マジンガーZ[水木一郎]のレビューと歌詞、カラオケ配信状況
収録CD
この3つのアルバムはいずれも名盤です。
「アニキ自身」は挿入歌などが収録されてませんが、
OP「マジンガーZ」については圧巻の18バリエーション!
背景
TVアニメ「マジンガーZ」オープニング・テーマ。
データ
歌手: 水木一郎
作詞: 東文彦
作曲: 渡辺宙明
編曲: 渡辺宙明
レビュー
ご存知、日本アニメーション史上に残る名曲。
アニソンを唄わせれば史上最強の水木一郎の出世作であり、代表作。
アニソンを作らせれば史上最強の渡辺宙明のアニメデビュー作であり、代表作。
そのアニメはロボットアニメの金字塔であり、
以後のロボットアニメの基礎を築いたといっていい名作、マジンガーZ。
「多くの日本人が知っている」数少ないアニメソング。
(とは言え、最近の子供はスパロボでもやってないと、知らないよなぁ・・・)
(大鋼も、曲の全容を知ったのは中学の頃やった「スパロボF」でした)
あの、ブラスがこっちに向かってくるようなインパクトの強いイントロ。
アニメソングのイントロというのは、こうあるべき!と言わんばかりに、否応ナシに期待を煽られる!
解かりやすい歌詞と、「オォォォン!」「ゼェェェッ!」と、強烈な雄叫び。
ただ、強烈とは言いますが、ハードロック的なシャウトと比べると
もちろんインパクトは薄いです。歌声として破壊されていない範疇での、地声のシャウト。
(1度だけアニキのライブに行ったけど、生雄叫びの迫力は凄かったよ!)
甲高いシャウトの方がインパクトはあるけれど、アニキの雄叫びの方が強さは感じます。
とにかく、ブラス!トランペットとかの音です。
フレーズとフレーズのつなぎ目を格好よく埋めるブラスは、どこを聴いても惚れます。
(ただ、宙明先生曰く、「ブラスの演奏が下手」らしいですけど(;´ー`))
あとは、マニアックなところを突くと、Aメロで聴こえるギター(シンセ?)の伴奏。
パンチの効いたブラスやパーカッションの音が目立つ中で、
ひっそりと落ち着いた演奏をしているこいつが、すごくいい味を出している!
こういうのも、宙明サウンドのツボの一つとして忘れちゃいけませんね。
処方箋(個人差があります(´ー`))
聴き方次第で、熱血曲としても、落ち着いたレトロサウンドとしても味わえます。
頑張りたい時には、曲の方がおのずと貴方にマジンパワーをくれる。
くつろぎたい時にも、曲の方がおのずと平和の祈りとなってくれるでしょう。
この曲は、神にも悪魔にもなれる。そういう曲なんです。
どうでもいい余談
オープニングテーマとしては、まず「Zのテーマ」が作成されたそうなのですが、
これが没となったために、この曲を急遽作ったんだとか。
「Zのテーマ」も、マジンガーが疾走してる雰囲気の名曲ですが、
パンチの強さは、やはり断然「マジンガーZ」ですねぇ(´ー`)
本当にどうでもいい余談
こういう名曲については、もっともっとじっくりと書きたいですね。
いずれ、読んでてウンザリするような長さのレビューと言うか感想文を
「語り尽くし企画」みたいな感じでやってみましょうかねぇ(´ー`)
試聴
歌詞
カラオケ選曲No.(2007/10/15時点)
DAM: 2850-01
JOY: 5322
UGA: 6004-42(ロック、ボサノバ、フォーク、ファンク、Pアレンジもあり)