DAIMONZI-X

声優/アニソンレビュー&CDデータ語り  

「FUKUIアニソンまつり!」と「ANISON COMPLEX」で考える、福井のアニソン事情。

2012年12月20日 01:12 更新                  
カテゴリ: [雑報]

タグ: [][][][]

NHK福井放送局の企画の公開収録の観覧に当選したよ!

「FUKUIアニソンまつり!」と昨今の福井のアニメ/アニソン事情

FUKUIアニソンまつり出演者
情報元:イベント詳細・申込(NHK福井放送局 開局80周年プレイベント
FUKUIアニソンまつり!) | イベント・インフォメーション | NHK(日本放送協会)

 福井県は元来、アニメというものにかなり疎遠な部類の県でした。(CATVに加入していなければ)民放は2局しか見ることができず、少なくとも平成以降のガンダムシリーズは一度も放送されたことはないはず。まぁ、今はBSでアニメを沢山放送していますし、webでの配信も沢山ありますから、2000年代前半頃と比べればアニメを見る環境はかなり改善されてきていますが・・・BSが無ければ『けいおん!』だって『はがない』だって見れない県であることに変わりはありません。

 当然、声優やアニソン系のアーティストが来ることもマレ。これは民放云々ではなく、単に人口や交通の便の問題でしょうが、ともかく業界人にとっては「行ってもしょうがない県」だったはず・・・だったのですが。今年・・・2012年に入って、どうも状況が変わってきたようです。

日付 人物 イベント名(会場名)
7月21日 水樹奈々 NANA MIZUKI LIVE UNION 2012
(福井フェニックス・プラザ)
10月13日 田村ゆかり 田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2012 Autumn *Fall in Love*
(福井フェニックス・プラザ)
11月30日 桃井はるこ 桃井はるこライブツアー2012『あんぎゃ ~モモーイ日本の旅~』
(CHOP)
12月1日 AKINO with bless4 あにぱ!(響のホール)
12月22日 藍井エイル,春奈るな
瀬戸麻沙美,結城アイラ
FUKUIアニソンまつり!(みくに文化未来館)

 7月の水樹奈々を皮切りに、田村ゆかり、桃井はるこがライブツアーに福井を組み込み、AKINOもアニメイベントの目玉として呼ばれています。一体何があった・・・と言わんばかりに。

 完全に推測ですが・・・3.11以降、アニソンに限らず多くのアーティストが東北に注目していたと思います。当然、その中には福島も含まれていたはず。その福島と名前が似ている福井を連想して「そういや福井行ったこと無いよな!」という流れになったのではないでしょうか。あるいは原発ですね。ニュース見てて「そういや福井なんて県あったよな!」と思っても不思議ではありません。何せ知名度ワーストランキングの常連ですからね。

 無論、そうネガティブな理由だけではなく、聖地アニメの流行や徳島・マチアソビの成功などから、福井に限らずアニメイベントなどが地方に分散している現状はあります。P.A.Worksという北陸(富山)が誇るアニメスタジオもありますし、P.Aではありませんが福井が登場する『ちはやふる』なんてアニメも出てきました。『ちはやふる』で主演を務め、P.Aの直近の作品である『TARI TARI』にも出演した瀬戸麻沙美がアニソンまつりのゲストなのは必然と言えます。

 福井でライブをやる場合、ある程度の大物になれば大ホールのキャパが約2000の「福井フェニックス・プラザ」が使われることが多いですが、より小規模なライブを考える場合、「響(ひびき)のホール」がオススメです。JR福井駅から歩いていける距離で、オマケに県内唯一のアニメイトのすぐそば。福井名物のヨーロッパ軒や秋吉も比較的近いですし、一部の人気アーティスト以外は是非ご検討を・・・!(どこに向かって書いているのやら)

「ANISON COMPLEX」

Tweetvite :: ANISON COMPLEX 2nd GIG

 FUKUIアニソンまつりの翌日の12/23(日)、同じく福井で「ANISON COMPLEX」なるイベントの第二弾が開催されます。このテのクラブと言えば秋葉原のMOGRAが有名ですが、なるほどオタクのたまり場であるアキバならいざ知らず、福井でアニソンイベントをやるというのはなかなかの挑戦。

 第1回も行ってきたのですが、正直最初は楽しめるのか心配でした。アニソン縛りとは言え、自分の好きな音楽、知ってる音楽ばかりかかるわけではない。クラブなんて行ったこともないし、楽しみ方もよくわからない。僕にとっての音楽は自宅でのリスニング。ライブも好きですが、やはりCD音源をヘッドホンで聴くのが一番・・・そんな僕がどう楽しむというのか。

 いざ行ってみて感じたのは、あれだけの大音量でアニソンを聴ける、というだけでそれなりの値打ちがある、ということ。周りを見れば、DJの眼前でヲタ芸に興じる人達もいれば、後ろの方で聴いてる人もいる。スマプリのなおちゃんのコスプレしてる人も来てました。僕はと言うと、基本的には後ろのほうで大人しくしてましたが、中島愛や戸松遥の曲が来た時なんかはライブのノリでサイリウム片手にピョンピョン跳ねてました。ヒット・アンド・アウェイってやつです(爆)好きな曲がかかると、ほっといてもテンションは上がりますね。やっぱ。

 主催者がtwitterのフォロワーさんということもありますが、今回も参加する予定です。クラブに限らずとも、オタクが集う場所の独特の居心地は嫌いじゃないんですよね。アニソンまつりに参加する人もそうでない人も、アニソンを大音量で楽しめる福井では数少ない空間に足を運んでみるといいと思いますよ。

   
カテゴリ: [雑報]
タグ: [][][][]