どの最終回よりも熱いソード・オラトリア。2017年春アニメ視聴録12週目[06/18-06/24]
視聴アニメリスト
- 進撃の巨人 37話 [最終回]
- ソード・オラトリア 10話
- ロクでなし魔術講師と禁忌教典 12話 [最終回]
- サクラクエスト 12話
- Re:CREATORS 12話
おまけ
- 上坂すみれのヤバい○○ 第12回 [最終回]
はじめに
順番は配信/放送日順です。評価は☆の数で5段階評価。
進撃の巨人 37話 [最終回]
視聴メディア:dアニメストア
ミカサ、急にヒロインになる。そしてエレンは主人公らしくそれを熱くスルーする。この悪趣味さが全開だった2nd seasonの中で、ハンネスさんの最後を惨めに描かなかったことはせめてもの救い。
それにしても、このシリーズ、リヴァイは活躍らしい活躍は全く無かったのに、キャラソンだけはしっかり出す・・・活躍させられないのは原作通りなので仕方ないとして、もっと優先して歌わせるべきキャラはいるでしょうに。サシャやコニー、ハンジ・・・いや、彼ら以上にクリスタとユミルなどは今シリーズの中心人物と言って過言ではないですし。
3rd seasonは来年ですか。どの辺までやるのかわかりませんが、僕が読んだ原作の範囲を超えてくれるといいな・・・そうなればまた、1st seasonのような緊迫感を味わえるかもしれない。・・・なんて書いてたら家族が19巻を買ってきてしまったので読んじゃいました。続きが読みたいなぁ(爆)
評価:☆☆☆
ソード・オラトリア 10話
視聴メディア:dアニメストア
今まで深く考えていなかったけれども、僕がかつて「ダンまち」本編に強く惹かれていた理由。それはわかりやすい成長物語だからだったんだなぁ・・・と今更ながら考えさせられました。ベルの成長を間近で見届けるのが本編。この外伝では、それをより客観的に、ロキファミリアの面々と共に眺めることができました。健気なレフィーヤとの対比をしつつ。
松岡禎丞は流石ですよね。あの最近はすっかり太ってしまった兄ちゃんが、ベルというキャラクターを通じてショタ的な可愛らしさと、壮絶な気迫の両方を見事に表現しきっている。彼だけではない、今回は作画も賞賛したい。ベル格好よかったなぁ。何気に今回、終盤のアイズがほとんど無表情だったのもポイント。
評価:☆☆☆☆☆
ロクでなし魔術講師と禁忌教典 12話 [最終回]
視聴メディア:dアニメストア
中盤までグロかったですねー。一番ショッキングだったのはレオスの末路でしょうか。「ダメ、ゼッタイ」ってことなんですけど、本人は下衆中の下衆ってほどではなかっただけに残念。あのメガネ・・・ジャティスはポッと出のラスボスになっちゃいましたね。数話前から、もうちょいジワジワ存在を匂わせておけば、良きラスボスになったのかもなぁ、とも思います。天の智慧研究会に所属してるとかでもないですし。
でも、ようやく・・・ようやくシスティーナがヘタレを乗り越えましたよね。ここまで散々ヘタレてきた甲斐があったというもの。ウェディングドレス姿で勇ましく戦う様は良かったと思います。グレン先生の表情も元に戻しましたし(爆)ジャティスをあっさり倒せたのも、別にいいでしょう。序盤からポテンシャルの高さをアピールしてきて、ずっと発揮できず、ようやく報われたんだから。・・・髪型はコアラっぽくて吹きましたが(爆)
まぁこの終わり方だと、2期やって貰わなきゃ困りますね。理想は、2期に向けての多少の謎を残しつつもスッキリ感のある最終回。禁忌教典の扱いはやっかいですよね。1期だけなら全く触れる必要のないものでしたし、でも2期があるなら触れておく必要は出てくる。
この全12話については大いに満足しています。ルミアのヒロインっぷりは中盤までの大きな見どころでしたし、ルミアを助けるグレン先生も格好良かった。その真骨頂が3話でしたよね。その後も毎回のように登場した、あの印象的なBGMも凄く良かった。主題歌、特にOPは今季のアニメでは最高峰でしょう。拳で解決する本作に相応しい、スカッとする良OPでした。
評価:☆☆☆☆
サクラクエスト 12話
視聴メディア:ニコニコ動画
建国祭。正直な熱い男、雨宮登場。不穏な雰囲気は最後まで漂っていましたが、商店会・青年会を説得するシーンでは熊野さんを筆頭に、これまでに登場した人達が助けてくれました。基本的に、他所から来た人達、他所から帰ってきた人達は大体優しいですよね。一志は例外ですが、彼も今回は丸かったですし。
まぁ東京や大阪といった都会からわざわざ間野山くんだりにまで来る人は、多かれ少なかれ穏やかさを求めて来ていますよね。で、わざわざ間野山にUターンしてくるような人も、郷土愛を持った優しい人。北海道から間野山に来ている一志と、辰男や熊野さんとの違いはそこじゃないかなぁ。
次回は1クール目の締めくくりでしょう。ひとまずハッピーな折り返し地点になるのか、あるいは大臣離散級の転換点になるのか。P.A.Worksと言えば『凪のあすから』はかなり大胆な1クールラストでしたし、気になるところ。
評価:☆☆☆☆
Re:CREATORS 12話
視聴メディア:BS11
先週の時点では「颯太全然大したことなかったな」で終わってましたけど、今週を見ると確かに自己嫌悪に陥りたくもなるよなぁ・・・と。SNSへの返信がただただゲスい(爆)それにしてもいちいち松原が格好いい。優しくて厳しくて・・・アリステリアにも羨ましがられるわけだ。
そのアリステリア、微妙に丸くなる。作者とああいうやりとりをやった以上、この人には途中退場して欲しくないなぁ・・・自分の世界に帰って、正義を完遂して欲しい。まぁ途中退場=死とは限りませんけども。まみかも死体が残ったわけではなく、消えちゃいましたし。
決着をつけにいく方向性で固まり、次回は総集編でしたっけ?寿美菜子のキャラがこれまでで一番セリフありましたけど、素朴な芝居だったなぁ・・・元々関西人ですし、声をキッチリ作るタイプの役者ではないですけども。ジブリとか芸能人メイン起用の劇場アニメにいてもしっくりきそう。
最後にカロン登場。同じ作品から2キャラが登場・・・かき回してくるなぁ。今後もまだ2~3人増えるのかな?瑠偉の相手ができるデカブツは出てきそう・・・と思ってたら、そうか、カロンもロボット乗り。先週の瑠偉の大口・・・嗚呼、嫌な予感しかしない(爆)
評価:☆☆☆☆
上坂すみれのヤバい○○ 第12回 [最終回]
視聴メディア:BS11
宮野真守とのすみぺーランド回。蒼井翔太同様退屈なんだろうなぁ・・・と予想していましたが、宮野真守のバラエティ精神は予想外でした。序盤のバカ野郎連発はちょっとイライラしましたけど、ところどころ笑えるところも。あのカエルとか。
この番組をトータルで振り返ると、やっぱ水樹奈々のざるそば増やしてるところがピークだったなぁ。全体的にかなりくだらない番組だったとは思いますが、瞬間風速的に爆笑させられるところがあって、全否定までするつもりはありません。メカベーブルース(爆)
評価:☆☆☆
あとがき
3作品が最終回を迎えました。100点満点!と言える作品はなかったけれども、それなりに悪くないクライマックスは見せてくれたかな。ただ、残った3作品がもっと面白かったです。満足満足。
先週書いたUSBハブの話、結局エレコムのACアダプタ付の4つ挿せるUSBハブを注文しました。今月中には届きそうですが、TVチューナーを買うのはまだ先の話。来月の車検が高いんだこれが・・・(;´Д`)
CHARACTER OF THE WEEK
ベル・クラネル(松岡禎丞)
最終回の作品を差し置いて『ソード・オラトリア』から。上でも書きましたが、あの壮絶な気迫は半端ではない。システィーナも良かったけれど、流石に相手が悪かったな。