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声優/アニソンレビュー&CDデータ語り  

アニソンBIG3 コンサート2009 in ハートピア春江

2009年08月11日 17:22 更新                  
カテゴリ: [ライブレポート]

このコンサートに行くのは昨年の京都に続いて2度目。
今回も、落ち着いた雰囲気で、かつ笑いも耐えない、いい2時間でした。

堀江美都子デビュー40周年ベストアルバム 堀江美都子ベスト
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セットリスト

01 熱風!疾風!サイバスター(水木、堀江、影山)
ここから代表曲をソロで1曲ずつ
02 CHA-LA HEAD-CHA-CHALA(影山)
03 キャンディ・キャンディ(堀江)
04 マジンガーZ(水木)
ここからソロを数曲ずつ
05 ひみつのアッコちゃん(堀江)
06 花の子ルンルン(堀江)
07 Time~2036の選択~(堀江、影山)
08 夢光年(アコギver)(影山)
09 牙狼 ~SAVIOR IN THE DARK~(アコギver)(影山)
10 しあわせならマジンガー(会場全員)
11 STORM(水木、影山)
12 バビル二世(水木)
13 コン・バトラーVのテーマ(水木)
ここから、またソロで1曲ずつ
14 笑顔のループ(堀江)
15 WE GOTTA POWER(影山)
16 道(水木)
17 CROSS FIGHT(水木、堀江)
18 時を越えて(水木、堀江、影山)
アンコール
19 響け!太鼓の達人(水木、堀江、影山)

コンサートの雰囲気

 会場の規模は京都と同じくらいだったかと思いますが、今回は比較的若い人が多かったように思います(ご年配の方も、もちろんいました)。今回もオールシッティングのコンサート(しあわせなら~の時以外)。京都と違って、サイリウムも一切なく、手拍子がメインの穏やかな雰囲気。聴き応えのある影山のアコギなどでは手拍子さえ無し。京都でもそうでしたが、静寂の中、座ったままでアコギの弾き語りを聴く・・・これほど落ち着いてじっくりとJAMの曲を生で聴けるのは、このアニソンBIG3ぐらいなんだろうなぁ・・・

 セットリストは上記のとおり。京都とは若干異なり、いい意味で予想を裏切ってくれました。超定番の曲は押さえつつ、「WE GOTTA POWER」や「コン・バトラーVのテーマ」が聴けたのはかなり嬉しかったです。

歌手3人について

 今回は饒舌だったアニキ。京都では徹夜明けだったためかひどくグダグダでしたが、今回のアニキはひょっとしたら3人で一番元気だったかもしれない。個人的には、「コン・バトラーVのテーマ」が最高でした。普段はこの曲をMP3で聴いていても、ノスタルジックな気分に浸ることはあっても、気分が高揚したり・・・所謂、"燃え"ることってのはないんですけど、やはり生で聴くと全然違いますね。アニキがアニメで初めて涙を流した作品がコン・バトラーVだった・・・というエピソードが先のトークの中にあったこともあって、かなりクるものがありました。そうなんだよな。"ガンダム以前"を知らない人にこそコン・バトラーは見て欲しい。
 しかしながら、ドラクエ9やってたんですね。相変わらずゲーマーなんだなぁ・・・

ミッチ姉さん。40周年、おめでとう!
相変わらず衰え知らずというか、声の伸びが半端じゃなかったです。今回も少女アニメの曲がメインということで、大人しく聴いていましたが、「Time~2036の選択~」「CROSS FIGHT!」はやっぱりいい。「Time」は、生で聴くと特に素晴らしい。これほどハモりがきれいな曲って、なかなか思いつかないんですよね。でも、次は「ENGAGE!!!ゴーダンナー」も聴きたいぞ。歌詞を覚えるところから練習中だと言ってたので、この夏、ミッチとアニキの出演するライブに行く人はお楽しみに(´ー`)

影山ヒロノブ。
相変わらず、すごく元気にイキイキと唄ってる姿が印象的でした。
ご本人の日記にも

アニキとねえさんが、楽しそうに歌っていることが一番大事だよ。
俺は、そんな二人を少しでもサポートできれば幸せさ。
それは、いつもどんなときでもだよ。( ̄▽ ̄)ノ

と書かれていましたが、アコギのコーナーでリクエスト募集してて「遠慮するなよ~」と言ってくれたり、つくづく気のいい人だってのがよくわかります。(当サイトではたびたびJAM Projectに批判的な文章を書いてますけど、決して嫌いなわけではないのですよ(´`))
 今回も、アコギの弾き語りが格好よかったです。その分、普通のソロがDBZの2曲だけだったのは少々残念でもありますけど、「STORM」も聴けましたし、まぁよし。1番でAメロの歌詞を2番と間違えて、2番はその逆で1番の歌詞を唄ってましたね(爆)
吹き上がるマグマ~時空~さえ歪め~て 大地が割れる~(´Д`)♪

アニソンシンガーはもっと地方へ!

 こういう地方の小~中規模のホールでアニソンを聴かせてくれるこのBIG3の企画は本当素晴らしい。歌手と観客の距離が近いし、ちゃんと目の前の観客を見てくれてる。
 アニサマを中心とした大規模なライブがあったり、あるいは南米や欧米、アジア・・・と海外にライブに行くアーティストも増えたりしてますが、そうなればなるほど、アーティストとリスナーの距離は遠く離れていく。さらに言えば、国内の東京・名古屋・大阪に気軽に行ける地域以外の人は、ライブとは縁が極めて薄い(こないだ福岡で大きなライブがありましたけど、九州最北の県ですからね・・・南部の人達で行った人はどれくらいいるだろう)。
 毎年ライブツアーを国内数ヶ所で実施しているアーティストに提言したいのは、毎年1~2ヶ所くらいは、普段行かない県に行って欲しい。仙台以外の東北地方とか、北陸とか四国とか九州南部とか、沖縄とか。
 そういう意味で、このBIG3を見習って欲しいですね。バンドの生演奏があるに越したことはないですけど、カラオケでも、来てくれるだけでも嬉しい。そんなものですよね。

   
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