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花咲くいろは 第1話「十六歳、春、まだつぼみ」感想


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カテゴリ: [アニメレビュー][2010’s作品>花咲くいろは]
タグ: [ポニーキャニオン] [制作:P.A.WORKS] [第1話]

ネタバレ抜きの序論

北陸民として、このアニメを全力で応援していきます!

本編感想

『フランダースの犬』や『小公女セーラ』からいじわるな人が
いなくなれば、このアニメになるのかもしれない。

 詩的・・・極端に言えば、ちょっと病的にさえ思えるようなセリフが続くところが、『true tears』を思い出します。まぁ、岡田麿里脚本ということで、セリフ回しは『GOSICK』にも通じるものがありますね。

 映像は流石P.A.Works。きれいですね。キャラデザの影響もあるのでしょうか、『AngelBeats!』よりもいい。もちろん、P.Aらしさも全面的に出てます。線の太さや薄目の着色、独特のグラデーション・・・夕日や暗い場所を描かせたら上手いですよね。

この辺とか。

花咲くいろは第1話のPA独特の夕方表現

 それにしても、伊藤かな恵の嬉しがる演技ってのは相変わらずいいですね。『あそびにいくヨ!』を思い出しました。緒花は1話を見る限りだと、ちょっと世間知らず扱いっぽいですが、実際のところ社会に出てない高校生なんてそんなもん・・・というか、いくらなんでも突き放され過ぎ(爆)いい娘だと思いますよ、僕は。

 同情的に見れば、親の都合でたらい回しにされ、自分の意思も関係無く無理やり働かされるハメになった・・・これを理不尽と言わず何と言うのか。シビアに見れば、生活の術を失った者が、寝食ができ、高校にも通える上にお金まで貰える・・・これを幸せと言わず何と言うのか。・・・まぁ、個人的には同情します。

 それから、女将のやり方には共感できません。「お客様を中心に全てのことを考える」のはまぁ、基本ですね。ただ、重い雰囲気ってのは仕事に出てしまうものです。表と裏をそう割り切れるものではありません。旅館は、お客が「贅沢」を求めてくる場所。優秀な仲居は、そんなお客に喜んで、嬉しそうにサービスをする。何か気に病んだ表情でサービスされたら、それだけで不快に感じるお客だっている。メイドカフェなら、それはそれで萌え要素ですが、旅館はかわいい仲居とのコミュニケーションを楽しむ場ではありませんからね。

 話は逸れますが、こないだラーメン屋に行ったんですよ。注文したラーメンを待ってると、カウンター越しに、店長が不機嫌そうにブツブツ店員を説教しながらラーメン作ってるんですよ。味を楽しめる雰囲気じゃないんですね。さらに、薬味を抜いてと言ったのに、「もう入っちゃったんで、どけて食べてください」と店員が言う。これはもう、完全に客を見ていない商売の典型例。味は悪くないが、当分は行くことはありません。

 ・・・ゴホン。話を戻しましょう。まぁ、言ってること自体はそう間違っているわけではありませんが、新人・・・ましていかにも社会を知らないような女子高生の緒花に、前もった研修や指導をロクにしなかったのがそもそものミス。「できて当然」は通用しません。お客に迷惑をかけた後で説教すればいいなんてのは、それこそ怠慢。さらに言えば、傷のついた緒花の顔をお客に晒すのであれば、それこそ客商売としてどうなの?というお話。

 あと、布団を落としたのはもちろん大問題ですが、掃除の時に「おりゃーーーーっ!!!」とか大声で叫ぶのはヤバいでしょう。まぁ、客全員チェックアウト後かもしれませんが・・・そこまで突っ込むのは流石に野暮でしょうか(爆)

 あ、念のため書いておきますが、あくまで上述したのは旅館のトップとしてのあり方論であって、このアニメがおかしいと言ってるんじゃないですよ。ストーリーの面白さとは別問題です。この女将とミンチの存在がこの1話を面白くしたのは間違いない。今後が楽しみです。

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 nano.RIPEの歌について。あのまどろっこしい声と歌い方がJUDY AND MARYを彷彿とさせ、個人的には全く好みではありません。ただ、挿入歌しかり本来OPである「ハナノイロ」しかり、演出として見事な使われ方だったと思います。好みではないけど、これはこれでアリだな、と感じました。

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