八十亀ちゃん！Study！そして、花園めいはいい声だ。2019/05/29頃発売のアニソンCD新譜

Tweet

今週のDAIMONZI PUSH DISC！

　戸松遥『八十亀ちゃんかんさつにっき』EDはCD単体でのリリースは無く、コミックス6巻の特装版に付属します。キャラソンではないけれど、戸松遥の作品というより、作品のイメージソングとしての色合いがかなり強いので、この判断はまぁ理解できます。歌詞をよく読むとだいたい名古屋の何かが入ってますからね。詳しく知りたい人はdアニメストアで配信されてるアニメの6話と7話の後に戸松遥が実写で語ってるので、見てみるとよいです。

　この歌、今後アルバムに収録されたりライブのセットリストに組み込まれたりはするんでしょうかね。歌手活動の公式情報としてアナウンスされる扱いですし、権利上おそらくは問題ないんでしょうけど。コテコテの作品ありきの楽曲を自分の曲として歌い続けるのは、決して悪いことではないと思うんですよね。役者としてではなく、パーソナルな魅力を発信する歌手活動だとしても、声優だから縁のあった楽曲を切り離すのは勿体無い。権利の問題がより難しいであろうキャラソンに対してですらそう思うので、せめて本人名義でソニーから出てる今作が埋もれていかないことを願います。

　戸松遥の愛知絡みの仕事は応援しています。というより、みんな東京で得た人気をもっと地元で有効活用すべきだと思っています。現状のアニメ産業って、ほとんど東京ローカルの企画をTVやネットで全国展開してるだけじゃないですか。ほとんどのリアルイベントは首都圏でしかやらない。当たり前です。東京ローカル企画なんだから。ネット環境の発達でアニメスタジオは日本各地に作れるようになったけれど、集合して収録する必要がある声優は東京から動けない。動くメリットも無い。それはいい。ただ、地元アピールしておけば、それは仕事に繋がるし、より応援してもらえるでしょう。まぁ今回の戸松遥は決して地元アピールしていたわけでは無いですけど、きっと声優/アーティスト側からのアプローチで機会を作り出すこともできますよね、というお話です。

アニメ主題歌CD

　Studyは『ぼくたちは勉強ができない』発のユニット。この3人は有望な若手声優。順調にアニメの仕事を増やしている富田美憂、白石晴香は無論のこと、鈴代紗弓も実績こそまだ少ないものの、『かぐや様～』での妹役など、少ない出番で存在感を見せていました。このユニット、アニメ公式サイトには「2019年より音楽活動開始!!!!!!」と書かれています。イヤホンズのようにアニメ放送終了後も活動を続けるんでしょうかね。

　楽曲はソロパート多めではあるものの、3人の個性がハッキリ分かれているわけでは無く、3月に配信されたデビュー曲「ready STUDY go!」と比べても、全体的に無難な仕上がりと感じました。キレイにまとめた、とも言えますけどね。

キャラソン／挿入歌CD etc

　プリコネキャラソン8枚目はトワイライトキャラバンの魔法つかい2人と、ラビリンスの血の繋がりのない姉妹？。どちらも騒がしい楽曲。ギルドの雰囲気としては、ルカ姉やエリコ擁するトワキャラのデンジャラスな雰囲気は割と好きなのですが、この2人だと結構ギャグ寄りになっちゃいますね。ラビリンスはシズルお姉ちゃんのキャラが強烈なのと、リノのアスミス・ボイスのインパクトがこれまた強烈。ところで、最近生天目仁美の声を聴く機会が多いのは大鋼だけでしょうか。SAOにサープリに、シズルお姉ちゃんとは雰囲気をガラリと変えたクールボイスが多いですけど。

　7月発売予定の成人向けゲーム『流星ワールドアクター』のキャラソン。これは素晴らしい・・・サイバーな雰囲気が格好いい。花園めい、この人については詳しくないのですが、凄くいい声をしていますね。透明感があって、あどけない声。キャラクターの意思が見える、静かな熱唱。プロフェッショナルの声優の仕事です。どこかで声を聴いたことがある気がしますが、多分気のせいでしょう。このテのゲームは嗜んでいませんが、大鋼はこのCDを買います。良曲です。

非アニメタイアップCD

特選ラジオ／ドラマCD／サントラ

音楽／実写BD

戸松遥 出演アニメBD

特選アニメBD