『シンフォギアG』OP初動６万！『超電磁砲S』OP累計５万！グラフで見るアニソンオリコンウィークリー[2013/08/12付]

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・水樹奈々は売れたと見るか売れてないと見るか・・・。
・fripSideはこれくらい売れて当然。
・戸松遥のPPPは1万枚届かなかったね。

下2桁は四捨五入。クリックで原寸表示します。

アニソンシングル売上分析

　水樹奈々の『戦姫絶唱シンフォギアG』OP「Vitalization」の初動が約61600枚。無印のOPだった「Synchrogazer」の初動が約51000枚ですから、約1万枚も増えたことになります。

　とは言え・・・前シングル「BRIGHT STREAM」が初動・累計共に水樹奈々のシングル史上最高の数字ですし、T.M.Revolutionとのデュエット「Preserved Roses」が初動10万超えを果たしたのはつい最近のこと。そう考えるとだいぶ寂しい数字とも言えます。

　曲を聴いた感想としては、キャッチーさが無いのが少し残念ですね。「Synchrogazer」はシンフォギアという作品の主題歌として、奇をてらうところはてらいながらも、イントロとサビは徹底して熱を込めていました。今回は、「前回と同じじゃダメだ」という意識に囚われすぎたんでしょうか、ちょっとヒネり過ぎな印象を受けました。こういう曲は、聴けば聴くほど良さが解ってくるものの、第一印象が弱いんですよね。それ故に、累計では伸びないんじゃないのかなぁ・・・と、少し心配しています。

来週は高垣彩陽のED「Next Destination」が発売。その翌週は風鳴翼のキャラソンCDですよ。
(そういや、今週は前作の翼のキャラソンCDが196位にランクインしてました)

　fripSideの『とある科学の超電磁砲S』1st OP「sister's noise」が13週目で5万枚突破。これは最終的に累計6万枚を超えた「LEVEL5 -judgelight-」以来、約3年ぶりの記録になります。あれから、シングルの累計は「future gazer」の約31900枚を除いては全て1〜2万枚の範囲内で、長い停滞期を歩んでいました（それでも、そこそこの人気声優ですら及ばない数字ですが）。そこから、見事に脱出してみせましたね。

　この曲の場合は水樹奈々とは逆のパターンで、「これで売れなかったらお手上げ」と言えるくらいの超キャッチーな曲。作曲の八木沼悟志は今期の『ロウきゅーぶ！SS』ともども素晴らしい仕事ぶりです。今回は前作と比べてストーリーもハードで、悲壮感さえ漂うものでしたが、それを実に解りやすく噛み砕き、再構成し、楽曲化しています。文句無しの名曲である、と断言できます。それもやはり超電磁砲という原作の魅力あってのものですし、その魅力をしっかり表現できることこそがfripSideの強みですね。

　それと、OP映像も素晴らしかった。黒子が後ろ向きで御坂を助けるシーン大好きだったのですが、完全に詐欺でしたね。こういう騙され方は嫌いじゃないですけど（爆）

2nd OP/EDは8月21日に同時発売です。

ランキング (下二桁は切り捨て)

　初動の数字を見た時点で超えることは間違いないだろうと思っていましたが・・・それにしても3週で抜いてしまうとは。

主なアニソンアルバム売上 (下二桁は切り捨て)

参考

オリコンランキング情報サービス「you大樹」