゴールデンタイムに放送しちゃっていいのか・・・?と
つっこまずにはいられない、あまりに官能的なエロティック・ムービーです。
胸の輪郭が妙にリアルだったりとかもありますが、そういう直接的な描写よりも、
ただ髪がなびくだけで、引きつけられるものがあるんですよ。
あとは、目線とか。何ともいえない喘ぎ具合とか。
半端な等身では、とてもじゃないがサマにならない、まさにキャッツ・アイならではの映像。
近年のアニメは、デジタルならではの不自然な程に艶っぽい肌(悪い意味ではなく)が
当たり前になりつつありますし、そんな肌を、とにかくギリギリまで露出させてみたり、あるいは、
あんなことやこんなことをやっちゃっている・・・かのように見せてるアニメもチラホラあります。
土6でキラとフレイがあんなことやこんなことをやったのは、今からもう6年も前の話ですが、
過激すぎたばっかりに、GyaOで「かのこん」が配信中止になったのは、記憶に新しいですね。
そういったストレートな過激さは、別の視点から見ると、短絡的で、青臭い。
人物の振る舞いや表情で魅せる映像が、もっと多くてもいいのにな、と思います。
 (Mission-EのEDは、そこを目指そうとしているようには見えましたけどね)

この曲のシンセブラスが大好きです。
ジャズだろうと、ロックだろうと、古今東西、アニソンの基本はブラスサウンドだと思っています。
この曲がアニメソング然としているのも、このブラスがあるから。
イントロのフレーズ、Aメロの終わり、Bメロの終わり、サビで
曲を区切るように入れるブラスがどうしようもなく格好よすぎるのです。
極めつけは、アウトロのギターソロとの組み合わせ。
同じフレーズを何度も繰り返しているだけなのに、それだけでも格好いいですし、
何よりも、単体でも充分に格好いいギターのパワーを何倍にも増幅させてる感じです。

それから、忘れていけないのがドラムですね。これもシンセ。
全体的に淡々と、ヒネリもなく鳴っていますが、この音好きだなぁ。
イントロやアウトロの滝打つような展開が、聴いていて凄く心地いいですし、
この曲の持ってる底知れぬパワーの大部分を占めているのは間違いありません。

ブラス・ドラムが力強さの担い手であるなら、
刀根麻理子のヴォーカルは、女性らしさの担い手です。
Aメロは優しく。大人だけれど、老けていない。精神的余裕を持った女性の外面。
Bメロは、より内面的な部分。これ、ヴォーカル神がかってます。
「混線してるね」のところに、何故かグッと来るのは大鋼だけでしょうか。
優しく語りかけるような唄い方。けれど、弱さが無い。このさじ加減が絶妙なんです。
小手先の歌唱力だけしか見えていない歌手には絶対に真似できない、
人間の本来の魅力を叩きつけてくるかのようなヴォーカル。
そこから「獣のように」をトリガーとして、徐々に力強く曲がエスカレートしていく展開!
Cメロ(サビ)は激しく!コーラスがいい仕事をしてます。
刀根麻理子自身は、特に力を込めて唄っているわけではないのですが、
刀根麻理子の声を軸として、ブラスとコーラスが周りを渦巻いている感じ。
 (ドラゴンボール好きなら、魔貫光殺法をイメージしてもらえるとわかりやすいかも(´ー`))

1番の後の間奏も素晴らしいのです。
一体、どれだけ聴きどころを用意してくれるんでしょう、この曲は!
英語によるセリフと「ハッ!ハッ!」が終わってから2番が始まるまでの約13秒間。
おかしいなぁ・・・これ、怪盗ラブコメアニメのはずなのに、
アステロイド・ベルトを光速で突っ切って行くような感覚を覚えてしまう。
キラキラした音と、なにやら硬質な音(エレピ?)と、ドラム・・・
そうそう。この曲の特徴。硬いんです。音が硬い。
デジタル・ミュージック一直線といったところ。
 (使っていた楽器までは把握していませんが、DX7は前年に発売されてますしね)

この曲を知ったのが、4ヶ月ほど前だったでしょうか。
OP映像も併せて、どっぷりとハマってから、未だに飽き知らず。
それなりに新旧問わずアニメソングが好きな人なら、この曲は絶対に聴くべきです。
この曲と出会って、良きアニメソングとは何か・・・ということをよく考えるようになりました。
ただストーリーにマッチした曲が素晴らしいのではありません。
オープニングテーマは、"エントランステーマ"と言い換えていいと思います。
アニメを知らない人がこれを聴いて、アニメを見てみようかなと思える曲。
文字通り、"入り口"の役割を果たす・・・プロモーション・ソングと言い換えるのもいいでしょう。

この曲は、切り口を「瞳姉さんの魅力」として、それをリスナーに叩きつけたのです。
強い。優しい。速い。美しい。実際どうなのかは知らなくても、そう思える。
 (アニメの内容よりも誇大であってもかまわないし、むしろ大いに誇張すべきです)
この曲を聴けば、「このアニメはこういう女性が出てくるのね」と、直感的に理解できる。
この解かりやすさは、重要だと思うのです。
もちろん、本来のオープニングテーマの役割は、そこではありません。
が、コテコテの"主題歌"をつくるつもりの無い現代の多くのアーティスト達も、
それぐらいの視点を持って曲作りをして欲しいですね。

・・・あと、もう一つ。「トップをねらえ!~FlyAway~」という曲をご存知でしょうか。
 (スパロボとかで有名なFlyHighとは別ですよ!)
宇宙を感じたければ、この曲を聴けばいい・・・と断言できるほど宇宙らしい、とてつもない曲。
大鋼はこの曲がかれこれ5年以上前から大好きで、作曲者の田中公平はやっぱりすげぇや!と
思っていたのですが、思いっきりデリンジャーを意識した曲なんですよね。今思えば。
 (いや、田中公平も凄いんですよ。尊敬するに値すると思う数少ない作曲家の1人です。)
「トップをねらえ!」はパロディを極めたようなアニメですし、
パロディ対象となっちゃうのは、偉大な証拠ですよね(´ー`)

処方箋(個人差があります(´ー`))

ドライブのお供でしょう。1stOPよりもハイテンポなので、スピードには注意。
あるいは、意外に聴いていて疲れないので、
もうひと頑張りしたい時の勢いづけにどうぞ。

どうでもいい余談

カラオケで、英語のセリフの部分を言えれば格好いいですけど、
「ハッ!ハッ!」まで言ってる人はいるのかなぁ・・・

歌詞

デリンジャー 刀根麻理子/三浦徳子 - 歌詞タイム

試聴

Neowing

カラオケ選曲No.(2008/10/21時点)

DAM: 5048-01
JOY: 12197
UGA: 6007-11

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