最高なi☆Risの最低な商法。2015/04/08頃発売のアニソンCD／アニメBD

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非アニメタイアップCD

高い商品を売るなってんじゃないですよ。要は、ファンに無駄な買い物をさせるなってことです。

　『プリパラ』と共に徐々に知名度を高めているi☆Ris1stアルバムは3種類。上の表が難解で申し訳ないのですが・・・TYPE-AとTYPE-Bはそれぞれ異なるライブDVDが特典としてついてきて、TYPE-CがCDだけの、所謂「通常盤」です。僕がオススメしたいのは、ライブ映像に『プリパラ』のキャラソンも含まれているTYPE-A。Amazon限定特典のブロマイドが何故かTYPE-Aだけ付いていないのですが・・・それでもTYPE-A。i☆Risの一番の魅力は歌いながら激しいダンスをやれるところ、更に言えばそれをキャラクターの声でもできるため、(数曲ではあるものの)キャラソンライブとしてかなり楽しめます。「プリパラ好きだけど中の人には興味ないや〜」って人には一度見てみてもらいたい。ライブ映像抜きにしても、CD9曲目「Believer's HEAVEN」は深夜アニメしか見ない層にもオススメできる格好よさ。プリパラ主題歌群が元気な分、クールな曲はとことんクール。何気にメンバーほとんどクールボイス使いですもんね。

試聴：DISCOGRAPHY | i☆Ris OFFICIAL WEB SITE

　・・・と、ここで文句を言いたいのは、特典に座談会DVDがついてくる「3形態セット」。これがまだ2形態なら声を大にするレベルではないかな、とも思いますが、この売り方の最低なところは、CDだけのTYPE-Cまで含めているところ。スフィアの「Eternal Tours」の時にも書きましたが、内容に重複箇所がある3商品の価格を、3商品の合算にするのはボッタクリです。TYPE-AとBの定価は税込み5238円(高い！)でCの定価が3510円。つまり付属DVDは5238-3510=1728円。これがTYPE-AとB、そして座談会DVDの3種類で1728×3=5184円。これにCDだけの価格を足すと、5184+3510=8694円。3形態セットの適正価格は8694円です。13986-8694=5292円・・・これが実際の価格との差異。

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　こういう売り方をしているのがi☆Risだけでないことは言うまでもなく、下で紹介してるニャーKBだって3形態で特典をバラして売っていますし、そもそも特典のためにCDをゴミ化して売り出した張本人こそがAKB。AKBがアイドルブームを作っていなかったらi☆Risも結成されていなかったでしょうが、かと言ってそんなところまでマネしていては・・・スタッフだってプライド持って仕事しましょうよ。自分らが叩かれても、i☆Risに罪はないからファンは減らない。実際そうなんですけども・・・こういうメッセージをうまいこと価格設定している人間に届けることはできないんでしょうかね。

　売上にも触れておきましょうか。初動は4000枚ちょい。かなりショボい数字に見えるかもしれませんが、深夜アニメしか見ない層には無縁ですからね。プリパラもいくらゲームが人気とは言え、プリキュアシリーズみたいなブランド力はありません。声優アーティスト本来のメインターゲットに全然アピールできていないし、プリパラ好きの女児が(安いシングルならともかく)このアルバムを買うところもあまり想像できません。そう考えると健闘さえしていると思いますが、メンバー1人あたりの収入低いんだろうなぁ・・・と余計な心配もしてしまいます。プリパラに毎週出てても家賃ぐらいにしかならなさそうですけど、どうなんでしょう。

アニメ主題歌CD

　ニャーKB、えらく叩かれているのを以前目にしましたが・・・「GレコでOPじゃなくてEDがMay Jになるようなもん」とか。元々アニメでも最初の頃から名前も実際にキャラも出てきているニャーKBに対して、それは流石にないと思います。曲の好き嫌い、AKB自体の印象の悪さ、ブリー隊長への愛着は当然あるにしても、そこまでケチをつけられる楽曲ではないでしょう。

　まぁ・・・『妖怪ウォッチ』のEDって、うちの近所のツタヤで無限ループ再生されてますけど、大体画面の前に子供がいましたからね。ブリー隊長の頃は。そう考えると「子供向けの体操」というコンセプトを引き継がなかったのが最大の失策でしょうか。勿体無いけれども、作中アイドルに子供向けをやらせるのは逆に不自然ですし、キャラソン企画に留めておくのが正解だったのかもしれません。

キャラソン／挿入歌CD etc

ラジオ／ドラマCD／サントラ

アニメBD