『Free!』EDに『シンフォギアG』・・・キャラソン色々。グラフで見るアニソンオリコンウィークリー[2013/08/19付]

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・『Free!』ED、絶好調。
・『シンフォギア』ブランド健在。
・『Free!』EDと入れ替わるように『うたプリ』ED「マジLOVE2000％」脱落。
・ダミーヘッドはもうちょい注目されていいジャンルだと思うけどな。

クリックで原寸表示します。

アニソンシングル売上分析

　『Free』ED「SPLASH FREE」の初動が約32300枚。やはり『うたプリ』同様、中の人(OLDCODEX)名義のOPよりキャラ名義のEDが売れています。こういうのは、女性向け作品に限らずとも、古くは『涼宮ハルヒの憂鬱』だって平野綾のOP「冒険でしょでしょ？」より「ハレ晴レユカイ」が売れていましたし、アニソンCDにおける売上貢献度は基本的には作品人気＞アーティスト人気。逆に、人気アーティストを起用しても、やはり作品人気のテコ入れにはなりづらいですよね。『ロウきゅーぶ！』みたいに、主要キャストのユニットの主題歌が成功していてもキャラソンCDの売上が低調な例を混ぜると話が少し複雑になりますが、あくまで傾向のお話。

　シンフォギアGは歌をウリにしているだけあって、キャラソンが強いです。劇中で歌っている曲ですから、ただのイメージソングCDより売れるのは自然ですが、更にこの作品の場合、翼やクリス、マリアが響に大差を付けていることから、声優の歌手活動の人気が直結していることがわかります（流石に、普段水樹奈々のCDを買ってる層が丸々流れてくるわけではありませんけど）。初動が前作より増えていますから、前作で築いたシンフォギアブランドは健在ですね。

ナンジョルノも歌を期待されての起用でしょうね。個人的にはかやのん起用が興味深いですけど。

ランキング (下二桁は切り捨て)

　『マジLOVE2000％』が約77000枚(15週)で脱落。お疲れ様でした。ちなみに前作『マジLOVE1000％』は累計約59900枚(35週！)。今回は初動で5万枚超だったので、2週目以降の売上では前作超えは果たせませんでしたが、それでも大成功と言える数字じゃないでしょうか。

主なアニソンアルバム売上 (下二桁は切り捨て)

　ダミーヘッド録音のドラマCD『シスコイ！』が272位にランクイン。同じコンセプトでも女性向けのCDと比べるとまだまだ売上が弱いですが、まずは第一歩なんじゃないかな、と思います。『おやすみなさいは一度だけシリーズ』はランクインできてませんからね・・・(そこが声優ラジオで幅を利かせてるマリン・エンタテインメントとBOOST ONの宣伝力の差なんでしょうけど)先日発表された第3弾の声優がこれまで(丹下桜,浅倉杏美,伊藤静,日高里菜)と比べて格落ち感が半端じゃないので、やっぱり売れてないんでしょう。・・・安済知佳は福井県出身なので、個人的には注目していきたいところですけど。

　日笠陽子のコラボレーションアルバムが惜しくも1万枚に届かず。お疲れ様でした。

参考

オリコンランキング情報サービス「you大樹」