寿美菜子の「pretty fever」。グラフで見るアニソンオリコンウィークリー[2013/12/02付]

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アニソンシングル売上分析

　寿美菜子の6thシングル「pretty fever」の初動が約4700枚。高垣彩陽の5thシングル「月のなみだ」をわずかに下回り、スフィアメンバーのソロCDではワースト2の初動に(ワースト1は戸松遥のデビューシングル「naissance」)。5thシングル「プリズム」の初動から約1000枚減。2ndシングル以降、ほぼ1000枚ペースで初動が減り続けているのが少し気がかりですね。

　ソロデビュー当時は『けいおん』人気がまだ冷め止まぬ頃で、CDが売れるのは必然でした。しかし、あの頃と比べて格段に魅力的な声優として成長しているだけに、固定ファンが離れているという状況は残念です。まぁ、派手さのない音楽スタイルがオタク受けしづらいでしょうし、タイアップでアニメ視聴者へのアピールをしているわけでもないので、新規ファンがつく要素というのはほぼないというのが現状でしょうか。豊崎愛生もそうですが、キャリアを積み重ね、薄れていく「若さ」や「アイドル要素」と折り合いをつけ、どういう手段で音楽商売を成功させていくのか・・・

　まぁ、採算がとれているのなら・・・CDをヒットさせるのはいきのいい若手や一部のスターに任せて、マイペースに音楽活動ができるなら、それはそれでいいんですけども、ビジネスの問題ですからね。

　中島愛が歌手活動を無期限休止・・・というニュースもありました。唯一無二の個性を持ち、歌唱力もあった彼女。タイアップにもそこそこ恵まれ、CD売上もアニソン系アーティストの中では中の上といった印象でした。おそらく「今売れないから」辞めるわけではなく、今後の人生設計上の問題でしょうが・・・いちリスナーとしては、ただただ残念ですね。これまでありがとう、と言う他ありません。とりわけ、エクリップスは今でも史上最高の(キャラ名義ですが)声優ユニットだと今でも思っています。

累計ランキング表 (下二桁は切り捨て)

主なアニソンアルバム売上

　今週はお休みします。

参考

オリコンランキング情報サービス「you大樹」