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声優/アニソンレビュー&CDデータ語り  

2011年秋はFateとギルクラの時代?グラフで見るオリコンウィークリー[2011/12/05付]

2011年12月03日 22:25 更新                  
カテゴリ: [CD売上]

お題

・水樹奈々は前アルバムから1万枚のダウン。
・伊藤かな恵は順調な成長ぶり。
・高垣彩陽の洋楽カバーはやっぱりウケが悪いのか?
・圧倒的なLiSA。
・supercellもギルティクラウン効果で好調。
・ヒャダインは炎上商法とまではいかないだろうけどさ・・・
・今週の大台突破。

アニメソングアルバム売上分析

アーティスト 今週(万枚) 順位
水樹奈々 8.26 3位
伊藤かな恵 0.58 24位
Jupiter(アイマス) 0.52 26位
高垣彩陽 0.50 28位
eufonius 0.15 80位
MOSAIC.WAV 0.13 90位
園田海未(三森すずこ) 0.12 97位
佐咲紗花 0.11 105位
大橋歩夕 0.07 161位

 水樹奈々は流石に格が違う感がありますが、最大のヒット作である前アルバム「IMPACT EXCITER」の初動より1万枚のダウン。まぁ「IMPACT~」は紅白に初出場し、世間への売り出しが特に積極的だった時期のCDですし、その時期と比べてのダウンは仕方ないのかな、という気もします。それでも1万の差は大きいとは思いますけど。ちなみにシングルの初動はここ2年間5万枚台をキープしてます。アルバムはシングルに比べて、TVなどで存在を知るレベルの超ライトなファン層の購入比率が高いんでしょうかね。

 伊藤かな恵の1stアルバムは0.58万枚。シングルの初動は、ここ3作で約1100→2500→3700(枚)と右肩上がりで、今回の数字も順調な成長の結果と言えるでしょうね。こうなると、次が楽しみになってきます。最近は10代声優の台頭も目立ちますが、伊藤かな恵も声優雑誌でしばしばグラビアが載ったりして露出は多いですし、まとめブログの無断アップロード画像記事などでファン獲得しやすいポジションにはいます。話題性は竹達彩奈や小倉唯に譲りますが、2012年は密かに注目かもしれません。まぁ今のところ演技に幅があるタイプの声優ではないと思いますし、寄り道しつつも本業の精進も忘れないで欲しいですけどね。

 高垣彩陽のカバーアルバムは、過去3枚のシングルよりも低い初動。やっぱり洋楽カバーはライト層への訴求力はないんでしょうね。ただ、3rdシングル「たからもの」とほぼ互角で、ノンタイアップでも高垣彩陽のCDを買ってくれる固定ファンはおよそ5000人くらいなんでしょうね。水樹奈々ファンも注目するであろう、冬アニメの『シンフォギア』EDに期待。

アニメソングシングル売上分析

アニメソングオリコンウィークリーグラフ(2011/12/05付)
アニメソングオリコンウィークリーグラフTOP101-200(2011/12/05付)

クリックで原寸表示します。

 LiSAの「oath sign」が4万枚を超える初動。1週で今季売上No.1に。無論LiSAの人気もあるでしょうが、やっぱり『Fate/Zero』人気が大きいんでしょうね。今週は藍井エイルのEDも、ついで買い効果で売上を伸ばしています。

 LiSAの影に隠れながらも、2.8万枚で10位につけたsupercell。『ギルティクラウン』も人気なんでしょうね。元々supercellは固定ファンが多いですが、人気アニメじゃなければ初動2万は超えないでしょうし。先週まではFate OPかアイマスの2nd OPが今季の売上No.1にくるかな、と思ってましたが予想大外れ。この調子だとFate、ギルクラ、アイマスの順でしょうか。

 冗談ツイートがまとめブログのネタにされたヒャダインは、結局約2600枚売って49位。なんか、釣られた感ありますよね。あの騒動がなかったらもうちょっと低い数字になってたんでしょうけども。各方面から変に持ち上げられてる人ですが、みつどもえでやってくれたようなキャラソンをまた聴きたいな・・・

今週の主な大台突破。
・LiSAが40000枚突破。
・藍井エイルが30000枚突破。
・supercellが25000枚突破。
・きただにひろしが15000枚突破。

来週はEGOISTが歌う『ギルティクラウン』ED「Departures」に注目。個人的にオススメなのは、今井麻美の2ndアルバム。
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