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橘様に惚れてしまいますわ・・・。[2023年春アニメ視聴録]

2023年07月05日 21:58 更新                  
カテゴリ: [アニメレビュー]

視聴アニメリスト

  1. ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP
  2. 私の百合はお仕事です!
  3. 君は放課後インソムニア

クール総括

  1. MVP
  2. ベスト・アニソン
  3. ベスト・アクター

各話評価

クリックで原寸表示します。

ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP

視聴メディア:YouTube

 「えっ、あれで終わり?」と思ったのは、最終回視聴後Twitterを見てのことでした。まさかの全4話。作品を包む空気の重さもここまでかな?と思いきや。

 「アヤベ」「トプロ」といった略称が気になったけれど、オペラオーは「オペラオー」なんですね。いや、「テオペ」とかじゃなくてよかったけれど。

 動画クオリティが凄いあたりもストーリー展開が微妙なところも、プリコネを思い出しました。CygamesPicturesの特徴と言っていいのか解らないけれど、あの動画クオリティが本当に活きるのはまだ先なのかもしれません。

評価:3.25

私の百合はお仕事です!

視聴メディア:dアニメストア

 まさかこういう話とは・・・。元々上坂すみれのお姉さんキャラが好きで見始めた作品でしたが、陽芽と美月の関係が修復?された7話以降はほとんど空気になっちゃってましたね。そのかわりに、後半の主役と言える橘さんが大活躍することに。

 見た目で言えば特に好みではないし、演じる小市眞琴についても、これまでプリコネのゲーム内で声を聴いていたくらいで、特に思い入れも無かったのですが、主に百合芝居シーンに前半からグイグイ引き込まれましたね。実際はギャルという設定もいい。印象的だったのは五影堂が登場する10話。寧々さんとの姉妹の関係を略奪されてしまったわけですが、あれ当時の客はどう思ったんだろう・・・。極めつけは11話の果乃子とのシーン。「言わなかったら無かったことになっちゃうからね」っていう言葉の重さ。絶対に口にできなかった陽芽への純愛をぶつけることができる相手。ドロドロとしているけれど、美しい。よくもまぁ、こんな関係性を描けるなぁ・・・と思わざるを得ませんでした。

評価:4.16

君は放課後インソムニア

視聴メディア:dアニメストア

 戸松遥出演作。ただそれだけで見始めた作品でした。キャラクターデザインは全く好みではないし、天文というテーマも地味。北陸石川が舞台ということで、唐突に8番らーめんが出てきたりしましたが、特に地元感を煽られることもなく。そういや、みんな標準語なのに、お好み焼き屋の蟹川の母だけ何故かエセ石川弁だったりしましたね。なぜネイティブ石川県民を使わなかった・・・。

 それでも最後まで見てしまったのは、やっぱり中見と曲の関係が見ていて微笑ましかった。中見視点での曲があまりにかわいかった。そこだけだけれど、それだけで十分。そういう作品でしたね。あ、まぁ白丸先輩も好きでしたけど(笑)

評価:3.46

クール総括

 視聴予定の6作品中3作を完走・・・とは言ってもウマ娘は全4話だったので、感覚的には完走したのは2作だけって感じでした。世間で話題になった『【推しの子】』も悪くなかったんですけどね。ちょうど時期的にメンタル、体調が最悪で、まぁいいやってなっちゃいましたね。

MVP

 『私の百合はお仕事です!』の橘純加。本名は知花純加。最初の頃は、イケメン風味もあるお姉さま(実はギャル)ってな感じでしたが、後半は仕事に恋愛を持ち込ませないように奔走。果乃子への感情の移り変わりが一言では表せない複雑さで、凄く引き込まれました。自分はかつて略奪愛をされた側だけど、それと近くとも遠からずなことをやっているところも重い。実は誰よりも激情を相手に伝えていたのは橘でしたよね。

 ちなみにWikipediaの登場人物を見て「えっ、寧々さんの過去ってそういうことだったの!?」ってなりました。アニメではあえて寧々さんの感情描写カットしてましたよね。

ベスト・アニソン

 『私の百合はお仕事です!』より、白鷺陽芽(CV:小倉唯)&綾小路美月(CV:上坂すみれ)が歌うED「夢が覚めても」です。実質2作品のOP/EDの4択でしたが、この曲しかないでしょう。何と言っても上坂すみれのお姉さんボイスが大好きなので、それだけでも満足なのですが、小倉唯のロリボイスと互いを引き立てあっていて、相乗効果で声質の良さを堪能できます。曲もいいですよね。歌詞を詰め込まずにゆったりと歌っているので、なおのこと声質を楽しめる。素晴らしいと思います。

ベスト・アクター
 三冠。『私の百合はお仕事です!』で橘純加を演じた小市眞琴です。えっ、上であんなに上坂すみれのお姉さんボイス好きって書いといて!?って話ですが、後半あれだけ空気になっちゃうとね・・・。逆に小市眞琴は素晴らしい役を素晴らしく演じてくれました。惚れちゃいますよ、そりゃあ。

 次点は無し。それだけ今季は選択肢が無かったですね・・・。

あとがき

 ということで、かつてないくらい寂しい4ヶ月となりましたが、わたゆりはもちろん、インソムニアも高評価にこそしていませんが、毎週楽しませてもらいました。

 来期は大本命こそ不在ですが、やはり6作品視聴予定。

   
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