DAIMONZI-X

声優/アニソンレビュー&CDデータ語り  

DAIMONZI-Xアニメ年間大賞2019

2020年06月03日 23:29 更新                  
カテゴリ: [アニメレビュー]

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目次

  1. 得点ランキング
  2. アニメ作品各賞 (今ここ)
    1. 最高得点賞
    2. 優秀賞(複数作品)
    3. 特別賞
    4. DAIMONZI-Xアニメ年間大賞
  3. 部門賞
    1. MVP
    2. ベスト・アニメソング
    3. ベスト・アクター
  4. あとがき

アニメ作品各賞

最高得点賞

 全話試聴した作品の各話を採点(1~5点)し、その平均値でNo.1になった作品に贈る賞です。あくまで単話評価の平均値であって、作品全体の最終的な評価とは必ずしも一致しませんが、せっかく一番になったのだから、表彰しない訳にはいかないでしょう。

旗揚!けものみち

 異世界+プロレス+けものという斬新な組み合わせ。キャラクター一人ひとりが面白くて、1話1話しっかり笑いを提供してくれました。尻姫アルテナも可愛かったですし。声優は馴染みのない人ばかりで、当初は視聴する予定の無い作品でしたが、ふとTwitterのTLに評判が流れてきて、試しに1話を見てみた後はスルスルと3話ほどイッキ見してしまいました。OPの映像と主題歌も毎回飛ばさず見れる素晴らしいものでしたね。

『旗揚!けものみち』のレビュー
『旗揚!けものみち』のBD(Amazon.co.jp)

優秀賞(複数作品)

素晴らしかった作品たち。贔屓目抜きにオススメできる作品に贈る賞です。

ダンベル何キロ持てる?

 これはもう単純に面白かったし、主題歌も素晴らしかったし、キャラクターも可愛いし、主演のファイルーズあいは新人離れ。極めつけには、実際ジムに通うようになったくらいに影響を受けた作品でもあります。傑作です。筋トレは割と万人向けのテーマですし、街雄さんというモンスター・キャラがわかりやすく面白いので、他人に勧めたい作品の筆頭でもあります。

『ダンベル何キロ持てる?』のレビュー
『ダンベル何キロ持てる?』のBD(Amazon.co.jp)

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~

 恋愛は普遍的でありふれたテーマですが、告白させた方が勝ち、というルールを設けたのが新しいですよね。そこから脱線しない言葉の勝負というのは間違いなく面白かったし、トレンディドラマのオマージュBGMも良かった。もちろんOPに鈴木雅之を起用したのもグッジョブという他ありません。

『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』のレビュー
『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』のBD(Amazon.co.jp)

ソウナンですか?

 遭難もまた、誰にでも起こりうる普遍的なテーマ・・・ですよね(爆)糞尿に始まり糞尿に終わる、小学生男子のノリのお色気作品。単に笑えるという点だけで考えればダンベルと双璧・・・いや、2019年No.1でしょう。ハーフサイズで気楽に視聴できるのも魅力。この作品で得たサバイバルの知識が役に立つ日は・・・来ないといいなぁ。

『ソウナンですか?』のレビュー
『ソウナンですか?』のBD(Amazon.co.jp)

盾の勇者の成り上がり

 今年取り上げる作品の中では珍しいギャグ要素の無い作品。ありふれた異世界転移のRPG風作品ですが、多くの作品と比べてシリアスな作風。世界観がありきたりであっても、重要なのはその世界観の中で何を描くかなんだ・・・という好例。理不尽も、下衆も、母性も、仲間も、しっかり描ききった良作です。ラフタリアというシングルヒロインが、とりわけ素晴らしかったです。

『盾の勇者の成り上がり (1~12話)』のレビュー
『盾の勇者の成り上がり (13~25話)』のレビュー
『盾の勇者の成り上がり』のBD(Amazon.co.jp)

慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~

 豊崎愛生。とにもかくにも豊崎愛生。これまたありふれた異世界転移のRPG風作品で、勇者ではなく女神リスタルテに視聴者の視点をセットした怪作でした。慎重で、無愛想で、笑える時も、或いは性格悪いなぁと感じさせることもあった竜宮院聖哉の言動をリスタルテのハイテンションなツッコミでかろうじてカバーしつつ、迎えたクライマックスのどんでん返し。これはもう見事という他無かったです。中盤は中だるみしていた感もあって、仮に劇場版サイズにまとめていたら、序盤・中盤で散々笑った後で滅茶苦茶感動させられる、更にとんでもない傑作になっていたかもしれません。

『慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』のレビュー
『慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』のBD(Amazon.co.jp)

スター☆トゥインクルプリキュア

 プリキュアシリーズは過去に沢山見てきましたが、これほど好きになれたプリキュアはありません。キャラクターデザインはもちろん素晴らしいし、敵幹部とプリキュアの因縁をうまく絡めたストーリーが非常に良かった。とりわけ、最終回を近くに控えた40話前後のあたりで描かれた、えれなの迷い、テンジョウとの因縁、進路・・・素晴らしかったです。物事の多面性を描くのが巧かったですよね。それから、変身BGMが大好きでした。キラやば☆

『スター☆トゥインクルプリキュア (35~45話)』のレビュー
『スター☆トゥインクルプリキュア (46~49話)』のレビュー
『スター☆トゥインクルプリキュア』のBD(Amazon.co.jp)

特別賞

他人にオススメはできないけれど、個人的に嫌いになれない、愛すべき作品に贈る賞です。

サークレット・プリンセス

 10年以上前の深夜アニメの雰囲気を持った作品。OPの橋本みゆき、EDのかつて活躍したランティスの歌姫たち、それに水橋かおりや生天目仁美といったキャストはその象徴と言えますが、SF的な世界観の説明が丁寧でしたよね。異世界アニメが増えた一方で、こういう近未来を舞台にした作品というのはあまり見なくなりましたよね。

 作画もストーリーもクオリティに波がありました。そんな中、サークレットバウトの試合描写は1話を除いてはずっと淡白だったのが残念。優佳以外のユニオンのメンバーの活躍が少なかったし、OP映像で素晴らしいドヤ顔を見せていた「まだ見ぬライバルたち」の扱いはあまりに酷かった。

 それでもこの作品を嫌いになれないのは、圧倒的な「掴み」の良さ。OP映像は歌も映像も素晴らしかったし、随所で見られたSF的な仕組みにワクワクした。ベジータも面白かった。良い素材を活かしきれなかったとは思いますが、こだわりを持ったアニメだったな、と思います。

『サークレット・プリンセス』のレビュー
『サークレット・プリンセス』のBD(Amazon.co.jp)

DAIMONZI-Xアニメ年間大賞

その年の最も素晴らしい作品に贈る賞。お前がNo.1だ!

八月のシンデレラナイン

 並み居る良作を差し置いて、記念すべき初代年間大賞に輝いたのは、巷で作画を酷評された野球アニメ。実際、確かに酷いところは目立ちました。具体的には、絵が下手というよりは、アニメーションが全くスムーズでないシーンが多く、悪目立ちしてしまったのです。一方でキャラクターデザインは抜群に可愛かったし、キャラデザの良さを十分に見せていたシーンもまた沢山ありました。作画的に両極端な作品だったのは間違いないです。

 面白い野球の試合を見せるというよりは、野球部を作り上げ、成長していく中でのドラマをしっかり見せる作品。ストーリーだけでなく劇伴も、実は背景だってハイレベルだったと思います(土手の傾斜がヤバかったりはしたけれど)。雰囲気作りが巧いから、最初は絵を笑っていたはずなのに、いつの間にか引き込まれてしまう。

 ただ、決め手になったのは最終回。度肝を抜くような展開があったわけではありません。ただ・・・青春ですよね。あまりにも眩しい。そう感じたのは、クライマックスで「世界でいちばん熱い夏」が流れた時でした。この特に野球とは関係のない曲が、何故か強烈に胸を打つ。いい曲だ、という感動ではない。女子高生がひたむきに野球をやるシーンに突如振りかけられる「切なさ」というスパイス。この曲がプリンセス・プリンセスのカバー曲であり、ゲーム版の主題歌だと知ったのは、最終回を見終えた後の話です。

 このアニメは野球部の人数を大幅に絞っています。大鋼はアニメ放送後にゲーム版を始めましたが、この流れは大正解でした。キャラクターも、彼女らのバックグラウンドのストーリーも魅力的で、おそらく最初にゲームに触れていたら、アニメ版には物足りなさを感じていたでしょう。「このキャラが不遇なんて・・・」なんて雑念を抱きながら視聴しても、楽しめなかったでしょうからね。

 作画崩壊シーン、或いは、それを回避するためのあの手この手の策を探してみるのも面白い。アニメーターの方々には失礼だけれども、それを目的で見始めても良い作品です。話が進む過程で、ちゃんと笑い以上の何かをくれますから、野球好きな人、キャラクターデザインに惹かれた人は視聴して損のない作品だと思います。

『八月のシンデレラナイン』のレビュー
『八月のシンデレラナイン』のBD(Amazon.co.jp)

   

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