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声優/アニソンレビュー&CDデータ語り  

声優は役者の仕事の一部。役者も声優の仕事の一部。2015年夏アニメ視聴録(8/23〜8/29)

2015年09月03日 23:04 更新                  
カテゴリ: [アニメレビュー]

アニメリスト

  1. 食戟のソーマ 20話
  2. 城下町のダンデライオン 5話
  3. ミス・モノクローム -The Animation- 2 8話
  4. ミリオンドール 7話
  5. WORKING!!! 8話
  6. 戦姫絶唱シンフォギアGX 8話
  7. 洲崎西 THE ANIMATION 8話
  8. 下ネタという概念が存在しない退屈な世界 8話
  9. プリパラ 2nd season 58話
  10. 妖怪ウォッチ 83話
  11. それが声優! 8話
  12. 赤髪の白雪姫 7話

食戟のソーマ 20話

 ところどころで、妙に作画に気合の入った創真のカットインが。単に線が綺麗ってだけじゃなくて、凄くいい表情してたりするんですよね。アニメは動かしてナンボって考え方もありますけど、メリハリってのはリミテッド・アニメを発展させてきた日本のアニメとしては大事にしたいですよね。

 それにしても、これだけレギュラーキャラに加えて新キャラが出てくると・・・肉魅が噛ませにもなるかどうか(;´Д`)榊とか吉野とかもこれまでオリジナルの料理を見せたことないですし、黒木場とか予選落ちするところ想像できないですし。

満足度:☆☆☆

城下町のダンデライオン 5話

 ようやく岬回。奏は遥相手にまたも不穏な発言。基本的に暖かい作品ですが、ところどころで「ん?」と思わせることを仕込んできますよね。

満足度:☆☆☆

ミス・モノクローム -The Animation- 2 8話

 本当にどうしようもない話だったなぁ・・・軽いコメントすら思いつかない。

満足度:☆

ミリオンドール 7話

 すう子、ようやく動く。次回に期待ができる内容だったと思います。リュウサンとの違い、在宅と現場の違い・・・といったテーマにようやくバランスがとれてきたのと、メジャーデビューの是非というテーマが乗っかってきました。

 先週はOP映像について少し持ち上げすぎたかな・・・とも。それでもイトリオのOPと比べれば雲泥の差であることは確か。この作品に登場する楽曲はイトリオ、マリ子、ひなみの歌う3曲ですが、マリ子は唯一中毒性で攻めない曲。

 新曲リリース記事でも書きましたけど、イトリオとマリ子のCDがそれぞれ発売されましたが、Amazonの商品ページではジャケット画像も無く、紹介しようにもYouTubeにもニコニコにも使える動画がない。ああいう内容を本編でやっておきながら、どうしてこうやる気を見せないかなぁ・・・

満足度:☆☆☆

WORKING!!! 8話

 伊波さんはかわいいなぁ・・・肉魅しかり、ショートヘアが好きという訳ではないのです。デレてる姿というのは見ていて微笑ましいというか。それを見ようと思うと、男主人公の性格が重要になってくる。キョンみたいなのには、ああいうヒロインはついてこないですよね。

満足度:☆☆☆

戦姫絶唱シンフォギアGX 8話

 やはりキャロル復活・・・そしてやはりエルフナインは罠。次はクリス回かな?

満足度:☆☆☆

洲崎西 THE ANIMATION 8話

 旅行編も終わり、思い出したかのように学校。話は特に面白いものではなかったかな・・・と思いますが、この作品はOPがいいし、キャラがかわいいので、ほどほどでも問題ないです。

満足度:☆☆

下ネタという概念が存在しない退屈な世界 8話

 月見草朧登場と、こすりの本性があらわに。・・・もうどんな新キャラが出てもアンナ・錦ノ宮の地位は揺るぎそうに無さそう。こすりも大概ですが、アンナや華城先輩と比べると流石に小物感が出てしまう。

 狸吉の下の部屋にびんかんちゃんが住んでるという新事実。ゴミ袋で塞ぐだけでは色々と話が漏れそう。漏れそうと言えばアンナ・錦ノ宮が尿意を我慢するところが妙に良かったなぁ、とも(爆)愛の蜜は平気でこぼすのに、尿はガマンするんだなぁ・・・

満足度:☆☆☆☆

プリパラ 2nd season (2クール目) 58話

 ファルルの帰還。すっかりいいキャラになりましたねぇ・・・プリンスの計画的にはファルル、シオン、そふぃ+誰か2人ってな感じなんでしょうか。そうなった場合、らぁら側はらぁら、みれぃ、ドロシー、レオナ、ふわりになるのかな。果たしてこの先アロマゲドンに見せ場は残っているのか。以前発表されてた新キャラはいつ出てくるのか。注目ポイントはポツポツ出てきてます。

満足度:☆☆☆

妖怪ウォッチ (7クール目) 83話

 今回の何がショックかって、やはりもう普通のロボニャンは二度と出てこないのかなぁ・・・と。とは言え、ケータの「あるある」話は面白いんですよね。妖怪ウォッチアニメの基本形だと思います。でも、今回みたいなのこそ妖怪不祥事案件っぽいと思うのですが、関係なかったですね・・・

 イナホ編は相変わらずギャグがサムい・・・ふぶき姫だけに。しかもワンパターン。ただ、いつもほどしつこく無かったので「ふぶき姫かわいいね」で終わっちゃいました。ちなみに僕は冷凍サウナってのに入ったことがあります。

 コマさんタクシーは結構面白かった・・・1クールや2クールで終わるアニメでは出来ない話ですよね。じんめん犬というキャラ自体はそれほど好きでもないのですが、「あの人は今」的な感覚に浸れてしまう。・・・でも、シリーズにするには扱える妖怪少なさそう。あとはキュウビとか?

満足度:☆☆☆☆

それが声優! 8話

 ゲストは真地勇志。とうとう僕の知らない人がでてきました。声を聴いてもピンとこなかったのですが、調べてみると結構昔見てた番組でナレーションやってたりするので、空気のように生活に溶け込んでるタイプの声なんでしょう。当たり前過ぎて意識することがないという。

 最後の「こういう現場も増えるといいわね」ってのは、色々考えてしまうなぁ・・・正直なところ、アニメビジネスを満喫している僕個人としては、好きな声優にはアニメにバンバン出て、ラジオやって、イベントにも出て、歌も歌って・・・っていろんな露出を期待してしまうわけです。事実、人気声優とされる人達は大体そういうことをやっていますし、この業界内で稼ごうと思うと、多分そうなっちゃいますよね。ただ、声優を志す人間にとって、そういう仕事の仕方は本望か・・・と考える人はいますよね。まぁ浅野真澄の経歴見ると、あまり職人仕事にどっぷりってタイプでは無さそうですけども、「こういう売れっ子もいるんだよ」っていうメッセージを持った回だったのは確か。

 まぁでも、深夜アニメを見て声優を志すような人間は、どちらかと言えば顔出しの仕事にも憧れるもんじゃないですかね。そもそもアイドル志望で手当たり次第にオーディションを受けて声優になる人もいるでしょうし、今どき完全な裏方、あるいは役者の仕事の一部として声優を志す若い人ってどれくらいいるんでしょう。志望者の比率も気になるし、デビューして稼いでる人達の中での比率も気になる。

 「声優は役者の仕事の一部」というのはよく言われたことですが、今時のアニメ声優の場合は「アニメビジネスの顔」でもあるんですよね。声優の本来の役割である番組相手の仕事に加えて、ファン相手の仕事をこなす必要がある。「役者も声優の仕事の一部」ということ。主役級の仕事をやればやるほど役者仕事の割合は減っていくんじゃないでしょうか。10代や20代は特に。逆に言えばこういう現状で、今更顔出しの覚悟のない人間はアニメ声優なんて志望しませんよね。

参考:山田康雄 - Wikipedia

 ・・・とまぁ、どんなに書いても、取材の伴わない文章は推測にしかならない。声優による声優業界アニメは第一歩として、今後、声優のたまごをガッツリ取材した業界アニメがでてきてくれないかなぁ・・・

満足度:☆☆☆

赤髪の白雪姫 7話

 悪そうな石田彰・・・イザナが、実は良い君主というお話。ただまぁ、面倒くさい人物であることには違いないですけどね。いい人と解った途端強気に出てしまうのは、なんだかなぁとも少し思いました。白雪の大胆不敵なところってのは、哀しいかな、相手の良心に依るところもあるわけです。イザナが下衆だったら、白雪は信用を勝ち取ることはできなかったんじゃないかな。まぁ、性善説は嫌いではないですし、暗い話にも激しい話にもなって欲しくはないので、ああいう結果に納得はしています。

満足度:☆☆☆

まとめ

評価:☆
・ミス・モノクローム -The Animation- 2

評価:☆☆
・洲崎西 THE ANIMATION

評価:☆☆☆
・食戟のソーマ
・城下町のダンデライオン
・ミリオンドール
・WORKING!!!
・戦姫絶唱シンフォギアGX
・それが声優!
・プリパラ 2nd season
・赤髪の白雪姫

評価:☆☆☆☆
・下ネタという概念が存在しない退屈な世界
・妖怪ウォッチ

評価:☆☆☆☆☆
無し

 五つ星無し。一つ星と二つ星も2作品だけ。無感動な週だったのは、特に理由も無く気が滅入っていた僕自身の問題かもしれない。まぁでも、三つ星の作品は語るべき点も多く、単に厳しく評価してしまっただけかもしれない。

今週のMVP

びんかんちゃん(小倉唯)

下ネタという概念が存在しない退屈な世界 1 (初回生産限定版) [Blu-ray]
Honey Come!!(DVD付)

 まさかの狸吉の下の部屋にびんかんちゃん(爆)あれくらいの出番で毎回必ずギャラが発生する小倉唯は『それが声優!』の浅野真澄に近いものがあります。かたや原作者、かたやアニメオリジナルキャラなので、原作者的にその存在をどう思っているのかはわかりませんけどね。

   
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