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STAND UP TO THE VICTORY ~トゥ・ザ・ヴィクトリー~[川添智久]のレビューと歌詞、カラオケ配信状況

2007年09月12日 00:18 更新                  
カテゴリ: [機動戦士Vガンダム][川添智久][1990’s作品]

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STAND UP TO THE VICTORY ~トゥ・ザ・ヴィクトリー~とは

1993年のTVアニメ『機動戦士Vガンダム』1st OPテーマ。

データ

歌手: 川添智久
コーラス: 田村直美
作詞: 井荻麟、みかみ麗緒
作曲: 川添智久
編曲: 神長弘一、川添智久、井上龍仁
レーベル: キングレコード
発売日: 1993/04/21

レビュー

歴代ガンダム史上、最も元気な曲。
(Gガンも元気ですが、やはりこっちでしょう)

放送当時のガンダム好きはどう思いながら
このオープニングを聴いていたんだろう、とふと思いました。

Z、ZZ、逆襲のシャア、0080、0083、F91・・・そのどれらにもない軽快さ。
明るい・・・!それはOP映像も同様だったわけですが、
その後、徐々に動いていくことになる凄惨な物語とは対極と言えます。
(なお、作詞には「井荻麟」(富野由悠季)の名があります)

イントロ。物語の始まりを思わせるブラスから、印象的なギター。
このギターは最初から最後まで曲を騒がしいものにしています。
もちろん、よい騒がしさです。
歴代ガンダム主題歌唯一の、しみったれていない"少年"の元気さ。
(「アニメじゃない」は反抗期の少年っぽくて、この曲とは全く別質ですね)
ヴォーカルも、スッキリと、かつ力強く「STAND UP TO THE VICTORY」・・・
「勝利のために立ち上がれ!」と何度も何度も唱えています。
大人の貫禄なんていらない。余計な歌唱力をアピールされるより、ずっといい。
(これが「下手」という意味でないことは、言うまでもありません)

「終わりのないディフェンスでもいいよ」なんて歌詞も、Vガンダムならではですね。
ガンダムは戦争ドラマなので、スーパーロボットのような「ディフェンス」の物語ではありません。
本来戦争と関わるべきでない少年達が時代に翻弄されていく物語。
戦争に対して受動的な(うわ、うまい表現(笑))歴代ガンダムに対し、
この曲は実に能動的に歌詞なのです。
・・・あれ?アニメはそうでもなかったよな(笑)

収録CD

この曲を含めたヴォーカル曲を沢山聴けるという意味では
シングルズヒストリーがオススメです。SCORE Ⅰはサントラ好き向けですね。

機動戦士Vガンダム SCORE 1
GUNDAM-SINGLES HISTORY-2


処方箋(個人差があります(´ー`))

何か目標を持っている人は、これを聴いて気合をいれましょう!
何も目標を持っていない人は、これを聴けば何か見つかるかも。
後先考えずに突っ走るというのはリスクを伴いますが、
同時にリスクを乗り越えるだけの勢いも生むはず。
それでダメなら「おかしいですよ!」と嘆けばいい(´ー`)

どうでもいい余談

調べてみると、川添智久はリンドバーグのメンバーだったんですね。
(リンドバーグと言えばNHKでやってた「ヤダモン」のOPでしょう!)
本職はヴォーカルではなくベーシストだったんですね・・・

でももっと驚きなのは、田村直美がコーラスで参加してたことです(´ー`)

歌詞

STAND UP TO THE VICTORY 川添智久 - 歌詞タイム

カラオケ選曲No.(2007/09/11時点)

DAM: 2873-01
JOY: 7744
UGA: 6002-03

   
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