GF(仮)Vol.3、笹原野々花はただのポンコツではない。2015/03/25頃発売のアニソンCD／アニメBD

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戸松遥 出演アニメBD

　ガールフレンド(仮)BD3巻の特典CD、キャラソンは佐藤利奈、寿美菜子、日高里菜、内田真礼、茅野愛衣、日笠陽子という面々。楽曲のキャッチーさでは1巻や2巻と比べると全体的に地味かなーという気もしますが、アニメでも目立っていた見吉奈央(内田真礼)の曲(試聴動画では1:57～)が光っている印象。

　奈央はアニメとゲーム(つまり男がいるかどうか)で印象がハッキリと変わってくるキャラ。アニメonlyの知識だと想像できないでしょうが、ゲームでは主人公をダーリンと呼ぶベタ惚れっぷりで、今回のキャラソンはゲーム版の奈央。最新カードは完全に落としに来てます。この破壊力はヤバい。

参考：【GF(仮)】『デートガールに会いたい♪見吉奈央3STEPキューピッド』開催中です♪ : ガールフレンド（仮）キューピッド

　一方、本編に目を向けると、チンゲンサイ連呼と石塚運昇無双が印象的な7話「ドギー＆スクランブル」、大鋼的No.1エピソード8話「クリームソーダの向こう」、おそらく人気No.1エピソードの9話「進化系Girl」・・・と文句無しに全4巻で一番オススメできる内容になっています。

　8話の笹原野々花(戸松遥)は・・・5話で生徒会長に学食をやらせたのがGFアニメで最大の構成ミス(話単体では凄く面白かった)だと思っているのですが、同じポンコツでも、人任せで人助けをしたがる会長、何をやっても不器用だけど自分でやろうとする野々花先輩という違いがあるんですよね。この人の魅力は、ポンコツなのに妙な年上の余裕というか、お姉さんらしさを出してくるところで、それが集約されているのがクリームソーダ乾杯の前の心実とのやりとり。心実があんな感じなので、野々花先輩はゲーム版の魅力が損なわれませんね。

　2014年秋は、声優・戸松遥を存分に楽しめた時間。話題性ではアスナとケータに持っていかれた印象も強いですが、笹原野々花、エレオノーラ、そしてキュアフォーチュン。声質のバリエーションは声優の実力の評価基準として適切だとは思わない(一つの声質で食っていける声優は間違いなく凄い)けれども、異なる声で、そのいずれもがしっかりと存在感のある芝居をできていることは大いに評価されていい。

　ところで、作中で野々花先輩が紫色のクリームソーダを作っていましたが、似たような時期に戸松遥もラジオで紫色のラテアートを作ってましたよね。この偶然に気づいた人、どれくらいいるのかな・・・

アニメ主題歌CD

非アニメタイアップCD

　小倉唯は1stアルバム。「えっ、まだ出してなかったの？」と思ったのは僕だけでしょうか。2012年7月のデビューシングルからもう少しで3年ですが、ゆいかおり、StylipS(脱退済み)との兼ね合い、更には大学受験もあり、ソロでのCDリリース頻度はかなり落ち着いたものだったんですね。8月には20歳になるわけですが、声優としての仕事量から察すると、今年はあと1枚シングルが出ればいい方でしょう。ファンは大学卒業まで焦らされることになるのかな・・・？

　ランティスでカバーアルバムを出すようになると「そろそろ潮時なのかなぁ・・・」と心配になるのですが、佐咲紗花の場合は少し特殊。MusicVideo付きのメイン楽曲は「JUST COMMUNICATION」。他にも「コネクト」やら「DISCOTHEQUE」やら「LEVEL5」やら他所のレーベルのヒット曲が目立つんですよね。無論、ランティスらしく「スノハレ」が入ってたりもしますけどね。しかしまぁ、パワフルで巧いですね。もっと重用されていい人だと思うなぁ。

キャラソン／挿入歌CD etc

ラジオ／ドラマCD／サントラ

音楽／実写BD

アニメBD