LA.ROSE.ROUGE[富沢聖子]のレビューと歌詞、カラオケ配信状況
収録CD
長らく8cmシングルCDにしか収録されていないレア曲でしたが、このCDのおかげで入手しやすくなりました。鉄板ですね。
キングレコード (2009-11-26)
売り上げランキング: 3050
背景
TVアニメ「蒼き流星SPTレイズナー」2nd EDテーマ。
データ
歌手: 富沢聖子
作詞: 河奈みその
作曲: 林哲司
編曲: 川村栄二
レビュー
刻はリアルロボットアニメ全盛期。1985~86年の作品の2ndエンディングです。
物語の後半(第3クール)から使用された曲です。
OPの「メロスのように」や1stEDの「5分だけのわがまま」と比べると
グッと大人のムードが出ています。
レイズナーのヒロインであるアンナは、後半でもまだ17歳なのですが
状況が状況だけに、精神的にかなり強かったですしね。
(流石に、この曲みたいな色気はもってませんでしたが(´ー`))
アンナとジュリア姉さんを足して2で割ったところでしょうか。
出だしからのコーラスの「フッフッフッフッフッフッ」が印象的。
(笑ってるわけではないですよ(笑))
コーラスというよりも、1つの楽器のような感じで、
この曲の持つ空間的広さは、このコーラスが表現していると言えるでしょう。
レイズナーの舞台はほとんど地上だと思うのですが、
メカデザインは宇宙の映える格好いいもので、
主題歌・・・OPはもちろん、このEDも宇宙の似合う良曲です。
この曲もOP同様、アニメのないようとはほぼ関係のないラブソング。
おおらかな曲調で、聴いていて落ち着けます。
アニメソングの中でも、エンディングが
アニメと関係のない内容のバラードであるアニメは多いです。
レイズナーもそう。
ハードでシリアスなアニメの展開の後には、このパターンは"あり"でしょうね。
逆に、1話完結が基本のアニメの場合は、あまり映えません。大抵、明るい曲が似合います。
(ハレ晴れユカイなどは、その典型でしょうね)
つまるところ、アニメを見終えた後のムードがどうあるべきか、という視点で
つくられたエンディングは素晴らしいものになる可能性が高いかな、と考えます。
まぁ、アニメソングとしてよくできている、ということと、
曲単体での聴き心地の良し悪しというのはまったくの別問題と言えますが・・・
この曲は、アニメが無くてもじっくり聴き込めちゃいますしね。
処方箋(個人差があります(´ー`))
安らげます。安らぎが欲しい時は、
好みのバラードの中にこの曲を混ぜて聴くといいかも。
あるいは、部屋のあかりを消して、寝ながら聴くと、
音の広さから宇宙に漂っているような感覚にひたれます。
まぁ・・・あなたの想像力次第ですけどね(´ー`)
どうでもいい余談
冒頭で「8cmシングルだけのレア曲」と書きましたが、
この曲などは、シングルが復刻されている分まだ入手しやすくて、
1stEDの「5分だけのわがまま」は、このシングルにも収録されていません。
93年頃に出たアニメのオムニバスCDに収録されているようですが、
大鋼は持ってません・・・さすがにそれ1曲のためにアルバム1枚は・・・(´`)
追記(2011年2月20日):のちに「サンライズロボットアニメ大鑑」発売により入手可能になりました。
歌詞
試聴
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カラオケ選曲No.(2008/05/11時点)
DAM: 2019-15
JOY: 55883
UGA: なし