DAIMONZI-Xアニメ年間大賞2025

はじめに
みなさんこんにちは、アニメ大好き大鋼 断です。当ブログではクール毎にアニメ感想記事を書いていますが、この記事は1年間4クールの中でベストなアニメを決めて勝手に表彰してしまおうという企画です。名付けて、DAIMONZI-Xアニメ年間大賞・・・!
目次
得点ランキング
評価の目安は以下の通り。1は滅多に出ませんし、つまらない作品は、好きな声優が出演している等、何らかの理由が無い限り序盤で視聴終了するので、結果としてほとんどの作品は平均3.0を超えます。
5: 素晴らしい
4: 面白い
3: 普通 / 面白さとつまらなさが拮抗
2: つまらない
1: 不快
アニメ作品各賞
最高得点賞
全話試聴した作品の各話を採点(1~5点)し、その平均値でNo.1になった作品に贈る賞です。あくまで単話評価の平均値であって、作品全体の最終的な評価とは必ずしも一致しませんが、せっかく一番になったのだから、表彰しない訳にはいかないでしょう。
2018年の『うちのメイドがウザすぎる!』、2019年の『旗揚!けものみち』が記録した4.75という数字を、今年なんと2つのアニメが更新してくれました。一つは『ロックは淑女の嗜みでして』。平均点は4.76。実に6年ぶりの記録更新はまさに快挙でした…が。
千歳くんはラムネ瓶のなか(1~10話)
平均は4.90点。ブッチギリでした。1話に4点を付けた以外は全部5。ただ、ちょっとこの賞に選ぶ際、ちょっと迷ってしまいました。そう、このアニメ、全10話ではなく、11話以降が放送延期になっているため、今後の展開次第ではロックレディに逆転負けする可能性があるからです。結論としては、まぁ2025年の年間大賞だし、秋アニメとして集計に加えちゃってるし、選んじゃおう…と。頼むから11話以降も楽しませてくれよ…。
これだけの圧倒的な数字を叩き出した要因は、画面の綺麗さ、これに尽きます。キャラクターデザインも作画も素晴らしい仕事ぶりでした(その結果、クオリティを下げられず放送延期することになったわけですが…)。正直、ストーリー的にはイマイチな箇所もありましたよ。1話もそうだし、3話だったかのサッカーからのうさぎ跳びのあたりとか、特に健太編は共感性羞恥をものすごく感じてしまう作品でした。もちろん健太ではなく千歳に対してです。でも、やっぱり絵が綺麗。ヒロイン達がかわいい。悠月編は千歳も安心して見られるようになりましたし、いい話でした。一番面白いアニメでは無かったかもしれなかったけれど、一番毎回楽しませてくれたアニメなのは間違いないです。
優秀賞(複数作品)
素晴らしかった作品たち。贔屓目抜きにオススメできる作品に贈る賞です。
ボールパークでつかまえて!
ファイルーズあいのギャルは至高である…。ということを再認識できましたよね。『ダンベル何キロ持てる?』のアニメよりもラブコメ要素もあって、ルリコがとことんかわいい。もちろんそれ抜きにしても、野球好きとして楽しめるエピソードもあり、毎回安心して楽しめるアニメでした。
わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)
「れな子が悪い」なんて言葉がちょっとした流行を見せたり、1クールに収まりきらなかった分を劇場先行公開したり、最近のアニメにしては、ビッグタイトル以外では珍しい「ヒットした感」のあるアニメでしたね。振り回され系ラブコメを百合化するとこうなります、的な作品。れな子はかわいいけれど、男前なところもヘタレなところもあって、やっぱり立ち居振る舞いが男性のラノベ主人公ですよね。
押し倒すはキスするは一緒に風呂に入るわで、百合によくある繊細でウェットなムードを出していくというよりは、描きたいものを安直に描いていくカラッとした作風。うん、やっぱり男女のラブコメに百合要素の美味しいところだけを乗っけた作品でしょう。実に美味しかったですよ。
『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』視聴直後レビュー
不器用な先輩。
Lynn演じる鉄輪先輩というキャラクターのかわいさを味わうアニメ。もうそれに尽きるでしょう。キャラクターデザインは好みが分かれそうではありますが、この面白いキャラクター性、Lynnの好演の組み合わせが素晴らしいという他ないですよね。この鉄輪先輩とラブコメをやる亀川も本当に嫌う要素の無い良き後輩であり相手役であり。素直に2人を応援できる、見ててほっこりする良いラブコメでした。
東島丹三郎は仮面ライダーになりたい(1~13話)
昭和ライダー好きとして見ざるを得なかった作品。ただ思わぬ副産物として、プロレス好きとしても楽しめる作品でしたね。やってることがプロレス。特にユリコ。戦闘シーンでは攻撃の一発一発が重い!第1話は本当にダメな大人になってしまった悲哀が全面に押し出されていて、これこの先楽しめるのか…?と思いましたが、どんどんおもしろくなっていきましたね。
『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい(1~13話)』視聴直後レビュー
千歳くんはラムネ瓶のなか(1~10話)
福井県が舞台、という時点で贔屓目抜きには語れない作品、ということは前置きしておきます。それはもう放送開始前の福井市内のチラムネフィーバーは凄かったですし、僕自身も夏には聖地スタンプラリーも行ったし、秋には福井で開催された1話先行上映会にも行きました。この時点で、例えどんな駄作だったとしても最後まで見る覚悟はできていました。幸い、世間の評価がどうであれ僕はこの作品を駄作であると思わずに済みました。
最高得点賞の方でも書きましたが、やはり圧倒的に作画が良い。ヒロインたちは言うまでもなくキラキラしているし、胸糞レベルの悪役だった美姫すらかわいい。本作の最大のネックは4話までの感情移入の難しさだけれども、5話以降の千歳はそれまで不自然に持ち上げすぎたのを丁寧に自然な高さに降ろしている感もあって、ようやく悠月の魅力を引き立たせることができる主人公に成長した感もありましたね。逆に夕湖は喋れば喋るほど視聴者目線での千歳の株が下がっていったりして、人の評価って思いの外周りの人間の言動に左右されるんだなぁ…っていう気付きもありました。とにかく語り甲斐のある作品だったことは間違いないです。
特別賞
他人にオススメはできないけれど、個人的に嫌いになれない、愛すべき作品に贈る賞です。
千歳くんはラムネ瓶のなか(1~10話)
ビックリですよね。最多得点賞、優秀賞、特別賞の三冠王ですよ!いや、みんなに見てもらいたい作品なのは間違いないのです。ただ、序盤が微妙である作品ほど人に勧めづらい作品もないんですよね。
で、この作品の序盤は「退屈」ではないんですよ。ところどころに「キツ…」と思わせるシーンが存在している。僕にとってのそれは、1話の委員長を決めるシーンであり、3話の「猿・ゴリラ・チンパンジー」でした。これらのシーンというのは、つまり視聴者が置いてけぼりを食らうシーンなんですよ。特に3話はわかりやすい。あのサッカーの話は健太が視聴者の感情移入の対象となるわけですが、健太のために負け、その罰ゲームとして、健太抜きで千歳たちだけが謎の掛け声とともにうさぎ跳びをする…。「一緒にやるぞ」と言えばまだ違っただろうに、あの疎外感は千歳を「悪人ではないんだけど、なんか癇に障るやつ」だと思うのに充分でした。
先行上映会で1話を見た後、「この作品が面白いかどうかは、窓を叩き割った千歳のこの後の言動次第」だと感じました。つまり、「他所様の家の窓を割ろうが何でも許されるキャラ」なのか、それとも「他所様の家の窓を割ってでも健太を引きこもりから救い出すヒーロー」なのか。結果としては…後者の要素ももちろんありますが、やや前者寄りになってしまった感はありますね。健太や夕湖の言葉が必要以上に千歳の悪印象にブーストをかけてしまった印象もあります。
…で、そんな千歳が、5話以降はスペックの高さを維持したまま、ちゃんとヒロインの良さを引き出せる良主人公になってるのがちょっと感慨深かったりもするんですよね。そこまで待つのは厳しいんだけども、そこでキーになるのが作画。この作画なら少なくとも僕は見続けられる。11~13話を延期してまでキャラクターの作画クオリティを維持したのは大正解だったと思います。(もちろん、10話までの中途半端な状態で年間大賞に上げざるを得なかったり、何とも語りづらい状況になってしまったのは残念なんですけどもね!)
DAIMONZI-Xアニメ年間大賞
その年の最も素晴らしい作品に贈る賞。お前がNo.1だ!
ロックは淑女の嗜みでして
あそこまでに遠慮のない気持ち、言葉のぶつけ合いができたなら、どんなに幸せだろう…と、そう思わせてくれるアニメでしたね。
どちらかが被害者根性を出してしまえば、ああいう関係は成立しない。どちらかが呆れたり不貞腐れたりしても、成立しない。何かあればやれブロックだの何だのっていうSNSのやり取りを何度も見ては辟易していた身としては、あのりりさと音羽の互いに罵り合える関係というのが、物凄く羨ましいなと感じました。
この作品のキモはやっぱり5話ですよね。ティナも環もいいキャラではあるのですが、りりさと音羽にレッドファミリアの面々が乗せられて熱い演奏をしてしまう。サウンド的にも、ブラスロックがとても心地良い。作品の趣旨には反するかもしれませんが(笑)
真面目に生きていたら、なかなか「さらけ出す」ということができない。そういう意味で、とてもスカッとする作品でしたね。僕もまぁリアルでは大っぴらにせず同人活動でさらけ出していたりしますが、趣味をこっそり楽しむだけでなく、とても勢いのあるコミュニケーションを見せてくれました。これぞ2025年のDAIMONZI-Xアニメ年間大賞に相応しい作品です。
部門賞
MVP
1年間で、最も素晴らしいと感じたキャラクターを選出します。
ロックは淑女の嗜みでして
鈴ノ宮りりさ (CV.関根明良)

「燃えたでしょ」
って言われたくありません?
粗暴と淑女の二面性。その二面が交わるとああいうセリフになる。作品のブッ飛んでる印象は音羽及び、音羽と交わってハイになっているりりさによるものですが、基本的には常識人ですよね。髪型は面白いですが(笑)
キャラクターデザインも好きだし、(特に淑女なシーンは)単純に見ているだけでも好みなのですが、やはり感情移入してしまいますね。人間、どんな時でもさらけ出せるというわけにもいかないが故に…。りりさも音羽も、全てさらけ出せる相手がいるが故に、さらけ出しているところがスカッとするし、逆に、さらけ出せない場面の美しさというのも光る。いい相方に恵まれたが故のMVP、と言えるかもしれませんね。
ちなみに、各クールのMVPは以下の4人でした。
冬: 石倉陽鞠 (クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。)
春: 鈴ノ宮りりさ (ロックは淑女の嗜みでして)
夏: 瀬名紫陽花 (わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?))
秋: 七瀬悠月 (千歳くんはラムネ瓶のなか)
ベスト・アニメソング
OP曲、ED曲、挿入歌、劇中歌から最も素晴らしいと感じた楽曲を選出します。別途公開するアニソン大賞との違いは、ノンタイアップは取り扱わないことと、期間内にアニメで使用されていればリリース時期に関係なく候補とする点です。
オグリキャップ (CV.高柳知葉)
BRIGHTEST HEART
『ウマ娘 シンデレラグレイ』劇中歌。オグリキャップの実際の性格というよりはオグリキャップにはこういう曲を歌って欲しい…そんなアイドル性を持った曲ですよね。
「ひとときの夢叶え」という歌詞から、カサマツから中央へというオグリキャップのストーリーを示していることがわかります。この曲をシンデレラグレイの最終回で聴きたかったなぁ…と思っていたのですが、まぁカサマツ時代を象徴する曲だから…と言えばそう。
4話では観客に混じってるノルンが真剣な表情で振り付けやってたのが印象的でしたね。曲だけでも素晴らしいけれど、映像的な意味でも素晴らしいアニメソングでした。
各クールのベストアニソンは以下の通りです。
冬: Dokkin◇魔法つかいプリキュア!!Part3~MIRAI DAYS~ (魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~)
春: BRIGHTEST HEART (ウマ娘 シンデレラグレイ)
夏: ムリムリ進化論 (わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?))
秋: 一閃 (暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが)
ベスト・アクター
1年間で最も素晴らしいと感じた声優を選出します。
関根明良
『ロックは淑女の嗜みでして』で鈴ノ宮りりさを好演。上述した「燃えたでしょ」の一言で選んだと言っても過言ではないのですが、それはそれとして、思いっきり荒ぶるシーンも音羽たちとやや粗暴な感じに話すシーンも、お嬢様として振る舞うシーンも見事でしたね。
器用な役者なのだとは思うのですが、比較的ハスキーだけどイケメンボイス!というほどではないくらいの女性の声が得意なのでしょうか。2023年に主演していたプリキュアは見ていないのですが、ソラも比較的男前な性格ですよね?(違ってたらゴメンナサイ)
彼女の声を初めて聴いたのは2019年の『旗揚!けものみち』の時雨以来2度目ですが、本格的にブレイクしたのは2022年頃でしょうか。今やすっかり売れっ子。メディアミックス系のビッグコンテンツには出ておらず、アニメでしっかり存在感を発揮するタイプ。だから素晴らしいというものでもないのですが、こういう素晴らしい芝居をする声優がちゃんと売れっ子として活躍できていることにホッとさせられる、僕のような昔ながらのアニメ好きというのもいるわけです。
各クールのベスト・アクターは以下の通り。
冬: 矢野妃菜喜 (クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。)
春: 関根明良 (ロックは淑女の嗜みでして)
夏: 中村カンナ (わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?))
秋: 茅野愛衣 (東島丹三郎は仮面ライダーになりたい)
あとがき
2025年のアニメを振り返ると、上位3作品が4.5点超え!昨年も一昨年も1本も無かったのに!本当に過去の作品と比べて面白かったのか、自分でもわからないのが正直なところなので、評価が甘くなってしまった可能性もあります。まぁでもつまらなくなかったのは間違いないですし、やっぱり豊作な年ではあったのかな、とは思います。
世間的には・・・どうだったんでしょう。今年もアニメ!アニメ!のランキングを見てみましょう。
2025年一番好きなTVアニメは? 3位「ばっどがーる」「フドあす」、2位「ひびめし」、1位は…【2025年アニメ!アニメ!総選挙】
うっ…、5位以内でわかるタイトルが『ボールパークでつかまえて!』と序盤で視聴断念した『笑顔のたえない職場です。』しかない…。話題になっていたのはやっぱりジークアクスの印象が強いです。それならわかる。僕も劇場版は見に行きましたし。まぁ話題になる=面白いでないことは、こういう年間大賞を選んでいる僕なんかが凄くよくわかっているわけですが…。
2025年秋アニメランキング|ニコニコのアニメサイト:Nアニメ
あまりに腑に落ちなかったので、ニコニコのランキングも見てみました。『野原ひろし 昼メシの流儀』!これなら納得です。ニコニコらしい結果ですね。3位に東島ライダーがいるのも、凄くらしい。
視聴本数は昨年より微増。序盤で見るのをやめたためカウントしてない作品も多いのですが、やはり興味を引く作品が比較的多かった気がします。忙しさではほんとこれまで以上に同人誌作りに没頭した1年で、昨年よりも更に忙しかったんですけどね。アウトプットに対してインプットが少ない日々を過ごしている自覚はあるので、楽しく見られるアニメが沢山あるってのは、本当ありがたいことです。

