ウィーアー![きただにひろし]のレビューと歌詞、カラオケ配信状況
カテゴリ: [ONE PIECE][1990’s作品][きただにひろし]
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収録CD
2010年3月に出たメモリアルベストが曲数も多くてベストでしょう。
エイベックス・マーケティング (2010-03-17)
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背景
TVアニメ「ONE PIECE」1st OPテーマ。
(ほぼ2000年代のアニメと言って差し支えないですが、)
(99年10月放送開始ということで、90年代アニメに分類してます)
データ
歌手: きただにひろし
作詞: 藤林聖子
作曲: 田中公平
編曲: 根岸貴幸
レビュー
ここ数年は、大鋼が"フジテレビ最後の良心"と認定していた、アニメ「ONE PIECE」。
(昔はあれほどアニメ多かったのに・・・この局は本当ダメになったよな(;´〆`))
その象徴とも言える、1stOPです。今でもアレンジされた曲が次回予告で使われてますね。
この曲の何が素晴らしいかと言うと、90年代後半というのは、
J-POPアーティストによるハンパなタイアップ曲の全盛時代だったと記憶しているのですが、
(大鋼はフジと日テレしか見れない地域で育ったから余計にそう思うのですが、)
(朝日とかTBSとかテレ東とかはどうだったんでしょうかね?)
週刊ジャンプの看板作品でありながら、直球ド真ん中のアニソンが主題歌ということ!
ドラゴンボールですら、GTではビーイング系アーティストだったのに!
アニソン歌手としての、きただにひろしのデビュー曲。
ですが、この歌唱は紛れもなくアニソン歌手の歌唱。「わかってる歌手」の歌唱でしょう。
田中公平の作曲が素晴らしいのはもちろんありますが、
この歌唱からも、アニメの持つ陽気さが存分に伝わってきます。
サビが素晴らしいのです。
「ありったけの!」と、ちょっと早口な言い回しで始まるところは、
ルフィの表面的なハチャメチャさを表現しているように思えて、
この曲の持つ個性の一番目立つ部分だと思うのですが、
大鋼がグッとくるのは、
「ポケットのコイン、それとYou wanna be my Friend?」の部分。
これまで明るく元気だった歌唱が一気にロマンチックなものへと変わり、
それをバックのストリングス、それとブラスがダイナミックに演出していきます。
このストリングスの出だし!聴きどころですよ(´ー`)!
そこで共感してもらえたら、今度は曲全体で各楽器を追いかけてみると、また面白い。
田中公平と根岸貴幸のタッグは強烈ですよ。
「勇者王誕生!」や「檄!帝国華撃団」(サクラ大戦2以降?)もこのコンビですが、
ダイナミックな正統派アニメソングを作らせれば、右に出るコンビはいません。
この名曲、アニメでしか聴いてないという人は、フルバージョンでじっくり聴いてみてください。
ダニーの歌唱も、田中・根岸ペアの曲も、
もちろん平成ライダーシリーズでおなじみの藤林聖子の作詞も、
それら一つ一つが、聴くたびに新しい発見をさせてくれることでしょう。
思えば、こういうダイナミックな楽しみ方ができるのも「良きアニメソング」ならではですね。
ありがちなハードロックやトランス調の曲ばっかりじゃなく、
こういう曲を生み出せる若手クリエイターは現れないものでしょうか・・・!
処方箋(個人差があります(´ー`))
ダイナミックで勢いのある曲なので、気合を入れたい時はもちろんのこと、
爽やかさも兼ね備えた曲なので、ライトに聴くこともできます。
「深く考えず、とにかくつっこもーぜ!」的な歌詞ということもあり、
現在何かに二の足を踏んでいる方は、これを聴いて、突撃しましょう(´ー`)
どうでもいい余談
上でルフィがどうとか、色々書きましたが、
実際のところ、ワンピースはアニメで一時期見てたぐらいで、
詳しくは知らなかったりします。見たり見なかったりで知識がポツポツ。
最後に見たのは、アイスバーグと一緒にいた連中がなんとかの実を食った回だったっけか・・・
歌詞
試聴
カラオケ選曲No.(2007/10/15時点)
DAM: 6284-01
JOY: 27668(「うたいり」: 99138)
UGA: 1964-01(「唄」: 7851-27)