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声優/アニソンレビュー&CDデータ語り  

どっちがお得?アニサマ2010の初日と2日目をCD売上で比較してみた。

2010年08月01日 21:35 更新                  
カテゴリ: [アニソンデータ]

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まぁ「好きな歌手がいる方」に決まってるのですが。

 2009年9月~2010年7月5週目までのCD売上の累計でグラフを作ってみました。

数字での全体比較

全アーティストの総タイトル数(7月27日時点)
 8/28:35枚
 8/29:35枚

リリース枚数は互角。28日はまだ参戦アーティストが増えるので、28日が最終的には勝つでしょう。

全アーティストの総売上枚数(7月27日時点)
 8/28:約75万2300枚
 8/29:約73万3300枚

2万枚近く28日が勝ってます。29日には水樹奈々がいるだけに、ちょっと意外。

突出している水樹奈々と『Angel Beats!』

アニサマ2010アーティストのここ1年のCDトータル売上(8/28編)

 28日は、まずガルデモという突出した存在がいて、fripSide、Liaという(あくまで累計ですが)10万枚アーティストが続きます。5万~10万枚を売ったアーティストがいませんが、スフィアが「Now loading...SKY!!」を加えてここに入ってくるのはほぼ確定。CD売上的にみた"勢いのある大物"はこの4組でしょう。

アニサマ2010アーティストのここ1年のCDトータル売上(8/29編)

 29日も、同様に水樹奈々が群を抜いていて、次にMay'nが続きます。10万枚を超えているのはこの2人で、次が茅原実里と田村ゆかり。"勢いのある大物"は、この日も4組。

 "売れ線のアーティスト"の数という意味では互角ですが、総売上枚数では29日には水樹奈々がいるにも関わらず、28日が大差をつけています。CDを1万枚売っていないアーティストの数が、28日は5人、29日は8人。この13組のうち、当日までに1万枚を超える可能性がありそうなのは、8月にシングルを出す石川智晶、アルバムを出す高橋直純。ともに28日です。

 次に、両日併せての総売上グラフ。リリース枚数と、1タイトルあたりの平均売上もつけました。

アニサマ2010アーティストのここ1年のCDトータル売上(全員編)

 ざっと見て、水樹奈々とガルデモの売上、JAM Projectのリリース枚数が凄いですね。前者はリスナーから、後者は業界から評価された結果と言っていいでしょう。

 期間を区切ってのCD総売上は、即ちその期間の勢いを示します。グラフの右側の人達が必ずしも「売れない」というわけでなく、中には、今はCDを積極的に売っていない人もいます(ちなみに、のみこはこの1年CDを出していないので0)。そういう人は実績を買われて参戦するんだろうと思いますが(売上低調ながら、子供向けで頑張ってるサイラバはここに含めたい)、問題は順調にリリースしているのに微妙な位置にいる人。仕事の数からして業界からは評価されてるけど、世間一般からはあまり評価されていない人。あるいは知名度が追いついてない人。

 ちなみに今回のアニサマには今のところいませんが、当サイトで応援している今井麻美もラジオCD含めて4枚リリースして1万枚売れてないので、もし参戦したらグラフではかなり悲惨な結果になります。
 ・・・何が言いたいかって、こうやってグラフにしちゃうと、頑張ってるのに結果が出てないってのが簡単にわかっちゃうんですよね。作った自分で言うのも何ですが、余計なお世話なんです。実に。ただ、今回アニサマに参加できたということは、今までスルーされてた人達の心を動かすチャンスなんですよね。会場とニコ生を合わせれば軽く4万人を超える人数が聴いてくれるはず。いい歌を歌ってきたという自負があるなら、この機会を逃さないでほしい。(ミンゴスもGirlsNightで・・・頑張れ!)

 ・・・ゴホン。話を28日と29日の比較に戻すと、坂本真綾や、平野綾、Kalafinaあたりが29日に参戦すればあっさりひっくり返りはしますが・・・もう29日参戦アーティストは確定しちゃったので、逆転の可能性はなくなっちゃいました。当日までに数字の変動は当然あるので、1週間後くらいに更新版の記事を書こうと思います。

そういえば、今年はこの人出ないのね・・・

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