最終回は『赤髪の白雪姫』一強。2016年冬アニメ視聴録14週目(04/03〜04/09)
アニメリスト
- おそ松さん (2クール目) 25話 [最終回]
- アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 12話 [1クール目最終回]
- おしえて! ギャル子ちゃん 11話
- だがしかし 12話 [最終回]
- ブブキ・ブランキ 12話 [最終回]
- プリパラ 2nd season (4クール目) 89話 [最終回]
- 赤髪の白雪姫 2ndシーズン 24話 [最終回]
おそ松さん (2クール目) 25話 [最終回]
視聴者そっちのけで滅茶苦茶やるってのがおそ松イズムだとするなら、らしい終わり方ではあったかな...面白かったかどうかと言うと、まったくそうは思わないですけども。
評価:☆
アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 12話 [1クール目最終回]
色々と謎の残る最終回でしたよね。何か意味深なシーンをポツポツ仕込んで、伏線回収しないままというか・・・例えば、野党の演説や、ミュトスの「前はあんなに楽しかったのに」というセリフなどなど。これはDVD/BDのディレクターズ・カット版で明かされるのか、それとも夏の2クール目に関わってくるんでしょうか。
ミュトスは結局のところ孤独だったし、無意識にそこから脱しようとした。八条はミュトスのそんな変化を察知し、見限った・・・ようにも見えますが。八条は面白いことを求めていただけだと思いますし、どのみち結果は同じだった気がするなぁ。社会を構築するとか、権利を分かち合うとか、興味ないでしょうし、多分。つまるところ「ミュトスの乱」を一番エキサイティングな場所から観戦していただけなんですよね。
あさみがミュトスを説得した時の「あなた友達欲しいんでしょ」ってセリフが凄く良かった。らしくなくて。思えば、この12話まで、あさみはダイハチで最年少だったし、敬語抜きで話せる相手っていなかったんですよね。
あさみに限らずとも、この話の一番良かったところは説得シーン。黒騎の説得も、ミュトスをかばうように立ちふさがるシーンも格好良かった。自衛隊・・・軍と警察の違いを見せてくれたのが良かったかな。そして、ちゃんと説得成功して後味悪く終わらせなかったのが素晴らしいと思います。
はるか、いつぞやのニコ生だったかラジオだったかで言ってた、島崎信長が飲み会で谷口監督に「石上静香の声はエロい」と言ったためにああいうディレクションを受けた・・・ってのは今回だったんですね。あさみが勢い余ってジャミング装置破壊した時の「こっちはらめぇ~~!」ってやつ(爆)ここまでの当番回は哀しい話でしたが、2クール目に当番回があったら、後味のいい話も見てみたいな。
2クール目は八条は再登場するのかな?ミュトスの八条へのリベンジとか、見てみたいような。というより、八条が出し抜かれるところが見てみたい。
EDのLiko。ニコニコのコメント見て、「もしミュトス妹が生きてたら」の容姿だと気づいた(髪色とか同じだし)のですが、EDの歌詞の最後の「君が笑っててくれたらいいな」ってのがグッとくる。まずそういう意図ではないにせよ、檻の中でミュトスはそう思っているんだろうな。
評価:☆☆☆☆
おしえて! ギャル子ちゃん 11話
肉子のキャラが割と好きってのは僕だけではあるまいな。普段の髪型とメガネ、ソニックミート設定のおかげでギャグキャラ的ポジションにいますが、髪ほどいてメガネ外せば普通にかわいいという。腹?ご愛嬌ですよ。
尻拭きの話は妙に感心してしまった・・・日本史の授業で何話してるんだって話でもありますけど(爆)そういや、僕が高校生だった頃も、そういう無駄話が面白かったのは社会科系の授業だったかな・・・日本史もそうですが、政治経済とか。
この作品の柱は、下ネタ話と友情話、それに加えてギャル子の人当たりの良さ。短時間のアニメではありますが、極めて良質な作品だったと思います。次回最終回か・・・2期あるといいな。
評価:☆☆☆☆
だがしかし 12話 [最終回]
この作品の特徴として、エロいシーンになると唇に色がついて発声通りに口を動かすようになる・・・というのがありますが、今回はそういうシーンが多かったですね。エロとか関係なく。それから序盤にこそ見せ場があったものの、比較的サヤ師が空気だったのも印象的。最後はほたるさんで締める、ということですね。そこに不満はありません。
ミルクキャラメルは子供の頃からよく食べてたかな。サクマ式ドロップスは自宅にあった記憶はありませんが、車で売り回ってた豆腐屋に買いに行った時に貰えた記憶が。最後に超メジャーどころで締めたのは良かったと思います。
意外なことに、BD/DVDはさっぱり売れていないんですよね。原作や駄菓子の売上が良くて2期・・・ってのは期待できないのかな?おやつカンパニーがスポンサーになったりとかしてさ。こういう作品が今後何もなく埋もれていくってのは、ちょっと寂しいぞ。
参考:だがしかし - アニメDVD・BD売り上げまとめwiki
評価:☆☆☆
ブブキ・ブランキ 12話 [最終回]
どうにもキャラの行動・感情が入り混じって凄くとっちらかった話になっちゃいましたね。汀は説明不足だし、代わりに礼央子と対話した東は神経を逆なでするようなことしか言えないし、礼央子は悲惨な過去に対して同情の余地はあるけども、四天王の奮闘そっちのけで復讐しか頭になくなっちゃってるし・・・四天王との絆はその程度のものだったのか?っていうガッカリ感。
そして最後の薫子。チームアメリカと一緒に行動しているのかな?続編の主人公ということでいいんですよね。まぁ、元気なのはいい・・・東よりは好感が持てそう。しかし先週のエピゾの「ゴクリ」は結局何だったんだ・・・
宝島を押し返すところは『逆襲のシャア』を思い出しますが、最終回のとっちらかし具合はそれ以上に富野由悠季っぽい。いや、富野でももうちょっとうまくまとめるでしょう。小松田大全、初監督ということで大変だったろうとは思いますが、続編はもうちょいうまくまとめて欲しいぞ。
評価:☆☆
プリパラ 2nd season (4クール目) 89話
最終回、という終わり方ではなかったですね。あくまで区切り。あじみ先生は残り、ひびきとふわりはプリパリへ。聴き慣れないSoLaMiSmileの曲は劇場版の曲なんだとか。
なんというか、ひびきの格の落ち方が凄かったなぁ・・・のんの冷淡なコメントが特に哀しい。
評価:☆☆
赤髪の白雪姫 2ndシーズン 24話 [最終回]
もう、今までありがとうと言う他ありません。あえて言うなら1期はたくましい白雪の話、2期は白雪を取り巻く男たちの話だったとも言えます。どちらかと言えば1期の方が好きですけど、1期で白雪の魅力を掘り下げまくって、2期でそれを存分に活かしたストーリー作りをした、ということでしょう。
やっぱり僕としてはラジの成長物語の一面がすごく印象に残ったんですよね。この最終回でもそれは際立っていました。何気にラジ個人ではなく「国家の友人」の称号なんですよね。ゼンとの関係について、イザナの圧迫的な態度に対して白雪は身分上何も言うことができないわけですが、残してきた足跡・・・その人柄をもってして影響を与えてきた存在が白雪を助けてくれた。私情だけども、ただの愛情友情でないことは間違いなく、政治的に白雪とゼンの関係を後押ししたんですよね。「何者でもない」白雪のために。
ラジの称号が無ければ、正直イザナを納得させるのは難しかったと思うんですよ。イザナというか、国民、更には他国の目もかな?要は、イザナはそういう「公(おおやけ)」の目をクリアしてみせろ、と暗に言っていたわけです。身分違いの恋のハードルというものを、どちらかと言えばゼン・・・上の身分の人間の視点でよくぞここまで描ききったと思います。
なんというか、子供に見せたいアニメだなぁ、と。他人をバカにせずに誠実に接していれば、いずれ自分に帰ってくることもありますよ、というお話。まぁ帰ってこないことの方が多いんでしょうけどもね。損得抜きにしても、人間こうありたいって思いました。
評価:☆☆☆☆☆
まとめ
評価:☆
・おそ松さん
評価:☆☆
・ブブキ・ブランキ
・プリパラ 2nd season
評価:☆☆☆
・だがしかし
評価:☆☆☆☆
・アクティヴレイド -機動強襲室第八係-
・おしえて!ギャル子ちゃん
評価:☆☆☆☆☆
・赤髪の白雪姫 2ndシーズン
『ギャル子ちゃん』を除く全ての作品が最終回でしたが・・・割と締まらない終わり方の作品が多かったですね。そんな中、『赤髪の白雪姫』は見事な終わらせ方でした。最終的には今期No.1アニメだったかな。順位付けが難しいですが『アクティヴレイド』と『ギャル子ちゃん』との3強だったことは間違いないです。
CHARACTER OF THE WEEK
ラジ・シェナザード(福山潤)
手紙での登場のみでしたが、この人がいなければハッピーエンドを迎えることはできなかったでしょう。随分と格好いいことができるようになったんだなぁ・・・ラジもいい嫁さん見つけるんだぞ!
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