爆発力は無いけど安定していた『先輩がうざい後輩の話』と『異世界食堂2』。[2021年秋アニメ視聴録]
視聴アニメリスト
視聴断念
- SELECTION PROJECT
- 真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました
クール総括
各話評価
ドラゴンクエスト ダイの大冒険(51~63話)
視聴メディア:dアニメストア
バラン再登場からミナカトール習得まで。この辺はもう原作の知識もほぼ無い状態の視聴でした。ハドラーとバランは素の戦闘力も凄いですが、やたらと意地を見せてくれるところが格好いいし、心揺さぶられます。それも無論バーンの圧倒的な強さと冷酷さがあってこそ光るものですが、しかしいざバーン戦となると、そこまで熱い戦いにはならないんですよね。
話の流れ的に来期が最終クールでしょうか。楽しめてはいるけれど、1年以上ストーリーアニメを見てると、長いなぁ・・・って思っちゃいますね。(ONE PIECEとか、作る方もも見る方も頑張るよなぁ・・・)
評価:3.61
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
視聴メディア:ABEMA
1話で凄く心を掴まれました。渋いオッサンがいいというよりも、オッサンの暗殺者としてのモノの考え方。そこに凄みがありましたよね。キャラクターの魅力以外の部分で視聴継続が決定づけられるというのは、大鋼の中では珍しいことです。
一番印象に残っているのは、6話。何度と無くぶっかけられる井戸水。作中のほとんどの人間は何かしらマトモな部分があったかと思いますが、この回の悪党連中だけは本当にどうしようもない下衆に描かれていましたね。少女たちが皆その後立派に働いてたあたりは、いかにルーグの異世界転生系の主人公にありがちな全能感に不満があったとしても、そこは「いいことするじゃないか・・・」と感心せざるを得ません。その後のマーハの謎の急成長は解せませんが、でも凄く魅力的なレディーになってくれたのでまぁ結果オーライですね。
最終回は不満です。結末になっていない。原作が完結していないのは百も承知ですが、アニメはアニメでちゃんと1つの作品としてまとまったものであって欲しい。2期があるなら構いませんけど、必ずしもできるわけではない、できないことの方が多いでしょうからね。
評価:3.66
異世界食堂2
視聴メディア:ABEMA
2017年以来、実に4年ぶりとなる続編。安心して視聴できる穏やかな雰囲気と、清潔感のあるキャラクターデザイン、常に安定した作画は健在でしたね。
ストーリー的に特に強く印象に残った話はほぼありません。ラスト2話はまさかの展開で驚かされましたが、それくらい。でも、このアニメを見ている時間というのは決して嫌いではなかったです。それから、やっぱりアレッタはかわいいですね。ルックスもそうですが、やっぱり上坂すみれが活き活きと演じているのがいい。売れっ子声優になって久しいですが、彼女のベストアクトはアレッタだと思います。
・・・と書いたところで、ふと1期最終回の感想を読み返すと、なんか今とほぼほぼ同じようなことを書いてますね。このアニメの「フツー」は素敵な日常です。
国王の未来に幸あれ。2017年夏アニメ視聴録12週目[09/17-09/23]
ともあれアーデルハイドちゃん、結婚おめでとう!
評価:3.75
先輩がうざい後輩の話
視聴メディア:ABEMA
今期アニメでは一番期待していなかったのですが、意外や意外。かなり面白かったです。
当サイトのアニメ記事では、大体いつも女性キャラのことばかり書いていますが、男性キャラで言えば武田先輩みたいなキャラは凄い好きです。豪快だけど、現実的なレベルでの豪快さ、優しさ、頼もしさ。そんな武田先輩の側にいるから、双葉もとことんいじらしかわいい。2人の関係は最初から最後まで変わらなかったけれど、となるといずれは2期を期待しちゃいますね。
あと、終盤の夏美と優人のオネショタな関係はニヤニヤしながら見てました。最初の頃は特に夏美には好感も無かったのですが、カップル化することで魅力が引き出されることってありますよね。
評価:3.83
180秒で君の耳を幸せにできるか?
視聴メディア:dアニメストア
ショートアニメ。キャラデザが野口孝行。アニメ版ハチナイやひげひろで、個人的に今一番好きなキャラクターデザイナーさんだったのと、ASMRという題材自体も楽しみだったのですが、まぁショートアニメでできることはこれくらいだし、ショートアニメだからかろうじて見てられる内容だったかな・・・と。ゲッコーちゃんや秋水ちゃんはよしとしても、お母さん回とか結構キツかったです。伊藤かな恵の声はあんなにかわいいのに(爆)
視聴体勢は、ベッドで仰向け状態、ワイヤレスイヤホン装着で、スマホをアームで固定し、dアニメストアアプリで視聴。基本的にはなるべくでかい画面でアニメを見たい人間ですが、これならスマホも至近距離で、いい感じの大画面になる。用意できる最高の環境を作ったし、音も、たしかに耳触りのいいものでしたが、180秒で幸せになるのは流石に難しかったですね。
実験としては評価したいけれど、これなら映像つけなくても、音声でいいよねっていう結果が出たかな、と思います。製作側も、音声作品の宣伝になればOKと思ってるんじゃないかな?
評価:3.33
クール総括
視聴予定の7作品中、5作を完走。2期連続で評価4以上の作品が無し。アニメが楽しめなくなっているという訳ではないと思うし、そんな滅茶苦茶つまらないという訳でもなかったのですが、ちょっとフツー過ぎたのかな、とも。
MVP
『暗殺貴族』のマーハ。初登場回は井戸水ぶっかけと仲間たちの悲惨な境遇のインパクトが強かったですが、あそこからルックスも戦闘もビジネスでも、謎の急成長を見せましたね。そこのプロセスはタルト同様に丁寧に描いてほしかったところではありますが、ともあれ成長後のマーハの妖艶さというのは凄く魅力的でした。作画が残念な回もありましたが、今期のMVPは彼女。
次点を選ぶなら、『先輩がうざい後輩の話』の武田晴海。上でも書きましたが、こういう豪快キャラ好きなんですよ。豪快だけど、イロモノではなく現実的に豪快で頼もしいところもいいですよね。五十嵐双葉のかわいさとセットで評価したい。それから『異世界食堂2』のアレッタ。やっぱりかわいい。キャラデザも声も言うことなし。
ベスト・アニソン
『先輩がうざい後輩の話』より、OP「アノーイング!さんさんウィーク!」。これは消去法ですけどね・・・。OP映像もセットで、双葉がかわいい。次点は無し。
ベスト・アクター
『異世界食堂2』でアレッタを演じた上坂すみれです。これはもう文句無し。もともと、上坂すみれという声優の芝居に初めて「凄いな」と感じたのも、前作のアレッタでした。彼女の声は、好みで言えばクール寄りの方が好きなのですが、演じた時の躍動感で言えば、このアレッタの声というのは物凄く活き活きしている。かわいい。
次点は高田憂希。これまであまり出演作に縁のない声優だったのですが、『暗殺貴族』のタルト、いい声だなぁ・・・と思って見ていました。
あとがき
昨期に続いての4点台ゼロ・・・うーむ。2期連続の不作でしたね。『先輩がうざい後輩の話』は双葉のいじらしさがいちいちかわいくて、いいラブコメだったと思いますし、『異世界食堂2』は普段アニメ見る習慣がない人に何か1本勧めるとしたら、多分この作品を勧めるだろうって思える作品ですが、しかし爆発力のある作品ではなかったのかな・・・とも。
上には書きませんでしたが、映画『SAOプログレッシブ』も見てきました。これも確かに面白かった。特に戸松遥の芝居は見事で、映画の序盤と終盤のアスナの叫びの変化は、わかりやすく楽しませてもらいました。ただ、やはりストーリー、全体的な評価となると・・・「続き」があるのは嬉しくもあるけど、映画単体としてはまとめ方が弱いんですよね。「アスナとミトの物語」としては、完全に消化不良。上で最終回を批判した『暗殺貴族』ほどではありませんが、映画が終わった後、余韻に浸れないというのはやっぱり寂しいです。この消化不良は続編で解消させて欲しい。
来期は・・・ヤバいですね。継続の『ダイの大冒険』に加えて、『プリコネ2期』と『ドルフロ』しか視聴予定がありません。『着せかえ人形』とか『終末のハーレム』とか少し迷ってますけど、土日に未視聴アニメが積んである状態ってのに結構疲れてまして。欲望のままにアニメを見ていてはバテてしまう。
まぁ春以降は『かぐや様3期』、『盾の勇者2期』、『ダンまち4期』、『パリピ孔明』、『ニジガク2期』・・・と注目作がわんさかあるので、春はちょっと休憩ですね。ああでもプリキュアも今後の情報次第で見るかも・・・