CAT'S EYE[杏里]のレビューと歌詞、カラオケ配信状況
収録CD
他の収録曲も考慮して考えると、このCDが一番妥当かな、と思います。
歌手に興味があるだけの人は、杏里のアルバムを探してみてもいいかもしれません。
(その場合、2000年に再録されたバージョンなどがあるので注意)
コロムビアミュージックエンタテインメント (2006-08-23)
売り上げランキング: 69839
背景
TVアニメ「キャッツ・アイ(第1期)」OPテーマ。
データ
歌手: 杏里
作詞: 三浦徳子
作曲: 小田裕一郎
編曲: 大谷和夫
レビュー
アニメ キャッツ・アイは1983~85年の作品です。
(ただし、近年のガンダムOOなどのように、第1期・第2期に分かれているため、空白期あり)
この曲は、オリコン1位になったりと当時大ヒットした曲なので、
リアルタイムで知っていた人はもちろん、若い人も聴いたことあるという人は多いかも。
アニメ自体も、ジャンプ黄金期の作品ですしね。
来生三姉妹・・・「キャッツ」の妖しさ、格好よさといったものを全部詰め込んだ曲です。
真夜中が似合う。夜中に、どこに行くでもなく車を走らせる・・・ドライブのお供にキャッツ・アイ。
そういうシチュエーションで聴ければ、もう最高です。
窓を開けなくたって、風を感じることができそう。
シンセドラムをはじめとして、よきデジタル臭がする曲でもあります。
イントロのエレピっぽい音?とかが、いいムードを作ってくれてます。
全体的に、ムーディーに淡々と唄っている杏里も、
サビの出だしの「みぃーつめるキャッツァイ!」のところだけは
結構力がこもってて好きです。この曲の力強い部分を一身に背負ってる部分。
あと、曲のラストのループなんかはクセになりますよね。
(ゴダイゴの「銀河鉄道999」と同じパターン・・・カラオケではキツいですよね(´ー`))
これが売れなきゃ何が売れるのよ!っていう曲です。それほどに格好いい。
実際のところ、「キャッツ・アイ」ってラブコメなんですよね。
Wikipedia調べですけど、この曲ほどには、格好いい作品ではないですよね。
(いや、本当はじっくりマンガ版を読みたいんですが・・・違ってたら本当ゴメンね)
それでも、ストーリーを知らない人は、この曲を聴くことで、
「キャッツ・アイ」が極めてミステリアスで大人な作品だと思うに違いないです。
原作に対して、強烈な期待を抱かせてくれる曲。
一般的なJ-POPとしての逃げ道を完全に捨て去って、
「この作品の、キャッツ・アイの、いや、瞳の魅力はこうだ!」っていうのを
これでもかというくらいに叩き込んだのがこの曲でしょう。
そんなこの曲が売れたのは、曲の題材となった北条司の原作もまた、
一般層に受け入れられやすい作風だったからだと思うんですよね。
非現実的なストーリーを題材にできるということこそが、
アニソンの醍醐味であり、なおかつ広く受け入れられない理由だと思いますが、
この曲は、そのデメリットを持っていません。
素材がよかったんです。そんな素材の魅力を最大限に活かしきったのがこの曲です。
処方箋(個人差があります(´ー`))
都会的で、夜が似合う曲です。
真夜中のドライブでこれを聴けば、きっといいムードをくれるでしょう。
女じゃなくても、何も盗まなくても、自分を怪盗にしてくれる。
そんな風に、酔える曲です。
どうでもいい余談
間奏の時に、「らき☆すた」でもネタにされていたEDを
彷彿とさせるエアロビクスの声が入ってるんですよね。
もっとどうでもいい余談
OPの最初のタイトルロゴの時に、瞳がハゲになるのは有名(らしい)。
本当にどうでもいい余談
何気に5ヶ月以上アニソンレビューしてなかったのね・・・
アニソンレビューサイト形無し(;´〆`)
歌詞
試聴
カラオケ選曲No.(2008/10/16時点)
DAM: 1629-12
JOY: 27429 (スゴオト: 113008)
UGA: 3058-09
(スタ録: 7754-94、ハウス: 7560-47、フォーク: 7661-72、R&B: 7622-44、)
(レゲエ: 7506-40、ロック: 7585-13)