沼倉愛美の2ndアルバムも格好いいぞ！花澤香菜、小倉唯 他 2019/02/20頃発売のアニソンCD新譜

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今週のDAIMONZI PUSH DISC！

　沼倉愛美2ndアルバム。何と11曲中9曲が新曲。どうせアルバムが来るからシングルは・・・と買い控えていた人は、収録されなかったc/w曲のために今からでもシングル買いましょう（爆）

　格好いい音楽活動、という点では声優アーティストの中でも屈指でしょう。大鋼的にはNo.1です。この歌声は紛れもなく声優・・・とはっきり言える声質を、パワフルに、クールに、時にけだるげに押し出してくる。個人的に気に入ったのは、6曲目の「Don't back」。無論、2つのシングル曲「彩 -color-」「Desires」が素晴らしいのは語るまでもなく。名盤ですよ。

　近年は大人の役が目立つようになってきましたし、キャリアを考えれば、今後その傾向はより強くなっていくはず。そういう実力派声優が格好良く音楽をやる・・・というのが意外に無いんですよね。声優アーティストはあんなに沢山いるというのに。他に挙げるなら、水樹奈々や喜多村英梨くらいでしょうか。かと言って、若手で後に続きそうな人もなぁ。雨宮天のソロ活動は今の雰囲気のまま頑張って欲しいです。寿美菜子もクールですが、アニメタイアップやってくれないから、話題にしづらいよなぁ・・・

アニメ主題歌CD

　halca3rdシングル。『かぐや様～』はOPのインパクトが強烈ですが、EDも映像込みであなどれない作品。

非アニメタイアップCD

　花澤香菜5thアルバム。クリエイターにJ-POPの著名アーティストを沢山起用しているようですが・・・試聴できないのでは良いも悪いも無いですね、今回は。唯一・・・槇原敬之が作曲した「大丈夫」は花澤香菜の最高傑作だと思っていますけどね。

　小倉唯3rdアルバム。リード曲「アップル・ガール」のMVは70～80年代アイドルコンセプトでしょうか。楽曲自体はモロに今の曲ですけど。ジャケットのフォントは『マジンガーZ』っぽいですよね（何）収録曲の中では8thシングルだった「白く咲く花」が好きです。

　小倉唯がこの先、どういう方向に進むのか・・・というのは興味深い話です。キングレコードには、若い頃の方向性を維持・強化して成功した田村ゆかりという先駆者がいましたが、小倉唯は彼女ほど世界観を固めるタイプではないですし、ダンスという武器もある。そもそも彼女には「Future Strike」のような曲もあるし、デビュー曲の「Raise」からして激しい情熱的な歌だったりもします。かつての水色・・・ポニキャンでダンスミュージックをやる今の石原夏織に青が似合うように、かつてのピンクが真紅に変わるというのは、個人的には大いにアリだと思います。

キャラソン／挿入歌CD etc

　バンドリが3枚同時リリース。大鋼の場合、かつてはRoseliaにしか興味を持てなかったのですが・・・今やってるアニメを見ていると、リアルでライブをやらない3バンドには意外に魅力を感じた一方、逆にRoseliaに関心が無くなってしまいました。デスクトップ・リスニングが専らの大鋼にとって、ヴォーカル以外は聴覚的に「どうでもいい」存在だったはずなんですけどね・・・。遠藤ゆりか・明坂聡美が抜けて、「いい音楽だから」ではなく「いい人がいるバンドの音楽だから」というのが大きな動機だったのだという現実を思い知らされています。

　RAISE A SUILENは・・・バンドリというコンテンツが「声優がバンドもやる」ではなく「ミュージシャンが声優もやる」に切り替わる、解りやすいスイッチですよね。まぁそれは功罪あるから良しとしても、問題はアニメでの声優としての力量です。ドラムの人の演技は見切り発車以外の何物でもなかった。かつて声優たちが必死に練習して、ようやく楽器を弾く姿がサマになるまでになったんでしょう。それに相応する努力を彼女がしたとは、到底思えなかったです。レッスンの機会を与えなかったのか、彼女が怠けたのか、あるいはどんなに頑張ってもダメだったのかは知りません。が、あれを許容した人達が、このメディアミックス・プロジェクトの中での「声優業」というものをナメているということはよく解りました。

特選ラジオ／ドラマCD／サントラ

音楽／実写BD

特選アニメBD