君がくれたあの日[茅原実里]のレビューと歌詞、カラオケ配信状況
収録CD
アルバム「Contact」収録曲ですが、シングルも出てます。
カップリング曲はアルバム未収録の「Last Arden」。これがまたいい曲なんだ・・・
背景
アルバム「Contact」第11曲。ノンタイアップでシングルも発売されています。
データ
歌手: 茅原実里
作詞: 畑 亜貴
作曲: 菊田大介
編曲: 菊田大介
ギター: 飯室 博、飯塚昌明
バイオリン: 大先生室屋、永田真希
プロデューサー: 斎藤滋(ランティス)
レビュー
2007年6月の、歌手活動再開第2弾シングル曲です。
茅原実里の曲では、2007年11月現在で最もパワフルな曲と言えるでしょう。
と言っても、もちろん力押しのハードロックではありません。
「詩人の旅」等と同様、ストリングスの利いたハイテンポなトランス。
その力強さは、灼熱とは正反対で、「凍てつく波動」と表現できそうです。
この曲、ついつい聴きたくなるフレーズがテンコモリになってます。
まずは1番のAメロ「心だけほどけてく」の「こっこーろーだけ~」の部分。
ここに「っ」が入っていなければ、この部分は何の印象にも残らなかったことでしょう。
険しいストリングスによる前奏が終わったところで、静かなところにドラムがビートを刻み始める。
そのドラムに合わせるかのように歯切れのいい声。
直前の「でも」がかなり色っぽいだけに、尚更いいアクセントになってます。
次はBメロ。
「「ごめんね」聞こえないわ」の「ごめんね」。
これ、音階にすると「ラミラミ」となり、ジグザグで音階が変わってるのですが、
こういうフレーズを聴いてるとヤミツキになるのは大鋼だけでしょうか。
そして、Bメロ終盤からは、お得意のちょっと低いコーラスを重ねたヴォーカル。
このコーラスを含めてクリスタルボイスと言えるでしょう。
このBメロを導入として、サビのみのりん節が怒涛の勢いで展開されていきます。
サビはもう、「雪、無音」や「詩人の旅」が好きな人ならまず気に入るでしょう。
茅原実里ド直球のクリスタルボイスで疾走してます。
声の力の入り方も、この曲がNo.1。
サビが終わった後に来るストリングスも壮絶。
このストリングス、この疾走感、このクリスタルボイス。
それらによって表現される情景は"ダイヤモンドダスト"と呼ぶのがふさわしい。
茅原実里+菊田大介の組み合わせほど、この情景を音楽で表現できるアーティストは
少なくとも日本には存在しないのではないでしょうか。
リンク
Lantis - アルバムクロスレビュー - 君がくれたあの日
処方箋(個人差があります(´ー`))
これもドライブで聴きたい曲です。
こっちはもう、ガンガンスピード出したくなっちゃう曲ですが、
スピードよりも、曲の温度にシンクロして、クールにドライビングしましょう!
(お約束ですが、安全運転ですよ!)
どうでもいい余談
この曲がノンタイアップというのは勿体ないですよねぇ・・・
試聴
歌詞
カラオケ選曲No.(2011/02/10時点)
DAM: 2908-34
JOY: 164853
UGA: 4339-13