アニソンリスナーに聴いて欲しい、弩級にクールなAKB48ソング6選!
えらい中途半端な数字だな!というツッコミはさておき。
チームB成分の多めな厳選6曲です。シングルのA面?そんなものはありません(爆)
個人的には、夜中のドライブで聴きたい曲揃いです。
エイベックス・エンタテインメント (2011-01-19)
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黒い天使
AKB48に関心を持つようになったきっかけの曲。本家である前田敦子・高城亜樹・藤江れいなを差し置いて、柏木由紀・片山陽加・仲谷明香が歌ってる動画がかなりオススメ。インパクトが強いイントロから格好よくて、ドラムが小気味いい曲。格好つけてるけど幼さが隠せていない歌声もいい。
てもでもの涙
本家は柏木由紀・佐伯美香。佐伯美香の卒業の動画がかなりグッときます。「あ、チームBいいな」って。柏木のキャプテンっぷりもいい。まぁそれはいいとして、すごくキャッチーで、声の良さが存分に発揮されてる曲。こんなメロディーで、こんな歌声だったらもう、聴くしかないじゃないか、ってのを地で行ってる曲。後に引き継いだ、高城亜樹のバージョンもいいです。雑念がない分、こっちの方が感情こもってる感じはしますね。
柏木・高城に倉持明日香を合わせて結成されたフレンチ・キスの1stシングル「ずっと 前から(通常版)」
のに3人verが収録されてるので、これも是非是非聴いて欲しいところ。通常版だけなので注意。
柏木由紀・高城亜樹ver
柏木由紀・佐伯美香ver
口移しのチョコレート
この曲もイントロのギターがいい。今回挙げている曲に共通するのは、イントロにせよサビにせよ、とにかくキャッチーな曲。誘っているけど、大人にはなりきれていない歌詞。これは秋元康プロデュースらしさですよね。80年代後半に存在した、どこかギラついた雰囲気。歌は柏木由紀・多田愛佳・平嶋夏海。
ちなみにこの曲もフレンチ・キスの2ndシングルIf(通常版)に収録されるようです。
Two years later
壮大なイントロ。何故アイドルがこんなRPGで流れそうな曲を・・・と思ってしまうような、ダークな雰囲気の曲。歌詞は恋愛ですけど(爆)この曲はチームBの曲。Aメロで、柏木由紀と渡辺麻友にそれぞれソロパートが用意されています。
「かっしっわぎっちゃぁぁぁぁぁん!」
パジャマドライブ
80年代臭をバリバリに感じる一曲。サビは、かつて秋元康が作詞したガンダムZZの「アニメじゃない」を彷彿とさせるメロディー。メンバーは渡辺麻友・平嶋夏海・仲川遥香。
純愛のクレッシェンド
この曲はチームA。高橋みなみ・峯岸みなみ・小嶋陽菜という、今はユニット・ノースリーブスを組んでいる3人の曲。上述の曲と比べるとシックな雰囲気ですが、イントロのキラキラした音色なんかは80年代的な魅力全開ですね。・・・せっかくなので、河西智美・柏木由紀・宮澤佐江のバージョンもつけておきます(爆)
総括
上で挙げた曲は、いずれもシングルCDなどでヒットした曲ではありません。暗いステージとイルミネーションの中でのダンスを前提に作られた曲ばかり(おそらくは)。格好いいイントロに、キャッチーなメロディー。(西野カナ等とは対極的に)フィクション性の強い、明確なストーリーを背景に作られた詞と曲。秋元康は流石と言わざるを得ません。それは、良きアニメソングの条件と一致しているんですよね。しかし、ここ最近のアニソン業界で、その条件を軽々とクリアしている曲がどれほどあるでしょうか。
無論、AKBならいいアニソンが歌えるのかと言えば、おそらく違うでしょう。重要なのは曲と詞と歌が一つのコンセプトの元に、どれだけ一体となれるか。その点において、AKBが、少なくとも自分たちの舞台の上で披露するパフォーマンスは大いに評価したい、というのが今回の僕の主張です。
多くのアニソンに何が足りないか、というと、アニメ制作側の人間は、ちゃんと主題歌の制作に口出ししてるの?ってアニメが多いんですね。AKBは、多分秋元康がやりたい放題やってるからこんなにうまくいってるんだろうな、と推測してるのですが・・・どうでしょ(爆)
どうでもいい余談
挙げた6曲中3曲が、2008年3月1日 - 2009年2月1日の間公演していたチームBの3rd Stage「パジャマドライブ」の曲。べ、別に柏木由紀を推してるとかじゃないんだからね!最初に柏木の「黒い天使」を聴いちゃったからこうなっただけなんだから!(爆)