GF(仮)2019マドンナ選抜総選挙TOP10ガールを語る!
前書き
当たり前の日常と、その下の激しい争いの共存。パッと見は一人負けですけど、1ランクの上がり下がりが大きな意味を持つのはTOP10ならでは。
順位表
分析・考察と雑感
10位:浅見景(CV.伊藤美来) 221601票
バレー部の優等生。完璧超人。定常N出身では最上位。かつて初ランクインでのTOP10入りを果たした2016年、その翌年も10位を死守し、TOP10常連化を果たしつつありましたが、昨年は右肩上がりを続けていた鴫野睦にその座を奪われてしまいました。
奪われた10位の座は1年で奪還し、先輩の威厳を見せつけた格好。ただ欲を言うならば、9位が遠いのもまた事実。中の人の勢いで言えばTOP10ではNo.1ですが、今更声優の流行り廃りで順位が変動するようなゲームでないことは、川上さんや萌果が証明しています。まぁ伊藤美来は勢いだけでなく演技の成長も目覚ましいので、声を聴けば余計魅力的になっていく可能性は大いにありですけどね。
基本的には爽やかな人なのですが、夕涼みの最終進展の表情なんかはもうすっげぇギラついてますよね。昨年のお見舞いの時もそう。「他の9人には勝てないけど、浅見先輩になら勝てるかもしれない」という空気を打破するには、これ以上何が必要なのでしょう・・・。
9位:加賀美茉莉(CV.釘宮理恵) 232932票
テニス部の優等生・・・の皮をかぶった絵本好き。TOP10から陥落したことのないガールの中ではワースト。とは言え、TOP10皆勤は茉莉を含めて6人しかいませんし、むしろ偉大な記録と言えるでしょう。
そんな茉莉が昨年の大躍進からのまさかの急降下。5位から元の指定席である9位に舞い戻ってしまいました。昨年が出来すぎだった、と言えばそれまでですが、波風がほとんど立たないGF(仮)のマドンナ総選挙において、2016年のるい・浅見先輩の大躍進以来となる大きな勢力図の塗り替えのインパクトは強かったし、茉莉なら最初期からの功労者であるクロエや明音が抜かれても文句は無い・・・と思っていました。だからこの急降下はちょっと残念でした。
8位:神楽坂砂夜(CV.寿美菜子) 249054票
聖櫻学園の裏ボス新聞部部長。砂夜よ。3-Bでは最上位。部長ガールでも最上位。第1回こそ13位に甘んじていましたが、翌年からはTOP10常連入り。9位から7位までを行ったり来たり。よく言えば抜群の安定感。悪く言えば上昇の気配が見えない・・・。9位との差がデカいのは凄いんですけどね。
TOP10での大鋼イチオシはこの人。時谷小瑠璃とのライバル関係が見ていて楽しいですが、最近は苗との関係も掘り下げられていますね。こんな優しい目もするんだなぁ(爆)最近のカードの中でベストを選ぶなら、昨年の創作ダンスの最終進展。ドヤ顔好きとしては、これ以上の絵は無いです。nonetで踊っていた時もこんな感じだったのかなぁ・・・。
7位:風町陽歌(CV.早見沙織) 251076票
にゅーろん☆くりぃむそふとのヴォーカル。2年のSWEET属性では最上位。初登場の2014年は21位で、2015年に6位にランクインしてからはTOP10常連入り。2014年秋のアニメ化の恩恵を最も受けたガールと言えます。昨年は9位にダウンし、人気にかげりが見えたようにも思えましたが、まだまだ人気は根強いですね。
GF(仮)というゲーム自体の流行り廃りの影響を最も受けるガールなのは間違いありません。作品に勢いがあった時はにゅーろんのCDも出ましたし、そりゃ人気も伸びます。そんな彼女の順位が落ちた昨年はリアルイベントも開催されず、ゲーム内でも、カードを描き続ける必要のないぷちガールちゃんに力を入れていたり、月末のキュピの新カードが1枚だけになったり、いよいよもってGF(♪)同様、無更新で過去の遺産を楽しむだけのサービスへの変貌へのカウントダウンか・・・?と不安にもなりました。
今年は7周年記念番組が配信されますし、ちょっと前には禁書目録とのコラボがあったり、「ガールフレンド(仮)くじ」なんてものも開催されたり・・・ちょっと息を吹き返したようにも見えます。それと陽歌の順位は関係ないはずなのですが、やっぱりゲーム自体の活気と連動しているように思えてならないのです。来年また順位が上がるようなら、にゅーろんの新曲が聴けるような展開になっていくのかも、なんて淡い期待を抱いてしまいます。ので、頑張れ!
6位:櫻井明音(CV.佐藤利奈) 264885票
放送委員会のメガホンガール。プレイヤーとは同じクラスで隣の席。6年連続でPOP属性から唯一のTOP10入り。第1回からPOP属性最上位を譲ったことは無く、まさにPOP属性最後の砦と言えます。が、年々順位が落ちており、昨年は5年間守り通した2-C最上位の座をとうとう茉莉に譲ってしまうなど、かつてのガルフレ四天王としては寂しい結果が続いていました。
ここ数年の落ちぶれ感は凄かったんです。TOP10入りしてるのに?と思うかもしれませんが、2014年に4位になったときの票数は、5位のミス・モノクロームにほとんどダブルスコアと言える程の差をつけていました。当時単独でTVアニメ化され、知名度ではブッチギリのNo.1であったであろうモノクロームに、です。上には絶対女王・文緒、CMで圧倒的知名度を得たクロエ、そしてGF(仮)の象徴である心実しかいなかったのです。これが初期のガルフレ四天王。ここにエレナを加えた5人がアニメのキービジュアルに選ばれていましたね。
参考サイト
・人気No.1キャラがついに決定!! 『ガールフレンド(仮)』キャラ総選挙の結果発表! [ファミ通App]
・『ガールフレンド(仮)』マドンナ総選挙2014結果発表! No.1に輝いたのは…… [ファミ通App]
とまぁ、そんな昔話をしたくなってしまうくらい、ここ数年の体たらくには寂しさを覚えていました。そんな中での今回の2ランクUP!5位ともそこまで大差をつけられてはいませんし、ちょっと勢いが戻ってきたんじゃないでしょうか。今年の初夢カードがイノシシにまたがって壁を粉砕するという、なかなかにブッ飛んだ内容でしたが、これが勢いをもたらしてくれたのかな・・・?
最近、バンドリでキャラに弟がいた事実が発覚して炎上したりしていましたが、明音にはモロに思春期の弟・響也がいます。個人的には、この家族構成を有効に使ってほしいなと思っていますし、適切な頻度でそれができていると思っています。席が隣なのも、アナウンサー志望なのも、知ちゃんと仲良しなのも、弟がいるのも、ポニーテールなのも、「設定」は全部明音の魅力に繋がっているわけですよ。お姉ちゃん属性、いいじゃないですか。魅力に繋がらない設定はフェードアウトしていきます。アニメで五十鈴と仲良しになったけれど、それ以上の掘り下げはできないでしょう。生き残る設定というのは説得力を持っているものです。バンドリは弟持ちという設定が過去のセリフと矛盾し、説得力を持たせられなかったんでしょう。もっとも、細かい矛盾が炎上の理由だとは思えませんがね。要はあの世界に男性が存在することが許せなかっただけでしょう。
わあ!明音〜!!
みなさま、応援ありがとうございます!! https://t.co/4HrhKJfLgX— 佐藤利奈 (@rinasatoh) September 28, 2019
5位:クロエ・ルメール(CV.丹下桜) 272851票
(^q^)くおえうえーーーるえうおおおwww
かつて新春キャンペーンのCMでGF(仮)を一躍有名にしたフランス人。3-Aでは2番手、SWEET属性でも2番手。意外とNo.1にはなれないタイプなんですね・・・。
ここまで長く続いているGF(仮)の最大の功労者であることは言うまでもありませんが、あのフィーバーも7年前になろうとしている今、当時を知らないプレイヤーも増えているんでしょうか。というか、ほとんど知らなくても無理もないだけの年月が流れているんですね・・・実際どうなんでしょう。それでも今なお5位にランクイン。それも昨年より1ランクUPしています。ここまで長く愛されるキャラになると、当時誰が考えたでしょう。やっぱりクロエって、面白いだけの人じゃないんですよね。チャーミングですよ、とことん。
ちなみに、クロエフィーバー以降、Amebaゲーム事業部がリリースしたスマホゲーには漏れなくヘンテコな外国人が登場していました。殆どのゲーム自体が短命だったため、生き残っているのは、AmebaからCygamesに移って大ヒット中の『プリンセスコネクト Re:DIVE』のニノン・ジュベールだけ。彼女はCVが佐藤聡美。GF(仮)を意識した、遊び心のあるキャスティングだったのですが・・・今のプリコネユーザーでGF(仮)を意識する人はほとんどいないよなぁ。
ブログで今回の結果に言及・・・と言う程でも無いか。事務的(爆)
GF(仮) | 丹下桜オフィシャルブログ「さくらblog」Powered by Ameba
4位:上条るい(CV.渡部優衣) 380620票
素直になれないツンデレ幼馴染。2-Aでは最上位。定常HN出身でも最上位。TOP10圏外を経験したことのあるガールでも最上位。おまけに、GF(仮)の前身とも言える『萌えガチャ』出身ガールでも最上位。5位クロエに10万票以上の大差をつけて、3年連続となる4位を獲得。2位争いではまだモモ・心実に差をつけられていますが、すっかり安定のNo.4ですね。
色々な意味で、明音のポジションをもぎ取ったと言えます。元々「幼馴染」と「隣の席」という、どちらもプレイヤーに近しいガールだったのですが、まず人気でポジションを奪い、追い打ちと言わんばかりに明音の親友・押井知との急接近。同学年に仲良しのいなかったるいに友達を作りたかったのは解りますが・・・なぜ知ちゃんだったのか。どう見ても略奪ですよ、この構図(爆)2年A組で、ツンデレのるいにも積極的に絡みそうな陽キャラと言えば・・・知ちゃんか高崎瑠衣くらい。瑠衣も「Wるい」で面白かったかもしれませんが、人気がないから知ちゃん、といったところでしょうか。「るいはともを呼ぶ」とも言いますしね。
個人的には、奪われてばかりの不憫な明音を応援したいのですが、いっそ知ちゃんをきっかけとして、るいと明音に接点を持たせるということはしないんでしょうか。3人で仲良しになれば皆幸せですよね。まぁ今の冷戦ムードも想像が捗って面白いんですけど(爆)
上条るいちゃん4位
るいちゃん、主人公くん、長期間の選挙活動お疲れ様でしたーー(*´꒳`*)♡
これからもるいちゃん、そしてガルフレをよろしくお願いしますっ!!#ガルフレ https://t.co/zWWpDRKJlZ— 渡部優衣 (@watanabeyui_Ton) September 23, 2019
3位:椎名心実(CV.佐藤聡美) 413294票
GF(仮)の象徴であり、アニメ版の主人公。メロンパン好きの新体操部。2年生では最上位。運動部でも最上位。村上文緒以外で1位になったことのある唯一のガール。前回は3年ぶりに2位に返り咲きましたが、今回はまたもモモの後塵を拝する結果となってしまいました。後ろからはるいも迫っていますし、来年も2位争いはハラハラ見守ることになりそうです。
順位は残念でしたが、この1年は濃かったですよね。「応援くま~」のマレ蔵しかり、昔の記憶の幼女しかり、夏期講習で髪をくくっていたり・・・それでも一番強烈なインパクトを残したのはバニーガールでしょう。ストーリーを知らなかったら、この縛られて笑顔になってる第2進展はハードコアな趣味にでも目覚めたのかと(爆)
毎年、総選挙の結果に言及してくれる声優は少なくないですが、人気上位ガールの声優の中で佐藤聡美ほど愛を感じるツイートをする人はいませんよね。アニメが終わって久しく、もはやGF(仮)の中で心実が他のガールと比べて特別であるということは無いはずなのですが、佐藤聡美のこういうツイートや、5周年のライブイベントの時の立ち居振舞いには「背負ってくれてる」感が凄くて、やっぱりGF(仮)の中心には心実にいて欲しいと思ってしまいます。もっとドライな人が演じていたら、こんな気持ちにはなっていなかったかもしれません。
今年もたくさんの方に応援して頂き
大変感謝しております
ここみんが、熱く大きな愛に包まれていることを知って感激…
今日は、メロンパン食べてお祝いしましょう
ここみん、応援して下さった皆様、本当にお疲れ様でした。
これからもよろしくお願いしますね#ガルフレ https://t.co/BafAAYtsXv— 佐藤聡美。 (@satosatomi58) September 26, 2019
2位:朝比奈桃子(CV.小倉唯) 439328票
にゅーろん☆くりぃむそふとのキーボード担当。酒屋の娘。あやや~。SWEET属性で最上位。1年生でも最上位。前回は心実に2位を奪還されるも、今回は再奪還。
昨年も書きましたが、モモと陽歌はGF(仮)というコンテンツの「勢い」の象徴だったと思っています。その勢いは、今はもう「安定」に変わってしまった。文緒には勝てない・・・そういう空気の中でモモが手にしたものは、ライバルだったのだと思います。即ち、2位を争うるい、心実というライバル。それは彼女たちがどうこうではなく、この総選挙の見方なんです。どういう観点で順位を見れば面白いのか、ということ。そして、その観点で見れば間違いなく今年のモモは勝者だったのです。喜ばしいかは別としても。
イメチェンバンドの最終進展、急に弟がいる設定が出てきて炎上しそうな見た目してますよね(爆)まぁ朝比奈家は父母ともにキャラが立ってて良い家庭だと思います。他に父親が出てきたガールというと・・・ユズちゃん、クロエ、アニメ版の心実、それと姿は出てきていませんが、珠里椏くらいかな?
1位:村上文緒(CV.名塚佳織) 625815票
図書委員。2014年からV6達成。3位以下に落ちたことがない唯一のガール。聖櫻学園の絶対女王。この総選挙において唯一の無競争地帯、それが1位。村上文緒の椅子です。
何故ここまで圧倒的なのか・・・何がこれほどの数のフミニストを生んでいるのか。周りが好きだから、という日本人の哀しい習性ゆえかもしれない。あるいは働き蜂根性、マザー・コンプレックス・・・結局何ら確証のあることは書けないのですが、色々と想像力を膨らませてくれる存在なのかもしれません。本来、ただ物静かで、たまに少し刺激的になるだけのガールだったし、今もそうなんですけどね。
最近のカードで過激なのはリラクゼーションの最終進展くらいでしょうか。それも他のガールほど強烈ではないですし、割と落ち着きのあるカードがほとんどですよね。注目を得ようという必死さがまるで無いのに、それでもお花見とか晩餐会とか、普通にしててもオーラが凄い。貫禄が女王の座を更に強固にしていく・・・
CVの名塚佳織も、ラジオをやっているというのも大きいんでしょうけど、文緒を大切にしてくれています。冗談抜きの話をすると、「殿堂入り」は危険だと思いますよ。フミニストたちが注いできた熱量は、GF(仮)の運営を続ける上での大きな支えになっているはず。その熱量のぶつけ先が無くなったら・・・無くしちゃダメでしょう。
本当に本当に…
毎年ありがとうございます(˃ □ ˂ഃ )゚.+:
私にとっても大切な存在の文緒が、毎年皆さんに愛して頂けていることが実感できとても幸せです♡
ただ…殿堂入りにした方が良いのでは…というお声も…(ت;)ですよねw
ご意見ありがとうございます!
ひとまず、これからも宜しくお願いします♡ https://t.co/wwdZWy84h3— 名塚佳織 (@nazukakaori) September 24, 2019