Feel so Easy![桃井はるこ]のレビューと歌詞、カラオケ配信状況
カテゴリ: [2000’s作品][Mission-E][桃井はるこ]
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収録CD
このCDとは別に発売されているMission-EのサントラにはビリビリverとTVサイズが収録されていますが、原曲のフルサイズは収録されていないので、注意が必要です。
エイベックス・マーケティング (2008-08-27)
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背景
TVアニメ「Mission-E」EDテーマ。
ビリビリきたぞ・・・良質なアニメソングだ!
データ
歌手: 桃井はるこ
作詞: 桃井はるこ
作曲: 桃井はるこ
編曲: 桃井はるこ
レビュー
アニメ「Mission-E」は2008年の作品です。(全話感想も書いてます。)
上記の通り、ヴォーカルから作詞作曲編曲全てを担当したモモーイ曰く、
"80'sカルチャーを想起させる、アーバンでキャッチーなトラック"とのことで、
杏里の「キャッツ・アイ」を思いっきり意識したな、というのがよくわかる曲です。
曲も歌詞も、やっぱり夜の都会が想像できるのです(´ー`)
ちょっとサスペンスフルで、ちょっとエロティック。
あくまで「ちょっと」なのは、きっとわざとそうしているし、Mission-Eにも合ってます。
この曲の何が魅力だろう、と考えた時、
大抵の曲なら、この楽器がいいね!と言えるのですが、
この曲はそうではない。何か自分好みの楽器がいいフレーズを紡いでいるわけではなく、
曲全体の持つ雰囲気、空気感。これがたまらないのです。
スピードよりも、クイックネスに優れる。OZのエージェントの戦いは、こうだ。
存在感のでかいシンセドラムも、地味ながら絶えず跳ねに跳ねているギターも、
ピコピコなっている電子音も、もちろんモモーイのヴォーカルも、
絶妙な絡み方をして耳に流れ込んでくる。
そう、この曲は「流れ込んでくる」音楽です。是非ヘッドホンで聴いていただきたい。
すんなりと耳に入ってくる歌詞もいいですね。
「アニメの名前が入ってなきゃアニソンじゃない!」なんてことは言いませんが、
入れることに意義は大いにあると思ってます。
アニメソングに必要なのは、この不敵さ。
この「Feel so Easy!」からは、アニメ「Mission-E」についての圧倒的自信を感じます。
Mission-Eを素晴らしいと思ってなければ、こんな歌詞は絶対に書けないからです。
「Eかんじ!」、「Believe believe E!」、「アブナいタイプいい」・・・
徹底して「E」と「ビリビリ」にこだわったサビ。
アニメ「Mission-E」という、いい素材を真正面から唄いきったこの曲は、
名曲になるべくしてなったに違いないのです。
"80年代風"をやらせれば、モモーイの右に出る者は、きっといません。
このテのオマージュをやらせれば、モモーイの右に出る者は、きっといません。
(雰囲気だけでオマージュ扱いは、流石に言いすぎかもしれませんね(;´ー`))
ともなれば、この曲が世に出ることは必然だったし、
「Mission-E」というサイキック・バディアクションの物語と出会ったことは
間違いなく幸いだったと思います。
瀬戸の花嫁、ジェニー・・・と、声優として密接に関わった作品の主題歌を
唄ってきて、いずれもモモーイの個性を存分に発揮した曲でした。
ただ、80年代的な曲の魅力で、大鋼が特に感じているのは
"いかにもデジタル"でサイバーな空気感なんですよね。
それが最も力を発揮するのは、この曲のような、ハイテンポで格好いい曲だと思うのです。
処方箋(個人差があります(´ー`))
この曲、ハイテンポなのですが
上述のように、怒涛のごときシンセドラムが音を耳に流し込んでくれるような曲です。
これは、ちょっとした滝に打たれる感覚に近くて、
むしろ疲れて何もしたくない時に聴くと、意外に心地いいのかもなぁ、と思います。
どうでもいい余談
しかしまぁ、モモーイの恐ろしいところですよ。この曲。
アニサマに行って以来、大鋼は
「ライブで盛り上がれるようにコール&レスポンスを入れよう!」的な
アニソンの作られ方に、ひどく反感を抱いているわけですが、(特にJAMね)
それをおそらくかなり昔からやっているであろう、急先鋒のモモーイは
ライブ的視点でもアニメ的視点でも、これでもかというくらいガッチリやってるから
叩く余地がまったくないんですよね。
・・・いや、もちろん叩きたくないですし、今後もそうであって欲しいと思いますよ(´ー`)
歌詞
歌詞 - Feel so Easy! - 桃井はるこ - 歌ネット
試聴
Feel so Easy! - Amazon.co.jp
カラオケ選曲No.(2008/10/27時点)
DAM: 3258-72
JOY: 175589
UGA: 4242-22
ネタバレトーク
歌詞は、ま~ちゃん視点でのアドルのことですよね。
最後まで見て、初めて気づきました。最初は、千波美視点かと思ってたんですけど・・・
アドルはま~ちゃんにとっては「もうひとりのわたし」だったんでしょうね。