さらばSOX、さらばマリ子。2015年夏アニメ視聴録(9/20〜9/26)
アニメリスト
- 食戟のソーマ
- 城下町のダンデライオン 9話
- ミス・モノクローム -The Animation- 2 12話
- ミリオンドール 11話(最終回)
- WORKING!!! 12話
- 戦姫絶唱シンフォギアGX 12話
- 洲崎西 THE ANIMATION 12話
- 下ネタという概念が存在しない退屈な世界 12話
- プリパラ 2nd season 62話
- 妖怪ウォッチ 87話
- それが声優! 12話
- 赤髪の白雪姫 11話
食戟のソーマ
今週はお休み。次回が最終回。
城下町のダンデライオン 9話
スカーレットブルーム回と遥&葵回。茜に対する世間の目って、実は滅茶苦茶優しいですよね。櫻田ファミリーニュースまで・・・そんな茜に対してキツさのある唯一の人間が奏。優しくないけど、甘さはあったりする。遥は結構メンタル的に弱くて、そういう意味では王に向いてなさそう。国民の方を向けていないのは遥含めて全員だとは思いますが、資質的な意味で応援するなら葵か茜かなぁ・・・修も結構いい王になりそうですけど。好きなキャラで言えば奏ですけどね。
満足度:☆☆☆☆
ミス・モノクローム -The Animation- 2 12話
モノクロームの冗談がやっぱり受け付けないんだよなぁ・・・まぁ最後に諸悪の根源?が出てきて次が多少期待できるかな?
満足度:☆
ミリオンドール 11話(最終回)
マリ子の決意とそれに心動かされる人達・・・いい終わり方だったと思います。リュウサンのツカツカ歩いてきての「マリ子、メジャーデビューしようぜ!」、凄く良かった。すう子が見てるカメラに向かってドヤ顔も抜群に良かった!すう子がマリ子を認めた次の瞬間には、リュウサンにしてやられたことを認識していて、そのすう子のニヤ顔もいいんですよね。
マリ子の作画が素晴らしかったですよね。これほどまでに美しい絵がこのアニメに出てこようとは。
身内でも何でもないファンの「個」を描いたことはこの作品の功績だと思います。こういうファン目線の作品がもう少しあってもいいと思うんですよね。これまで世に出ていた努力モノや業界モノでは、ファンがアイドルをメジャーデビューに押し上げる・・・なんて発想は出てこなかったはずです。アイドルに限らず、ファン相手の商売では、ファンの数や反応は指標ですからね。
ほぼ全てのアイドルアニメでライブの観客が単純で無機的に描かれるのは、いちいち描く必要がないと言えばそうなのですが、実際の観客も客席以外から見ればそういう風に見えるんじゃないでしょうか。皆無機的にサイリウムを振るし、ヲタ芸もコールだって、パターンが決まっている。ロボットのように見えても不思議ではない。しかし実際には客一人一人、アイドルへの思いというのは少しずつ違っているし、そこにはプライドも存在する。誰も描いてこなかった大切な「個」を描いたこの作品を、僕は讃えたい。
ところで、最終回にしてアース・スター恒例の宣伝が無かったですね。強制も飛ばせるやつも。今後の新作アニメはそうしてくれませんかねぇ。しばいぬ子的なエンディング後の宣伝だけにして欲しい。・・・それにしても、アース・スターのアニメは毎回読み込みに凄い時間かかるのは僕だけでしょうかね?
満足度:☆☆☆☆☆
WORKING!!! 12話
種島先輩がチーフに・・・八千代さんバイトやめたら何するんだろう。今更ながら、種島先輩というか阿澄佳奈の声聴いてると幸せな気分になりますねぇ。さて、次回いよいよ小鳥遊と伊波さん周りの決着が付くのかな?まとめサイト見てたら完結エピソード云々という記事が上がってたので、次回はまだ最終回じゃないんでしょうけど。
満足度:☆☆☆☆
戦姫絶唱シンフォギアGX 12話
まさかのウェル再登場&死亡。おいしい役を持って行きましたが、それでもこの作品を再び盛り上げるまでには至らなかったかな・・・水瀬いのりはアーティストデビューおめでとう。
満足度:☆☆
洲崎西 THE ANIMATION 12話(最終回)
最終回らしからぬ終わり方。「これも声優!」というサブタイトルだけは挑戦的というか・・・傑作だと思いますが、名前負けしちゃった感もあります。このアニメ、ラジオリスナーなら「あの話がアニメ化!」ってことで最初から最後まで楽しめたんだろうなーとは思います。実際、ラジオを聴いてない僕でも実話的な面白さを感じた話もいくつかありましたし。まぁ、最後に地味な話を持ってくるのは手法としては理解できます。またアニメ放送前の、これまでの日常に戻っていくんだって感覚、少しありますし。
満足度:☆☆
下ネタという概念が存在しない退屈な世界 12話(最終回)
今回は後日談的エピソード。何気に華城先輩がアンナ・錦ノ宮と剛力先輩がメガネ無しで会うのって初めてですよね。・・・というか、こすりが一緒に頂の白と戦ってたのはノータッチなんですね・・・狸吉の妹でも眼中にない当たり、本当に狸吉本人以外の何も見えてないんだなぁ。
狸吉さえいなければ美人。でも狸吉がいてアンナがいてのこのアニメ。
びんかんちゃんはあの後無事に帰れたのだろうか・・・黒下着のままで。
エンディングでは新キャラが登場していましたが、1巻のBDは初動2000枚にも届かずですか・・・まぁ買いづらいアニメであることは確かだと思いますが、残念ですね。『ベン・トー』ですら届いた2000枚の壁・・・2期は絶望的でしょうか。このアニメが売れない退屈な世界が壊れる日は来るのか・・・
ともあれ、3ヶ月の間たっぷり楽しませてもらいました。非常に満足度の高い作品で、2015年夏のNo.1アニメであることは僕の中で揺るぎそうもありません。絵もストーリーも良かったし、キャラクターが好き放題暴れられた松来未祐を筆頭に、石上静香、新井里美、三宅健太・・・声優の奮闘が光っていました。
なお、巷ではエンドカードが田中圭一だったようですが、ニコニコで見れなかったのは言うまでもありません。
満足度:☆☆☆☆☆
プリパラ 2nd season (2クール目) 62話
シオン回。ひびきがようやく人たらしらしい人たらしを。まぁ原点回帰というのは今のシオンには確かにいいことだとは思いますし、だったらドロシーとレオナも新曲が欲しいよなー、とも。
真顔で「レッツイゴー」とか言っちゃったり、口癖やめろと言われても「断る」と即答したりするシオンはこのアニメでも一番好きなキャラ。ソロ曲は待望だったわけですが・・・まぁ2期以降の曲では一番いいかな、とは思います。ソロならではの歌唱力を楽しめる楽曲だと思います。映像の方も、カメラ蹴ってヒビ入れたりする演出は斬新(椎名林檎オマージュかな?)。歌い終わった時の背中を見せるポーズなんかもいいですね。田原俊彦がああいうのやってたなぁ・・・と(詳しくないですが、男性アイドルにインスピレーションを得たんじゃないでしょうか)。ただ・・・「No D&D Code」の時の衝撃を考えると、物足りなさは感じてしまいます。ソロ好きを自称する自分ですが、やはり3人ユニットのセンターヴォーカルがしっくりくるのかもしれません。
満足度:☆☆☆☆
妖怪ウォッチ (7クール目) 87話
デビビル、おとなブル。そしてイナホ編のうんちく魔。ウィスパーのシッタカブリ設定が弄られてるのは良かったかな。じんめん犬やうんちく魔が出てきてるので、またロボニャンの出番も増えるといいな・・・
満足度:☆☆
それが声優! 12話
ゲストは再びゆりえほい・・・もとい堀江由衣。根性主義と臨機応変。まぁ根性主義で乗り切ってる人も現実には少なくないんだろうと思います(痛み止めとか打って、その場しのぎは当然するでしょうけど)。実際、無事にやりきれば最高のパフォーマンスになるのは確か。ただ、失敗した時が洒落にならないですから、やはり工夫で乗り切るのが正解だろうなぁと僕も思います。
下セカ同様、クライマックスは最終回の前に持ってくるやり方。イヤホンズのライブを無事やり遂げて、3人とも未来はそう暗くなさそう。あとはいい最終回になるといいな。
満足度:☆☆☆
赤髪の白雪姫 11話
素敵だった白雪が余計に可愛くなってしまった・・・ここ作品の何がいいって、白雪もいいんだけど、ゼンもまた抜群にいいやつということでしょう。本当に応援したくなる2人。周りのミツヒデやオビもいい。ちょっと悪いやつもいるけれど、この作品に一番緊張をもたらしているものは、悪党ではなくゼンの身分。気の強い白雪ですらイザナ登場時には無力に近かったですからね。
「本心では動けない時があると思う。でもそれなら、私は全力であの人をそんな目にはあわせない」
これは先週の白雪の言葉ですが、実際のところ、ゼンの恋愛沙汰にまでは踏み込めない言葉だったと思います。しかし今週は、ゼンが白雪の側にいるために本心で動くことを決意してみせた。格好良すぎるけれども、ゼンが言っていたとおり、白雪がゼンに強さを与えているわけです。
冒頭の動揺の表情が、こうなるわけですよ。なんと幸せそうな顔!
「世界名作劇場」的な雰囲気を持つこのアニメ。しかし、世界名作劇場にはできないことをやってみせもする。青臭いかもしれないけれど、その青臭さがいい。沢山の人に見てもらいたいと思える作品です。
満足度:☆☆☆☆☆
まとめ
評価:☆
・ミス・モノクローム -The Animation- 2
評価:☆☆
・戦姫絶唱シンフォギアGX
・洲崎西 THE ANIMATION (最終回)
・妖怪ウォッチ
評価:☆☆☆
・それが声優!
評価:☆☆☆☆
・城下町のダンデライオン
・WORKING!!!
・プリパラ 2nd season
評価:☆☆☆☆☆
・ミリオンドール (最終回)
・下ネタという概念が存在しない退屈な世界 (最終回)
・赤髪の白雪姫
3作品が最終回。最後にクライマックスを持ってきたのはミリオンドールだけでしたが、下セカは最後までずっと面白かったなぁ・・・(カタクリXの回だけはイマイチでしたが)。
今週は『赤髪の白雪姫』の破壊力が凄まじかったし、『プリパラ』はシオンがソロ曲発表、『それが声優!』はイヤホンズライブ成功、『WORKING!!!』もラスボスであろう母が・・・先週に引き続き、満足度の極めて高い週でした。
今週のMVP
マリ子(伊藤美来)&リュウサン(梅原裕一郎)
どちらかと言えば、マリ子にガチ恋というより、すう子への対抗心がリュウサンを動かしていたんでしょうね。でも、だからこその展開。アイドルを使った代理戦争だからこそ、熱を込めてマリ子を推す。「かっとべ、マグナム!」とでも言わんばかりに。そんなリュウサンとマリ子の関係性は少し切ない。
白雪(早見沙織)&ゼン(逢坂良太)
お互いがお互いを強くする。今期最強のカップルを選ぶなら文句無しにこの2人。流石の女性向けコミック原作ということで、ゼンの告白が格好いいのなんの。あの白雪が女の子モードだよ!でも、やることやって皆の前に戻ってくる頃には、シャンとしちゃっている。このリア充は爆発してもドヤ顔で爆煙の中から生還しますよね、きっと。