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天空のスプライト[桃井はるこ]のレビューと歌詞、カラオケ配信状況


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カテゴリ: [2000’s作品>2000’sノンタイアップ][2000’s作品[声優>桃井はるこ]
タグ: [2008年] [作曲:桃井はるこ] [作詞:桃井はるこ] [深読みしたくなる] [編曲:Haraddy]

収録CD

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桃井はるこ
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背景

ラジオ番組「桃井はるこの超!モモーイ」EDテーマ。
この曲は、優しさだ。哀しみを乗り越える力だ。

データ

歌手: 桃井はるこ
作詞: 桃井はるこ
作曲: 桃井はるこ
編曲: Haraddy

レビュー

「超!モモーイ」は2006年10月7日から放送されているラジオ番組です。
いかにもモモーイらしい、オタクネタがギッシリ詰まった内容。
とは言うものの、決してライトな層がついていけない番組ではありません(´ー`)
ニコニコで公式配信されてるので、気が向いたら1回聴いてみるといいでしょう。
繰り出される知識の質、そして量こそがモモーイ・クオリティのベースなのです。多分。

さて、「天空のスプライト」はそんなラジオ番組のエンディングテーマですが、
特にラジオらしい曲といった感じではありません。
(OPはいかにもモモーイのラジオっぽいですが、EDはいつもフリーダムな傾向です。)
この曲は、"今のモモーイの気持ちを詰め込んだ渾身の1曲"とのこと。
 (もちろん、既にその"今"からは何ヶ月も経っているわけですが)
だから、この曲はその背景を知ることで、深くなる。グッと深くなる。
ただ、それは思い出したくもないことかもしれない。

イントロの優しいストリングス。モモーイの唄いまわしも、優しい。
一番で「もっと優しくなりたいよ もっと強くなりたいよ」と唄っている通り、
壮大なストリングスで全体を包みつつ、芯として強さを表現しているものがある。
一つは、ドラム。この曲では、Aメロが一番好きです。
作詞は"創作"ですから、現実ベースであったとしても、表現には装飾が乗る。
これは当たり前のことです。が、この曲のAメロはどこまでもリアル。(特に2番)
一番本音が露骨に見える部分で、ストリングスは影を潜め、シンセドラムが力強く鳴る。
もう一つの強さは、やはりモモーイのヴォーカルですね。
巧い。巧いけど、鼻につかない。この自然さがいい。
「ワンダーモモーイ」を聴いた方なら納得できると思いますが、
状況に応じた唄い分けが絶妙なんですよ。
故に、大鋼はモモーイを変幻のヴォーカリストと呼びたい。
声も唄い方もコロコロ変わるけど、全部紛れなくモモーイ。
音楽の趣味が広いというのもあるかもしれませんが、
元々"裏方志望"だったからかもしれませんね。
「この曲は、ヴォーカルにこう唄って欲しい・・・」というのをダイレクトに反映できる。
"ワンストップ・ミュージッククリエイター"ならではですね。

「通」「信」
LOVE.EXE以来のモモーイの詞の要素ですが、この曲にも表れていますね。
モモーイの作る詞からは、彼女自身の価値観が強く表れます。この曲に限らず。
間違っていると思う人や、その人の考え方に対して、
「私たちはあんな人達とは違うんだ!」というメッセージを隠し持った歌詞。
もっとも、それはあくまで隠し持っているだけであって、
最終的には、間違っていない自分を貫くんだ、という主張です。
それが、「幼い憧れや正義を抱きしめたままで」、という詞に繋がっているわけです。
 (決して黒い気持ちで書かれた詞でないことは、聴いた人なら解かるかと思います)

この曲の背景。
この曲は、あの街で起こった悲劇。
その事後、露呈されたのは人間のロクでもない部分。
日本人にとって、"赤の他人"とは、これほどにどうでもいい存在になったのか、と。
 (まぁ・・・電車でお年寄りに席を譲る若者とか、よく見かけますけどね)
どうでもいいのは、そういう価値観だからしょうがないけど、ねぇ・・・
この曲だって、聖人君子的な思考では決してない。
ヒーローになれなんて言えないけれど、外道にはなっちゃいけない。
この曲を聴いていると、そういった道徳観を語るムードをくれる気がします。

ちなみに、この曲についてモモーイが語っている動画が、「ほめぱげ」にあります。
スプライトの意味とか、なんか妙に科学的でモモーイらしい解説なので、
見てみると面白いかも(´ー`)

処方箋(個人差があります(´ー`))

周りの不条理で、哀しい思いをした時に聴くといいでしょう。
きっと優しく心を和ませてくれるはずです。
そして、哀しみを乗り越えるための強さをくれることでしょう。
それが、この曲の存在意義の大きな要素。

どうでもいい余談

この曲が何を言わんとしているのか。語る人は少ない。
曲名で検索をかけても、ニコニコの公式動画を見ても、いるにはいるが、少ない。
多くの人は、それを理解していながら、それを公に伝えることを自粛してきたのでしょう。
 (モモーイがたびたび言う「モモイストはマナーがいい」ってのは、およそ事実なのでしょう)
それを、この場でわざわざ文字で引っ張り出すのは、
この曲が暗に批判している"彼ら"と同質の行動かもしれない。
人の心に土足で踏み込むような真似は、しちゃいけない。
でも、モモーイが音楽として世界に配信するなら、
それを解析するのがこのサイトです。

歌詞

天空のスプライト 桃井はるこ - 歌詞タイム

試聴

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DAM: 未配信
JOY: 138874
UGA: 4242-23(無印UGAでは配信されていません)

古:大鋼的ねんどろいど 鏡音リン・レン写真集
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