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ダンデライオンの2Dライブシーンの躍動感よ!2015年夏アニメ視聴録(9/06〜9/12)

2015年09月14日 20:02 更新                  
カテゴリ: [アニメレビュー]

アニメリスト

  1. 食戟のソーマ 22話
  2. 城下町のダンデライオン 7話
  3. ミス・モノクローム -The Animation- 2 10話
  4. ミリオンドール 9話
  5. WORKING!!! 10話
  6. 戦姫絶唱シンフォギアGX 10話
  7. 洲崎西 THE ANIMATION 10話
  8. 下ネタという概念が存在しない退屈な世界 10話
  9. プリパラ 2nd season 60話
  10. 妖怪ウォッチ 85話
  11. それが声優! 10話
  12. 赤髪の白雪姫 9話

食戟のソーマ 22話

 アリス、秘書子、タクミ、田所ちゃんが決勝に。貞塚、中華、吉野、イサミが散り、未知の料理人で残ったのは秘書子だけ。ということは榊もダメだろうな・・・

満足度:☆☆☆

城下町のダンデライオン 7話

城下町のダンデライオン7話の櫻田栞

 優しい奏回と光&さっちゃん回。元スタイルキューブ回ですね。それにしても、栞が茜におまじないした直後、チラッとこっち見てて、あざといなぁ・・・と。

 光がコケたのって、わざとなんでしょうかね。匂わせもしない・・・真相は闇の中ってのが妙にリアリティがあるわけですが、あれでさっちゃんのミスが帳消しになっているんですよね。わざとだと感づいてしまったら、それこそさっちゃんのプライドはボロボロ・・・精神的ダメージは計り知れませんが、ともあれ新たなライバル関係が生まれてハッピーエンドで良かった。

(ボルシチデザインってわざわざ書くんだなぁ・・・まぁ大事なことか)
城下町のダンデライオン7話のスタッフ

 時間こそ短かったですが、ライブシーンの躍動感は凄かったですね。絵コンテと作画は國行由里江が一人でやってたようですが・・・調べたら『デンキ街の本屋さん』OP/EDの総作画監督、『プリパラ』4th OPの絵コンテやってて納得しました。やっぱりライブはナマモノである、という観点で言えば3Dのライブシーンは凄腕の2Dには当分勝てません。ラブライブは美味しいところは全て2Dが担っていたし、フル3Dのプリパラは2Dでは出来ないことをバリバリやっています(細かいステップや舞台を広く使ったメイキングドラマなど)が、熱を表現することは全くできていない。やろうともしていない。

 その点、モバマスは見てないのでどうとも言えませんが、2011年のアニマスは素晴らしかったんですよね。シンフォギアGXも、戦闘中というシチュエーションがあればこそではあるものの、映像以上に歌の方で熱を感じさせてくれますし。モデルの見栄えはかなりサマになってきた3Dですが、今後は「熱」に挑戦しないといけない。その結果、3Dが2Dに追いつけば面白いし、「やっぱり無理だったわ」ってことで、3Dは補助に徹し、2Dが復権しても面白い。

満足度:☆☆☆☆☆

ミス・モノクローム -The Animation- 2 10話

 井上喜久子の17歳教って「おいおい」がセットでついてくる軽いノリのギャグだと思うのですが、作中のKIKUKOは、そうではないですよね。ガチでもない。堀江由衣のギャグは、ツッコミ不在のシュールさが軸。それはミス・モノクロームを見ていてもそうだし、いつぞやの記者会見を見てもそう。なので、目くじらを立てるよりは、そういう違いを理解して17歳教を見守るといいんじゃないでしょうか。

公式チャンネルのダイジェスト映像は笑いどころが残ってないですね・・・

満足度:☆☆

ミリオンドール 9話

ミリオンドール9話の壁ドンするリュウサン

 マリ子のポスターに壁ドンするリュウサン。ゆりのに比べるとマリ子の心境が読みづらくて、どうなるのか読めない。読めないけれども、あまりおもしろい展開にはなりそうにないよなぁ・・・尺的に。

満足度:☆☆

WORKING!!! 10話

 今期妖怪ウォッチ以外の珍しい戸松分。ここしばらくの怒涛の展開を思えば地味な回ではありましたが、次はまた凄いことになるんだろうなぁ・・・

満足度:☆☆☆

戦姫絶唱シンフォギアGX 10話

 先輩後輩に固執するクリス回。敵の数がだいぶ減っちゃいましたが、あと2~3話くらいですかね・・・

満足度:☆☆

洲崎西 THE ANIMATION 10話

 しまパン回。明日香の悪い顔率がどんどん増えてるような。

満足度:☆☆

下ネタという概念が存在しない退屈な世界 10話

 残り数話というところで、予想通りこすり裏切り。しかし頂の白が意外と小物っぽかったので、実質こすりがラスボスになるんでしょうかね。不破さんは有能っぷりが半端じゃなくて、仲間にならないもどかしさもあるのですが、あの純粋さがあればこそ生きるキャラなのかもしれません。

下ネタという概念が存在しない退屈な世界10話のアンナ・錦ノ宮

 剛力先輩のギャグキャラ化がエスカレートしていたり、アンナ・錦ノ宮が相変わらずなのを見て少し安心しているのは僕だけでしょうか。結局のところ、今暴れている連中・・・蒸れた布地もこすりも小物でしかなく、この作品の原点がいまだブッとび続けている現実がある。それが嬉しいわけです。

満足度:☆☆☆☆

プリパラ 2nd season (2クール目) 60話

 栃乙女ラブ回・・・もといドロシー回。「プリパラに男は入れない」っところでのレオナの反応がいちいち面白い。

 ふと思ったのですが、前回みたいな話はともかく、基本的なそふぃの扱いってびんかんちゃんと同じですよね。それが来週以降どうなるのか・・・

満足度:☆☆☆

妖怪ウォッチ (7クール目) 85話

 コマさんタクシーもF型だったか・・・まぁそれはそれとして、予想通りからくりベンケイの話が登場。確かにあの回は子供に見せるのは心苦しい・・・でも、PTAに怒られてハクをつけた感もあって、コロコロ的な、クソガキ的なテンションでアニメを作れてるのは素晴らしくもあるわけです。・・・それにしても、ヤバかった回をネタにしてしまう妖怪ウォッチの懐の深さ。1~2クールの深夜アニメには絶対に真似できない、(妖怪ウォッチもまだ若いですが)長寿アニメの醍醐味と言えるかも知れません。

 でも、前の話2つはサッパリでしたね。ロボニャンに免じて☆3つで。

満足度:☆☆☆

それが声優! 10話

 ゲストは再び神谷浩史。これまで引っ張ってきた鈴ちゃんの進路回。ずっと高校生だと思っていたのは内緒。サヨちゃんも鈴ちゃんもええ子や・・・

 それより、佐藤聡美が母親役ですよ。『けいおん』に出てた声優は、竹達彩奈以外は皆母親役の適性ありそうだよなぁ・・・とは前々から思っていましたけども。

満足度:☆☆☆

赤髪の白雪姫 9話

 白雪の出番が帰ってきた・・・と思いきや、またも男たちの回。これまで空気だったミツヒデが先週から俄然いいキャラになってきました。ミツヒデの回想から、オビへの信頼の話に繋げる構成は見事。で、タメ口になるエピソードはまだ取っておくのかな?

満足度:☆☆☆☆

まとめ

評価:☆
無し

評価:☆☆
・ミス・モノクローム -The Animation- 2
・ミリオンドール
・戦姫絶唱シンフォギアGX
・洲崎西 THE ANIMATION

評価:☆☆☆
・食戟のソーマ
・WORKING!!!
・プリパラ 2nd season
・妖怪ウォッチ
・それが声優!

評価:☆☆☆☆
・下ネタという概念が存在しない退屈な世界
・赤髪の白雪姫

評価:☆☆☆☆☆
・城下町のダンデライオン

 短時間アニメがどれも最初の勢いが完全に無くなっちゃったかなぁ・・・と。今回はダンデライオンが良かったですが、常時クライマックス状態で飛ばしてきたWORKING!!!が小休止気味。

今週のMVP

櫻田奏(石原夏織)

【Amazon.co.jp限定】城下町のダンデライオン vol.2 (初回限定盤)(全巻購入特典:「オリジナル描き下ろし全巻収納BOX」引換シリアルコード付) [Blu-ray]
城下町のダンデライオン 3巻 (まんがタイムKRコミックス)
Ring Ring Rainbow!!(初回限定盤)(DVD付)

 光もさっちゃんも良かったけれど、やはり奏でしょう。世間では聖人君子らしく振る舞い、家庭内では照れもあってか少し悪ぶってもいますが、優しさはそう隠せるものでもない。茜にはバレバレだし、幼い栞にはいつも優しい。おそらくは他の姉弟たちもそうじゃないでしょうか。

 石原夏織の声がまた抜群にいいんですよね。この作品での好演と言えばやっぱり花澤香菜なんですけど、単純に声だけで言えば石原夏織も負けていません(本当は茅野愛衣も挙げたいけど、出番が・・・)。芝居も安定してますし、もっと色んなアニメで聴きたいところ。

「奏様は私の母になってくれるかもしれなかった女性だ」

城下町のダンデライオン7話の櫻田奏

   
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