『けいおん!』、『化物語』、そして『水樹奈々』!グラフで見る2009年アニソンシングル年間売上TOP30
なんて総決算!
ニコニコに集計動画をUPされてる方がいたので、このデータを基にグラフを作ってみました。
ランキングのグラフ
なんて存在感!圧倒的だった『けいおん!』
改めてグラフで見てみると、『けいおん!』の勢いがいかに圧倒的だったかというのがよくわかります。もはや「Don't say "lazy"」と「Cagayake!GIRLS」については言うまでもありませんが、合計9枚が30位以内にランクイン(ちなみに憂と和はそれぞれ37位と39位)。
アニメ自体の人気等については色んな見方があるでしょうが、少なくとも、こと音楽に関しては、2008年の『マクロスF』のように、2009年は『けいおん!』の年だったということに異論を挟む人はいないでしょうね。桜高軽音部の5人の中の人も一躍名を上げましたし、それぞれ来年以降が楽しみでもあります。
TOP30に合計4枚!伏兵『ヘタリア』
『けいおん!』には及ばずも、かなりの勢いがあったのが『ヘタリア』。イギリスが突出していますが、4枚が2万枚の壁を超えているのは凄いですね。キャラクター人気で成り立ってる作品故でしょうか(アニメ自体は、あんまり話題にのぼってるのは見かけませんでしたが)。
ちなみに偶然ながら、このTOP30の曲が2万枚の壁を突破した曲です。31位以下は2万枚未満なんですよね・・・
水樹奈々に敵無し!見慣れた顔ぶれが揃う声優シンガー
声優個人名義で他を圧倒したのは、やはり水樹奈々。紅白にも出ますし、来年はより一層楽しみですね。次点に11位・林原めぐみ、12位・平野綾・・・と続きますが、「SuperDriver」の平野綾はハルヒみたいなもんですし、その次となると、25位「silky heart」の堀江由衣。この辺は、何年も前からの人気声優シンガーですよね。2010年は新しい顔が出てくるのを期待しましょう。あえて今予想するなら、茅原実里が歌う劇場版ハルヒの主題歌はかなり売れる気はしてます。これもほぼ長門名義と似たようなものですが・・・
新たな時代の幕開けか?アニソンアーティスト
声優でないアーティストでは、3位・supercellの「君の知らない物語」と8位・fripside「only my railgun」が健闘。『化物語』、『超電磁砲』ともに人気アニメでしたが、主題歌が引っ張った面も少しはあるんじゃないでしょうか。次点は19位の茂家瑞季「Let's!フレッシュプリキュア!」、23位の志方あきこ「片翼の鳥」、28位May'n「キミシニタモウコトナカレ」、29位Kalafina「failytale」・・・と、多分May'nを除いた5人?は、これまでアニメ好きの中でも広く知られていない人だったと思います。May'nも昨年から出てきた人ですし、ここは声優シンガーと違って新鮮な顔ぶれですね。
足場を着実に固めたMay'n
そのMay'nは、シェリル名義を含めると13位「pink monsoon」、24位「シェリルの宇宙兄弟船」も含めた3曲が30位以内。シェリル名義であることで売上が激増しているのは確かですが、先日でたMay'n名義のアルバムも結構売れましたし、来年こそはマクロスF以外のアニメ主題歌をガンガン歌って欲しいですね。マクロス以外での代表曲を作って欲しいです。
総括
個人的な好みの曲はほとんどランクインしなかった(Don't say "lazy"くらい?)ですが、総合的には、とにかくキャラソン強し!な結果ですね。CDが売れているということは、2010年もこの傾向は続くでしょうし、特にシリアスな内容でないアニメでは、アニソン歌手の出番はほとんど無くなるのかもしれません。
そのシリアスな内容のアニメも、果たしてどれだけ出てくるのか。バトルものが減れば、格好いい曲だって減りますもんね。そういう意味で、今年「only my railgun」が売れてくれて、本当によかったと思ってます(アニメは見てませんけど(;´ー`))。