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このアニメもこうちゃん!?夏色キセキ 第9話「旅のソラのさきのさき」感想

2012年06月18日 12:13 更新                  
カテゴリ: [アニメレビュー][夏色キセキ]

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ネタバレ抜きの序論

祐介「お姉さん、ちゅじょでしょ?」

本編感想


夏色キセキ9話の優香と3人

優香「ぜっこ~ぜっこ~絶好調~!!」

夏色キセキ9話の4人を見送る千晴たち

千晴たち「ぜっこ~ぜっこ~絶好調〜!!」


夏色キセキ9話の夕食


夏色キセキ9話の朝食

 夕食の時、全員右手で箸を持っていますが、箸の向きが逆に置かれてますよね。紗季視点の画では正常な位置に箸置きがありますが、紗季が箸を置く時はやっぱり逆に。これはBDで要修正でしょうか。ところで、夕食の時の「いただきま〜す」が妙に癖になるのは僕だけでしょうか(爆)

『花咲くいろは』と料理を見比べてみるのも一興。
まぁ民宿と温泉旅館ですし、見るからに掛けてる予算と手間暇が段違いですけど。
花咲くいろは 第13話「四十万の女 ~傷心MIX~」感想


夏色キセキ9話の千晴


夏色キセキ9話の千晴と小晴

 千晴と小晴。離島の医者と言えば、島民に嫌がらせ受けたりとか、何かと酷い話しか聞かないのですが、お爺ちゃん先生は小晴たちに泳ぎとか勉強とか教える余裕があったんですねぇ・・・島民性が良かったのか、ヨソ者扱いされなければ平和に仕事ができるのか。紗季父は、今回の件が無ければ小晴や小晴に同調する勢力にいびられて先週みたいな廃人になってしまっていた可能性も・・・(まだ引越してませんけど(爆))千晴の声優は茅野愛衣。今だと『モーレツ宇宙海賊』にも出演してますけど、いい声ですよね。『ベン・トー』の時はまるで違う声でしたが、『あの花』のめんましかり、アイちゃんしかり千晴しかり、声の揺れが心地いい。アニメに自然に馴染む声で、戸松遥のオーバー・アクトとは違った魅力。千晴は千晴で、明るくて気立ての良い子ですがしっかりと色気は持ってて・・・前回とは打って変わって良作画回だったのが大きいのは言うまでもありませんけど。

 「こうちゃん」と言うと、これまた『花咲くいろは』を思い出しちゃうわけですが、オマージュでもなく、無論パクりというわけでもなく、花いろ見てた人にとってニヤニヤしちゃう展開が少なくないのは、狙ってるんでしょうか(爆)


夏色キセキ9話の凛子


夏色キセキ9話の優香と凛子


夏色キセキ9話の優香、凛子、夏海


夏色キセキ9話の凛子と夏海


夏色キセキ9話の3人を見る透明紗季


夏色キセキ9話の優香に添い寝する凛子

 毎度ながら、印象的なセリフを残したり、ストーリーの中心として描かれたりはしないものの、謎の存在感を発揮している凛子。優香と一緒にいる時が一番嬉しそうなのは毎度のことですが、紗季が悩んでいることに気づいていたり、夏海に寄り添ってみたり、いつもとちょっと違った雰囲気。夏海を見る顔が妙に色っぽい・・・掴みどころのないキャラですが、翌朝には優香にくっついて寝ていたりして、「優香好き」だけは揺るがないですね。


夏色キセキ9話の紗季の横顔


夏色キセキ9話の鼻血紗季


夏色キセキ9話の透明紗季と3人


夏色キセキ9話の元に戻った紗季


夏色キセキ9話の帰還紗季

 毎回ながら、紗季の横顔描写は意識的に埋め込まれてますよね。そういう「美人」設定。今回は素っ裸で島中を歩きまわることになりましたが、話の中心にいるようでも紗季の気持ちはベールに包まれていて、結局紗季が何を悩んでいたのかは言葉で結論づけられることはありませんでした。小説の類を全く読まない僕ですが、この作品を理解する上で、小学校や中学時代の国語の試験を思い出しました。「紗季は何故姿を消してしまったのか。40文字以内で答えよ」って問題があれば、何となくは理解していてもはっきり説明することは簡単ではありません。読解力・・・


夏色キセキ9話のマグロを食べる夏海


夏色キセキ9話の夏海


夏色キセキ9話の夏海2


夏色キセキ9話の夏海3

 別れはつらいけど妥協しようとしていた紗季、妥協なんかしなくていい、と言い切った夏海。優香・凛子に言った「引越し、嫌なんだと思う」というのは夏海の願望。しかし・・・小晴に自分を見てしまったんですね。紗季父が望まれて島に行くことも知ってしまった。夏海が観念したことが、紗季が元に戻った決定打だったのだと思います。

今週の花木優香


夏色キセキ9話の水着優香


夏色キセキ9話の温泉に浸かる優香

 素っ裸の紗季が印象的な回でしたが、冒頭の優香もこの格好で学校に侵入しようとしたり相当に無茶です(爆)しかし、やっぱり紗季を引きとめようとする夏海を諭すシーンがすべてでしたね。優香がこんな真面目なことを!っていう。自身はトラブルメーカーですが、1話の絶交事件しかり、周りのトラブルには意外に冷静(我欲が絡めば別ですが)。理屈で諭す優香と、優しくなだめる(でも実は「行く!」という言葉を誘導させたりする)凛子はいい夫婦だな・・・(爆)

 別れる辛さに、引越しの不安、妥協しているところへの(気持ちは嬉しいけど辛い)夏海のプレッシャー・・・そういったものがひとつひとつクリアされていく話。『AngelBeats!』がやっていた「未練が無くなれば消える」の逆パターンですね。紗季の抱えていた悩みが、いくつもの段階を経て、学校から絶景の夕日を見たことで解消され、元に戻った。逆に言えば、「いい場所だった」と思えなければ2度と戻れなかったのかな・・・なんて。

 「御石様の親戚」について・・・このいい加減さが「日本の神様」って感じがしませんかね。『猫神やおよろず』のOPで「ほんとのお願いごとはこっそり贔屓してくれる」って言ってましたが、それくらいのゆるさ。多分この後、御石様の謎的なものが明らかになることはないんじゃないでしょうか。

6/25にサントラ、7/25にドラマCDが発売されますよー。
夏色キセキ オリジナルサウンドトラック
TVアニメ 夏色キセキ ドラマCD

優香のワッペンキーホルダーですよ。
夏色キセキ 刺繍ワッペンキーホルダー 花木優香

今週のネタ


夏色キセキ9話の優香の指が六本?


夏色キセキ9話のキョン


夏色キセキ8話の紗季父


夏色キセキ9話の紗季父

 優香の指が6本・・・そして前回ああだった紗季の親父さんの目に命の火が・・・(爆)

   
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