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声優/アニソンレビュー&CDデータ語り  

ペガサス幻想[MAKE-UP]のレビューと歌詞、カラオケ配信状況

2008年03月02日 20:30 更新                  
カテゴリ: [聖闘士星矢][1980’s作品][MAKE-UP]

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収録CD

基本的にはコンプリート・ソング・コレクションがオススメです。
OVAの主題歌までGETしておきたい方は主題歌&BESTでしょうか。

聖闘士星矢 主題歌&BEST
聖闘士星矢コンプリート・ソング・コレクション


背景

TVアニメ「聖闘士星矢」1st OPテーマ。

データ

歌手: MAKE-UP
作詞: 竜真知子
作曲: 松澤浩明、山田信夫
編曲: MAKE-UP

レビュー

2007年12月から、JAM Projectメンバーのソロ曲を続けてレビューしてきました。
(1月・2月と忙しくて全然更新できなくて、予定がかなりズレてしまったのですが)
今回が最終回です。・・・え?MAKE-UPにJAMメンバーはいないって?
いえいえ、キーボードの河野陽吾はJAM Projectで数多く作曲/編曲を担当しています。
"鬼軍曹"と呼ばれていたり、ある時は"裏JAM"TRYFORCEの一人だったり、
2007年までのライブでは、ずっとギター弾いてましたしね(笑)

おそらくハードロック/ヘヴィメタルのアニメソングが増えたキッカケと言える曲でしょう。
当時すでに、アニメとまったく関係のない歌詞のアニメソングが多く存在していましたが
本格派のヘヴィメタルで本格的なアニメソングをやったこの曲は、あまりに偉大。
エポックメイク的にも、クオリティ的にも、アニメソング史上屈指の名曲と言えるでしょう。
惜しむべきは、MAKE-UPにとって、世に知れ渡っている楽曲がこの曲だけということ。

あのイントロ。うねりにうねったギター。
全てを飲み込んでしまうような、宇宙の激流。
それに身をゆだねているような感覚から、
ハッと目覚めさせられるようなドラムのダダダダダ!「だーきしめたーっ!」
山田信夫の声がまた、透き通るようで、かつパワフル。
ドラムもギターも、キーボードも、それぞれが半端じゃないパワーを持っていますが、
それらにまったく引けをとっていない。メンバーのフルパワーのぶつけ合いが生むクオリティ。
それはもう・・・小宇宙の爆発と言う他ないでしょう。これは宇宙だ!
 (リバーブのかかり具合も大きく影響してますけど)
レトロ志向の強くないアニソン好きの多くの人は、「激しくて神秘的な曲」を好むと思うのですが、
 (大鋼はレトロ志向強いですが、やっぱりそういう曲も好きなんですけどね)
この曲はまさにそれを真正面から走っている曲でしょう。

山田信夫のヴォーカル。
この人ほど"正統派"という言葉が似合う
ハードロック・ヴォーカリストは、いないのではないでしょうか。
音域はかなり広いと思うのですが、
高い声も低い声も、クリアだけれどズ太い芯が通っていて、弱さをまるで見せない。
シャウトも格好いいですし、欠点らしい欠点が見つからない。
特徴を挙げづらいのも、個性と言えば個性でしょうか(笑)
(例えば遠藤正明とかだったら、伸ばし声の語尾に特徴があったりとかしますけど)

伝説級・・・というより、神話級という言葉が聖闘士星矢には似合うでしょうか。
"アニメに合わせた一般曲"が多い昨今ですが、
この曲は"一般アーティストが本気で取り組んだアニメソング"でしょう。
「アニメと切り離しても聴ける」なんて逃げ道は打ち捨てる格好よさ。
今時の業界に、これほどのパワーを持ったアニメソングを創れるかな・・・?
名曲はそうそう生まれるものではありません。
が、可能性を生む土壌くらいは残しておいて欲しいものですね。

処方箋(個人差があります(´ー`))

夜の暗い部屋で、または星空のきれいな夜に、車の中で・・・といった
シチュエーションで聴いて欲しい曲です。
目を閉じて、小宇宙(コスモ)を燃焼しながら聴いてください。
きっと、底知れぬパワーが体内から溢れ出る感覚を得られると思います。

どうでもいい余談

TVを見ていた人にはおなじみの、イントロの「せいっせいやー!」は
CD収録のフルサイズには収録されていないんですよね。

もっとどうでもいい余談

ファミコンの「黄金伝説」のオープニングが好きだったなぁ・・・
 (あのゲームの内容自体はかなり意味不明なものでしたが・・・)
そんな人には、モモーイの唄ってるファミソン8bit stage2がオススメです。

歌詞

MAKE-UP/歌詞:ペガサス幻想/うたまっぷ歌詞無料検索

試聴

Neowing

カラオケ選曲No.(2008/03/02時点)

DAM: 3342-01
JOY: 7687
UGA: 6002-97
(ハウス:7685-05、フォーク:7665-73、ボサノバ:7645-83)
(R&B:7627-17、レゲエ:7509-52)

   
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