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声優/アニソンレビュー&CDデータ語り  

戸松遥のCD売上・オリコンランキング分析

2011年09月05日 21:03 更新                  
カテゴリ: [戸松遥][アニソンデータ]

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目次

  1. 歌手・戸松遥の簡易年表
  2. ソロ活動の売上グラフ
  3. ソロ活動の売上分析
  4. 売上面でのライバル
  5. ヒット曲

歌手・戸松遥の簡易年表

年月日 出来事
2007/07/25 「魔法少女マジカルたん!」でキャラソンデビュー。
2008/09/03 「naissance」で本人名義でのCDデビュー。
2008/10/29 「motto☆派手にね!」発売。25,000枚超のヒット曲に。
2009/04/22 スフィアが「Future Stream」でデビュー。
2011/04/27 茅野愛衣、早見沙織と歌った「secret base~君がくれたもの~」発売。
45,000枚超のヒット曲に(2011年9月現在、売上記録更新中)。

 ちなみに、個人名義、ユニット、キャラソン等全部ひっくるめて、初リリースから100曲目のリリースまでの日数が1001日というスピード記録を持っています(参考: 声優全曲リスト「例の企画(騙りサイト)」)。キャラソンを大量に歌いつつ、本人名義でもスフィアとしてもアルバムを出していた故の早さですね。

ソロ活動の売上グラフ

戸松遥CD売上グラフ(2011年8月ver)
クリックで原寸表示します。

ソロ活動の売上分析

 2011年8月現在、最大のヒット曲は2008年10月発売で、アニメ『かんなぎ』のOP、2ndシングル「motto☆派手にね!」。初動で1万枚を超えたのもこのシングルのみ。売れた要因は、『かんなぎ』のタイアップ効果が大きかったため。もちろんキャッチーで人気の出やすい曲だとは思いますが、声優業での代表作が今でもナギと言われることが多いように、戸松遥の代表曲がこの曲であることに異を唱える人は、ほとんどいないでしょう。

 その後は声優の仕事を着実にこなしながらも、大ヒットアニメの出演に恵まれることもなく、2009年4月に結成したスフィアは既に初動13000枚以上を売るユニットに成長したものの、ソロ活動では初動7000枚前後、累計も11000枚を超えればいい方・・・と、横ばいを続けています。これはアニソン業界で言えば決して悪い数字ではありません。ただ、スフィアでの数字と比較して「こんなに違うの!?」と思ってしまうのは僕だけではないでしょう。

売上面でのライバル

 同じスフィアメンバーの高垣彩陽・寿美菜子。それから、全盛期のアルバム売り上げでは大きく劣るものの、シングルの売上はおよそ互角の茅原実里、(最新シングルで復活し、再度差をつけられましたが)May'nなど。ここに、スターチャイルドでのソロデビューシングルの初動が約9000枚となった喜多村英梨が加わりそうです(2ndシングル以降は少しプロモーションが地味になりそうな予感)。また、超電磁砲タイアップでないfripSideもこの位置にまで売上を下げていることもあり、「売れ線のアニソン系アーティスト」のほとんどは、実はこのラインにいるのかもしれません。

名前 最新シングル名 初動(万) 累計(万)
May'n Scarlet Ballet 1.37 2.44
喜多村英梨 Be Starters! 0.89 1.35(更新中)
戸松遥 Oh My God 0.70 1.06
茅原実里 Planet patrol 0.67 0.86
fripSide Heaven is a Place on Earth 0.65 0.65(更新中)

ヒット曲

motto☆派手にね!
motto☆派手にね!
 初回限定盤・かんなぎ盤は既に高値がついており、気軽に購入することはできません。このCDを購入する意義は、アルバム未収録のc/w曲「シアワセサガシ」の入手と、「motto☆派手にね!」のinst.verの入手にあります。
secret base ~君がくれたもの~ 【初回生産限定盤】
secret base ~君がくれたもの~
 キャラソンなので上のグラフには含めていませんが、2011年8月終了時点で、戸松遥が参加したCDでは最大のヒット作(のはず)。人気アニメのEDであり、日本人が弱い"思い出"の曲。誰が歌っても売れていたでしょうが、安城鳴子役は戸松遥以外にあり得ません。

参考リンク

you大樹
詳細な数字が見たい方は、ここに登録するといいと思います。

   
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