アメリカンな雨宮天とセコい売り方。早見沙織、南條愛乃 他 2020/09/02頃発売のアニソンCD新譜
今週のDAIMONZI PUSH DISC!


雨宮天3rdアルバム。リード曲「Queen no' cry」、アメリカンですねぇ。古臭い言葉を使うなら「チョイ悪」な、真っ当でない大人の雰囲気。方向性としてとても良いと思います。青が似合う美人なので、超がつく正統派としてストリングスばりばりのクールな曲を歌わせたら滅茶苦茶映える人ですけども、最近はそういうのやらなくなりましたよね。勿体ないとは思いますけど、やっぱり今後の音楽活動の方向性を決める上でも「VIPER」は偉大だったんですよ。
なお、初回生産限定盤はリード曲のMVとメイキング映像のBD付き。完全生産限定盤はデビューから5年間を振り返るドキュメント映像のDVD、トートバッグ、フォトブック付き。初回盤は税込4400円。完全盤は税込8800円。両方買えば片方のCDはゴミになる、文句無しに最低な売り方。こういう商法、いつになったら絶滅するんでしょうか。別に後述の早見沙織のマネをして安くしろとは言いません。全部詰め込んだコンプリート盤を11000円で売ればいいじゃないですか。やり口がセコいんですよ。
アニメ主題歌CD





非アニメタイアップCD

早見沙織3rdミニアルバム。”早見沙織自身のこれまでとこれからを描いた”全6曲だとか。元気な曲、格好いい曲は無し。これまでポツポツ披露してきたジャジーな曲も無し。この人の音楽は年々、音楽との向き合い方、楽しみ方を問うようなものになってきている感があります。少なくとも、「ライブの予習のためのグッズ」でないことは間違いなくて、このミニアルバムをポンと渡された時に、どういうシチュエーションで聴けばこの音楽たちを楽しめるのだろう。その時、どんな気分になれるだろう・・・と、ちょっと考えてみたくなります。
なお、BDにはこれまでのMVが8曲分収録。これで税込3900円はお得ですね。

南條愛乃アコースティックアレンジアルバム。fripSideには強烈なfripSideらしさがあるので、ソロ活動の方でアコースティックをやるのは、より歌声が堪能できて、良い試みですよね。

キャラソン/挿入歌CD etc

ラブライブの虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会3rdアルバム。毎回書いていますが、ソロ曲で攻めているのがμ'sやAqoursとの決定的な違いであり、魅力なんですよ。なんせ9人ですよ9人。ユニットの人数が増えれば増えるほど曲の中でメンバーの個性は薄まります。2人や3人なら絶妙な個性の絡み合いを楽しめますが、9人もいたらそんなの無理です。だから今更でもラブライブがソロに力を入れ始めたのはとても良いと思うし、これまで濃度1/9の世界にどっぷり浸かっていたラブライバー達がそこに価値を見出してくれるといいな、と思っています。



特選ラジオ/ドラマCD/サントラ



音楽/実写BD



戸松遥 出演アニメBD

あの酷い最終回の後の完結編。完全生産限定版の特典として、パンジーのキャラソン「ジキルなハイド」がついてくるのは魅力的なのですが・・・どっかで試聴できないのかな?
厳選アニメBD
