デビューの沼倉愛美・麻倉ももら女性声優一斉リリース！売上順を予想してみよう。2016/11/02頃発売のアニソンCD新譜

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アニメ主題歌CD

女性声優が一斉リリースするので、売れる順番とか予想すると面白いと思いますよ。
・麻倉もも (デビューSGはご祝儀的に買われることが多く有利)
・小倉唯　 (安定して1万以上を売上。『ViViD Strike!』の人気次第ではブッチギるかも)
・竹達彩奈 (アルバムはシングルより有利そうだが前アルバムは8000枚に届かず)
・沼倉愛美 (デビューSGはご祝(略)。しかし本人にアイドル要素は薄い)
・村川梨衣 (デビューSGは1万枚に届かず。2ndSGで竹達と勝負できるかな・・・？)

　それにしても、Amazonにいまだ沼倉愛美のジャケット画像が上がっていない・・・いい曲なんだから頑張って売って欲しいぞ。

　沼倉愛美デビューシングル。2009年の『アイドルマスターSP』から・・・我那覇響から7年半ですよ！近年だと佐藤聡美も声優デビューから7年で歌手デビューしてますけど、沼倉愛美の場合は当時から歌も凄く良かったですからね。実際、今回の曲は実力派にじゃないと任せられない曲でしょう。May'nと競合できるレベル。そんな渇望の歌手デビューだったから、滅茶苦茶遅咲きに思えてしまう。

　曲は滅茶苦茶格好いいのですが、アニメは相当ヤバそうなので僕は見てません(グロと暗いのが苦手なのです)。待ちに待ったデビューシングルを全力で応援できないのは残念なのですが、ともあれ「聴けば解る」レベルのパワフルな名曲です。作詞は沼倉愛美が担当したようですが、2番はだいぶネタバレ臭いなぁ・・・オリジナルアニメなら神がかり的と言えたのでしょう。主題歌であろうとする姿勢はいいですが、露骨にしちゃダメですよね。見終えた後に聴きなおして初めて気づく程度にしないと。そこは次回への反省点にして欲しいです。次も待ってます。

　小倉唯7thシングルはこれまたえらい武闘派ですね。デビュー曲だった「Raise」と似ているのは作曲者・俊龍の意図通りでしょう。あの曲は凄かったなぁ・・・当時のtwitterでのコメントを引用します。ブログに書けよ当時の大鋼 断（爆）

Raiseはカンピオーネのための曲にもなってるけど、それ以上に小倉唯に「捧げられた」曲だということを強く感じる。他の歌手なら「NewAgeに相応しい」なんて歌詞にはなっていなかったと思う。これはオタクの幼女崇拝を無意識に煽るものである・・・（壮大な話になってきた）

— 大鋼 断「ダイコウ・ダン！」 (@daimonzi_x) 2012年9月13日

ただ言えることは、今のRaiseと10年後のRaiseは別質の魅力を持っていなければならない。「NewAgeに相応しい」曲を用意された小倉唯は、そんな曲に相応しい歌手に将来ならなければならない。敢えて言う。今はまだ「ギャップ萌え」の段階。

— 大鋼 断「ダイコウ・ダン！」 (@daimonzi_x) 2012年9月13日

　そうそう、こういうことを書いてたんですよ。あれからまだ4年ですけど、まだギャップ萌えを脱していませんよね。この曲が変化球なのか、それとも新たな一面なのかで今後が大きく変わってくると思いますけど。

Raiseをソロデビュー曲に持ってくる小倉唯の大胆不敵さ半端じゃないよな。「オトナちょれぇぇぇぇぇｗほらCD買えよ貢げよｗｗｗｗ」みたいな感じでさ。でもそのギラついた感じが最近はあまり感じられない。

— 大鋼 断「ダイコウ・ダン！」 (@daimonzi_x) 2014年4月17日

　これは一昨年のツイートですけど、この「ギラついた感じ」が消えちゃったのは残念。2ndシングル以降の曲を見ても解るように、結局「Raise」が方向性を示すデビュー曲では無かったということなんです。近年、似たオーラを持ってたのは雨宮天ですが、この人もギラつききれていませんし。ああいうギラつきを持ったまま、早見沙織や以前の花澤香菜みたいな「何見ても出演してる状態」を作り出せれば、ようやくもってスーパースター・・・水樹奈々の後継者が生まれると思うんですけどね。声優としての力量も大事というわけです。まぁ水樹奈々がそうだったということではないですけども、今あれほどのスターが生まれるにはそれくらいは必要でしょう。

　で、こういうオワコン扱いするような文章を僕が書いたところで、小倉唯の声優アーティスト人生には続きがあるわけですよ。上でも書いたように、この曲と『Vivid Strike！』は小倉唯には転換点でしょう。成功して、今後も安定して主役＆主題歌が貰えるかもしれない。失敗して、声優としてはそのまま徐々にフェードアウトしていくかもしれないし、このMusicVideoのような泥臭さを持った声優へと化けるかもしれない。見守ろうじゃないですか、彼女の声優人生を。きっとどっちに転んでも見応えはあるでしょう。まぁ売上見ると、歌手としては当分安泰な気もしますけど、それではファンは減るだけですからね。

　あ、ちなみに僕は今回の曲好きですよ。「Raise」も「はにかむー」も良かったですが、今回も負けてない。ヒットして欲しいと思いますが、アニメの人気どうなんでしょう。

　村川梨衣2ndシングル。こういう快活な声も出せるんだなぁ。

非アニメタイアップCD

　竹達彩奈3rdアルバム。いいですね、完全限定盤！初回盤についているものは全て完全盤についてくる。普通な事のようですが、こういうところはしっかり賞賛しておきます。最近は内容を変えてくるロクでもないところが多いのですが、そういうのを叩くよりは健全なアーティストを褒める方が気分がいい。で、完全盤の特典BDにはMusicVideo4曲に加えて、2015と2016のバースデーライブ映像がついてきます。滅茶苦茶太っ腹ですね。三森すずこしかり、ポニーキャニオンは楽曲作りも然ることながら、こういう真っ当な商売をしてくれる素晴らしいレーベルです。・・・ただ、きゃにめ.jp、アニメイト、ゲーマーズの店舗特典でリミックスCDが付いてくるのだけは引っかかりました。いずれ超レア音源としてプレミアつくのかなぁ。

　楽曲を試聴してみると、個性的な曲が多い印象ですが、そんな中に竹達彩奈らしからぬ格好いい曲がポツポツありますね。5曲目の「Starline」なんて凄くいい。

キャラソン／挿入歌CD etc

　麻倉ももがソロデビュー。TrySailから2人目ですね。ルックスはなかなかこれ程の人はいないと思うし、声質・発声も独特で素晴らしいと思います。かわいい声してるけど、一音一音がハッキリしてますよね。アーティスト活動向きの人だと思うのですが、雨宮天と比べて時間がかかってしまったのはやはり声優としての実績でしょう。つまりは演技力かな？出演作・・・『クロムクロ』、あるいはソシャゲだと『GF(仮)』で声を聴いていても下手だとは思いませんが、あっと言わせるレベルでもないかなとは思います。天然っぽいので、色々と苦労してるのかな・・・なんて邪推をしてしまいますが。

　なお、ソロデビュー曲のプロデュースをHoneyWorksを任せたのは大失敗だと思っています。HoneyWorksって良くも悪くも個性バリバリじゃないですか。歌手が変わってもハニワはハニワというか、「麻倉ももらしさ」はこれでいいの？という感覚です。TrySailはヒットしているし、アイマスでも結構歌ってるんですよね？本人らしさを追求した曲を作れば売れると思うけどなぁ・・・

MusicVideo試聴は以下から。
明日は君と。 | Sony Music

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