DAIMONZI-X

声優/アニソンレビュー&CDデータ語り  

DAIMONZI-Xアニメ年間大賞2019

2020年06月03日 23:29 更新                  
カテゴリ: [アニメレビュー]

タグ: [][]

目次

  1. 得点ランキング
  2. アニメ作品各賞
    1. 最高得点賞
    2. 優秀賞(複数作品)
    3. 特別賞
    4. DAIMONZI-Xアニメ年間大賞
  3. 部門賞 (今ここ)
    1. MVP
    2. ベスト・アニメソング
    3. ベスト・アクター
  4. あとがき

部門賞

MVP

1年間で、最も素晴らしいと感じたキャラクターを選出します。

スター☆トゥインクルプリキュア
天宮えれな (CV.安野希世乃)

 見た目の話をすれば、まどかの方が好きだし、小松未可子も好きだから、放送開始当初楽しみにしていたのは、まどかだったんです。ただ、思いっきり性格に惹かれてしまいましたね。強くて優しい人が大好きなんです。

 「観星中の太陽」であり、強くて優しくて、明るいキュアソレイユ。そんな格好いいえれなですが、とりわけ印象的だったのは39~43話で集中的に描かれたテンジョウとのエピソード。周りとの違いに悩みながらもそれを乗り越え、周りを笑顔にするようになった過去、その結果、いつしか無意識に笑顔の仮面を被っていた現実、それに対して明確な答えを出せぬまま、母親に涙と共に本音をぶつけるシーン・・・そんな光景を見て気を利かせる父親。強くて優しい人が大好き、と書いたけれども、そんな人のあんなシーンを見せられたら、余計に好きになってしまう。えれなも好きだし、両親の暖かさも好き。そんな暖かさの一端がえれなの葛藤を生むことになってしまったという、脚本のえげつなさも好きなのです。

 どんな話だったっけとググっていたら、素晴らしい考察をしている方がいたのでリンクを貼っておきます。
スタートゥインクルプリキュア 39話 感想 全力考察 テンジョウと天宮えれなの因縁(前編) - 金色の昼下がり
スタートゥインクルプリキュア 42話 感想 全力考察 笑顔という名の「仮面」 - 金色の昼下がり

ちなみに、各クールのMVPは以下の4人でした。
 冬: 星野みやこ (私に天使が舞い降りた!)
 春: 倉敷舞子 (八月のシンデレラナイン)
 夏: 紗倉ひびき (ダンベル何キロ持てる?)
 秋: 天宮えれな (スター☆トゥインクルプリキュア)

ベスト・アニメソング

OP曲、ED曲、挿入歌、劇中歌から最も素晴らしいと感じた楽曲を選出します。別途公開するアニソン大賞との違いは、ノンタイアップは取り扱わないことと、期間内にアニメで使用されていればリリース時期に関係なく候補とする点です。

[有原翼(西田望見), 東雲龍(近藤玲奈), 野崎夕姫(南早紀), 河北智恵(井上ほの花)]
世界でいちばん熱い夏


※このゲーム版PVが作られたのが2016年の8月。こちらは作画の安定感が凄いなぁ・・・

 『八月のシンデレラナイン』最終回挿入歌。プリンセス・プリンセスのカバー曲。元々は野球と関係のない曲ですが、「八月」「駆け抜けるゼブラのストライプ」「舞い上がる砂の嵐」・・・と、歌詞のところどころで野球を感じさせてくれます。

 強烈なキラキラ感。4人の歌声もさることながら、アレンジも素晴らしい。原曲はゆったりとしたAメロで始まる結構大胆な構成ですが、このカバーでは敢えてサビで始まる王道展開に変えていますよね。ピアノを使うことで、原曲のメロディーが持つ切なさを、より高校生の青春にフィットさせてブーストをさせる。歌詞は補足に過ぎない。メロディーから、アレンジから、即座に理解してしまう。あの試合が、グラウンドに立つ全員の人生の中でも一際輝きを放つ、かけがえのない・・・もっと言えば、取り返しのつかない1ページだということを。

 余談ですが、編曲を担当した宝野聡史は音大時代、渡辺俊幸の門下生だったんだとか。渡辺俊幸と言えば、渡辺宙明の子息で、自身も「マジンガーZ」INFINITYバージョンの編曲も担当した偉大な音楽家さん。音楽的影響の有無はともかく、そういう人から学んだ人がアニメの音楽をやっていることが、少し嬉しい。

[参考] 私の門下生だった宝野聡史君 | 渡辺俊幸 オフィシャルブログ 「渡辺俊幸の音楽家日記」 Powered by Ameba

収録CDは入手困難ですが、楽曲データはDL配信で入手できます。

真夏のサイレン

各クールのベストアニソンは以下の通りです。「悠久のカタルシス」は作中で使用されていませんが、当時まだ選定ルールを固めていなかったため、特例です。
 冬: HEAT:Moment (サークレット・プリンセス)
 春: 世界でいちばん熱い夏 (八月のシンデレラナイン)
 夏: お願いマッスル (ダンベル何キロ持てる?)
 秋: 悠久のカタルシス (アズールレーン)

ベスト・アクター

1年間で最も素晴らしいと感じた声優を選出します。

上田麗奈

 『私に天使が舞い降りた!』で星野みやこ、『ぬるぺた』でぺたを好演してくれました。偶然にも、どちらも姉キャラでしたね。とりわけ、みゃー姉のインパクトは強烈で、その怪演の縮図とも言えるのが第3話。親近感の持てる普段の姿も、花をハグしようとする変態性も、スネたひなたとの入浴シーンで見せた母性、いや姉性も、全てこの話に詰まっています。全てが自然だけど、きっと誰も真似できない。役者ってのはこういう人のことを言うのでしょう。

各クールのベスト・アクターは以下の通り。
 冬: 上田麗奈 (私に天使が舞い降りた!)
 春: 花守ゆみり (八月のシンデレラナイン、かぐや様は告らせたい)
 夏: 石上静香 (ダンベル何キロ持てる?)
 秋: 豊崎愛生 (慎重勇者)

 花守ゆみりは一時期ゴシップ的な話題もありましたが、役者としての幅を拡げにかかっていることがよく分かります。『かぐや様~』の早坂はそのハシリと言えるキャラクター。ボソボソ系で、芝居を味わえるタイプのキャラではない・・・と思いきや、第11話Cパートの「くたばれクソジジイ」の凄みですよ。元々かわいい声質が魅力ある声優でしたが、この一言で、このまま路線変更しても芝居目的でアニメを見れるな、と思いました。

 石上静香は、元々大好きな声優。『ダンベル~』はファイルーズあいも素晴らしかったし、声優好きとしてもかなり満足できる作品でしたが、やっぱりこの人は独特の言い回しを以って強烈な存在感のある芝居を見せてくれます。『食戟のソーマ』では肉魅の活躍がすっかり無くなってしまったので、ダンベルでの活躍は嬉しかったなぁ・・・。少年やガサツ系キャラで需要がある声優ですが、たまにはまた可愛い声のキャラも演じてくれる機会があるといいな。

 豊崎愛生。本当にお疲れさまでした。『慎重勇者』のリスタルテのハイテンションなツッコミはNHKの年末の声優特番でも披露されていましたね。2017年頃は悪役、大人な役で新境地を見せてくれていましたが、キャリアのところどころで明確なターニングポイントがある声優というのは、出演リストがちょっとしたドラマですよね。次は何を見せてくれるのかな。

あとがき

 初の年間大賞に輝いたのは『ハチナイ』でした。やっぱり音楽を絡めた演出に弱いのですが、あの最終回に辿り着くまで・・・キャッチボールもできないところから大会に出場できるようになるまでの成長と、それに伴う苦悩をしっかり描いていたし、何だかんだ言っても「良い時」の作画は超バツグンに魅力的でした。特に倉敷先輩。(ちなみに2020年夏には再放送+1話のスペシャルコンテンツが放送されるようですが、どんな内容なんだろう・・・)

 ただまぁ弱点が目立つ作品であったことも事実で、逆にこの年の不動のNo.2である『ダンベル~』は完全無欠。作画が良くて、笑えて、声優も皆好演していて、主題歌も素晴らしく、リアルでジムに通い始めるくらい影響を受けた作品なので、こちらも大賞あげたいんですけどね。残念ながら枠は1つ。面白い作品は他にもあるけれど、何度も見返したのはこの2作。涙を呑んで大賞を選んだけれど、感覚的には2019年の2大巨頭だと思っています。

 ところで、世間での人気作品はどうなのかと言うと・・・円盤売上はもはや面白さの指標としてはイマイチですし、大きなサイトの投票がまだ指標としてはアテにできるでしょうか。
2019年アニメおすすめ人気ランキングまとめ一覧 | アニメイトタイムズ

 1位『鬼滅の刃』ブームの過熱ぶりはよく目にしています。世間であれだけ盛り上がるのは、おそらく『進撃の巨人』以来じゃないかな?大鋼は絵柄の好みの問題で敬遠しています。2位『ケムリクサ』も然り。なかなか流行と自分の好みが重なってくれない。なので、この記事を読んで「何言ってだこいつ」と思う人も多いんだろうなぁ・・・と思いつつ、だからこそ、共感を得るよりも感想欲を煽る文章を書きたい。「いいね」の方がクリエイターへの励みにはなるかもしれないけれど、未来の人の「この作品を視聴した人はどういう感想を抱いたのだろう」という疑問に対する答えを残しておきたい。埋もれない努力の方が大変かもしれないけれど(爆)

   

固定ページ: 1 2 3

カテゴリ: [アニメレビュー]
タグ: [][]