『ラブライブ！』はアニメBDもライブBDもCD並の売上。グラフで見るアニソンオリコンウィークリー[2014/01/20付]

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アニソンシングル売上分析

　先週に引き続き『ラブライブ！』のCDが一斉ランクイン。twitterで教えてもらうまで失念していましたが、昨年のクリスマスに3周年ライブBDがリリースされていたんですね。3週目の今週も約1100枚売上げ、累計約24100枚のヒットになっています。実はアニメ本編のBDも、キャラソンシングルもほとんどこれくらいの数字にまとまっています。CDより高価なBDが同じくらい売れているというのは凄いですね。

　よりミュージシャン寄りの『けいおん！』や本格派ヴォーカルの『マクロスF』とは違って(ライト層を巻き込むレベルの)大ヒットにはなりませんが、お金を出してくれるアニメファンを相手に確実に利益を出している印象。『ラブライブ！』は特に人気声優揃いというわけではありませんし、アニメ化以前のプロジェクト無しのポッと出アニメだったら、ここまでのヒットにはなっていなかったかもしれませんね。「アニメ化＝一つの到達点」という意味でも『アイマス』とは良き先輩後輩の関係にあるのかもしれません。(そういやグリマスはランティスだったな・・・)

　今だと巷では『Wake Up, Girls！(WUG)』が賛否両論で話題になっていますが、1話を見た限り、キャラクター単位での人気は獲りに行く気は無さそうですね(アイドルアニメにとりわけ重要な作画については言わずもがな、一人一人のストーリーを掘り下げることもなさそう)。「キャラクターや声優にお金をつぎ込んでいる感覚」を持つ層の支持はおそらく得られない。アイドルアニメがストーリーだけで商業的にどこまでやれるのか、見守りたいところです。まぁ、OPは楽曲が凄くキャッチーでいい感じだったので、CDに限って言えばそこそこのヒットになる可能性も充分にあると思いますけど。

デビューシングルから3年5ヶ月・・・一番の出世頭は三森すずこでしょうかね。
(ナンジョルノは当時の時点で軽く別格だった印象)

累計ランキング表 (下二桁は切り捨て)

主なアニソンアルバム売上 (下二桁は切り捨て)

参考

オリコンランキング情報サービス「you大樹」