痛ぁーい！5分アニメに勝てない『せかつよ』。グラフで見るアニソンオリコンウィークリー[2013/11/18付]

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アニソンシングル売上分析

　先週に続いて今期のアニソンが大量に発売されている一方で、『戦姫絶唱シンフォギアG』OP、『とある科学の超電磁砲S』2nd OP、『進撃の巨人』2nd ED、『Free!』EDなどなど夏アニメのヒット曲が続々脱落。お疲れ様でした。ここしばらくクール別の売上をまとめることができていないのですが、夏アニメで残っているのはもう『進撃の巨人』OPと『Free!』OPくらいですかね。

　今期アニメの中で、個人的に一番ドハマりしている『世界でいちばん強くなりたい！』。その初動は、SweetDivaのED「Fan Fanfare!!!」は約900枚、鳴海杏子のOP「ビューティフル・ドリーマー」に至っては約500枚と、かなり痛ぁーい結果。

　新興レーベルのアース・スター レコードがこれまで出してきたCDはまだこれだけです。井口・阿澄の仲良しアニラジ声優コンビはともかく、鳴海杏子がキャラ名義で歌っている『てーきゅう』にさえ全然及んでいないというのは・・・。なお、鳴海杏子はアース・スター唯一のお抱え声優ですが、デビューが遅かったこともあり、人気・実力ともに同年代(1985年度生)の人気声優(高垣彩陽, 沢城みゆき, 名塚佳織, 小清水亜美, 三瓶由布子, 日笠陽子, 下田麻美etc...)と比肩できるレベルにはありません。2年前の『せかつよ』ドラマCDと聴き比べれば別人のように上達していますが、それでもまだまだです。

　・・・が、それはあくまでも声優としてのお話。歌手としては声量も技量も申し分ない。クールビューティー路線のアニソン系歌手は他にもいますが、その中でもとりわけキャッチーな楽曲に映える歌声だと思います。おそらくは、鳴海杏子は今後もアース・スター作品に優先的に起用されると思うのですが、せっかく売れっ子や実力派が揃っている『せかつよ』の現場で声優として大いに表現力を磨いてほしい。それが声優として生き残っていくための術であることは無論のこと、歌手活動にもプラスになる。この競争社会でせっかく恵まれたポジションにいるわけですから、ギブアップなんてないですよ。

　今週は久しぶりにももいろクローバーZの『モーレツ宇宙海賊』OP/EDが帰ってきました。劇場版は来年2月上映ですが、それとは関係なし。10thシングル発売のついで買い効果でしょう。

累計ランキング表 (下二桁は切り捨て)

主なアニソンアルバム売上 (下二桁は切り捨て)

　『進撃の巨人』オリジナルサウンドトラックが20週目で6万枚突破。

参考

オリコンランキング情報サービス「you大樹」