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声優/アニソンレビュー&CDデータ語り

スフィアのCD売上・オリコンランキング分析[2012年1月]


更新
カテゴリ: [アニソンデータ][声優>スフィア]

目次

  1. CD推定売上グラフ
  2. 自己記録
  3. リリースの特徴
  4. 順調な成長を続けたデビュー以降の2年間
  5. 2011年の累計での伸び悩みの原因
  6. 新規ファン獲得に必要なこと
  7. 今後の展望

CD売上グラフ

スフィアCD推定売上グラフ(2012年1月ver)

注:数字は百の位で四捨五入しています。

自己記録

記録 タイトル 数値
シングル累計 MOON SIGNAL 2.31万枚
アルバム累計 Spring is here 2.86万枚
シングル初動 LET・ME・DO!! 1.52万枚
シングル2週目以降(累計-初動) MOON SIGNAL 0.97万枚
オリコンウィークリー順位 HIGH POWERED 5位

リリースの特徴

 2009年4月のデビュー以来、春・夏・秋で年3回のシングル、年1回のアルバムというペースでCDをリリース(このパターンだと、3rdアルバムは2012年冬or春頃にリリースしそうですが、情報ありませんね・・・)。シングルは、基本的にはアニメタイアップ。例外としてオンラインゲームの『ラグナロクオンライン』の曲だった3rdシングル「風をあつめて」と、冠番組『スフィアクラブ』のOPだった8thシングル「LET・ME・DO!!」があります。

順調な成長を続けたデビュー以降の2年間

 シングルの最高売上は「MOON SIGNAL」で、アルバムでは「Spring is here」。2011年春までは初動・累計共に順調過ぎるくらいの成長を見せていました。ゲームの特典がついた「風をあつめて」の初動を除いては右肩上がりで、累計で3万枚を出せるアーティスト誕生も近いか、と思われたのですが・・・

2011年の累計での伸び悩みの原因

 以降の3枚のシングルは初動こそ「MOON SIGNAL」に勝っているものの、累計では5000枚以上の差がついています。予約して買ってくれるファン層はわずかに増えているものの、2週目以降のライトな購買層への訴求力が弱い。「いい曲」だと思われてないんですね。ここ2年間売上の累計は1枚の例外を除いては完全な横ばいです。

 「Hazy」はヒットが狙える曲調でもなかったかな、と感じていますが、「HIGH POWERED」はイカ娘ファンの反感を買った感もありますね。これについては「人気アニメのタイアップで、自分達のイメージ重視なうまくもない歌を歌うセコいアイドルユニット」といった偏見もあったと思います。2011年秋にスキャンダルで騒がれてしまったために、尚更低級低俗なアイドルと見られてしまった可能性も高いでしょう。4人を「アイドル声優」だと思っている人の中で、役者としても歌手としても二流あるいはそれ以下のイメージを持っている人は少なくないはず。AKB48の中に演技派女優や本格派歌手が紛れていても、AKB48という時点で何も見ずに「レベルの低いアイドルがしゃしゃり出てくるな」と言う人間が沢山いることは容易に想像できますよね。それと同じです。

 ただ、それは彼女達の宿命です。ここで問題なのは、アニメタイアップを獲得していながら、彼らにパフォーマンスを見せることに成功していながら、偏見を解消することができていないことです。

新規ファン獲得に必要なこと

 本人達がアイドルかどうかはさておき、そう思われているスフィアがレッテルを払拭するためには、SMEでのソロ活動で確立した個性を結集することだと思います。4人とも、そう軽々しくは見られない表現者として成長しているというのに、「LET・ME・DO」で減ってしまったソロパートが、「HIGH POWERED」ではとうとう無くなってしまった。これは個性の封殺です。

 「REALOVE:REALIFE」のAメロはそういう意味で傑作でしたし、「MOON SIGNAL」もソロパートが活きてきました。この2枚が2週目以降の売上が高く、なおかつシリアス要素が比較的強かった曲です。ライト層は、そういう曲をしっかり評価しています。いや、ライト層云々よりも、シリアス要素云々よりも、メンバーのソロパートを聴きたくないファンなんていないでしょう。スフィアは声優ですよ。確固たる個性を持った声のスペシャリストですよ。その武器を使わずして、何が声優ユニットか。

 これはヴォーカル・ユニットの宿命なのかもしれません。かつてJAM Projectがそうだったように、ヴォーカルユニットとしての完成度を高めたいが故に、キレイにまとめようとする。でも、それじゃダメなんです。もっと4人の声を活かした曲作りをしなければ、今現在応援してくれているファンを満足させ続けることも、スフィアに関心を持っていない人達の心を動かすこともできないでしょう。

 イカ娘に合うか合わないか以前の問題です。イカ娘に対して自分達のポテンシャル100%をぶつけることができていない。無論、イカ娘には軽いノリが相応しい。曲を重くしてはいけないから、そうするのが妥当な判断だったのかもしれません。僕が言いたいのは、スフィアがイカ娘に合わせるのではなくて、スフィアが目指したい路線に見合ったタイアップを探さなければ、ユニットとしての進歩がありませんし、スフィアを起用する確固たる理由がなければ、アニメのファンから非難を受けるのも自然なことです。

今後の展望

 おそらく、次のシングルは春アニメの『夏色キセキ』の主題歌。絵を見るかぎり、やや落ち着いた雰囲気のアニメになりそうですが、主題歌の中でうまいこと4人をダイナミックに動かして欲しい。主題歌と主演を両方こなすチャンスというのはそうそうあるものではありません。やるべきことは、各々が声で良き表情を魅せること。歌でも、芝居でもです。これまでの活動で磨いてきた、声の表現者としての深みを魅せることです。「このキャラいいな」「この声いいな」と思わせることができれば、アニメの人気も上がり、CDも自然と売れるはずです。逆もしかり。そういうアプローチもあるのが声優の歌手活動のはずです。

一言でまとめます。
「各メンバーの歌声をもっと沢山聴きたいんだよ!」

特に戸松ちゃんの声を聴かせてほしいぞ。

戸松遥のCD売上・オリコンランキング分析

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参考リンク

you大樹
売上情報の詳細が見たい方は、ここに登録するといいと思います。

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