主役&主題歌をやれる田村ゆかりの後継者とは?グラフで見るオリコンウィークリー[2012/01/09付]
お題
・放課後ティータイムの「Singing!」がLiSAを抜き去る。
・再来週はHTT2枚、LiSA、水樹奈々の4強?
・ベン・トーは9週目。順位もUP!
・[徹底考察]3万枚突破3度目の田村ゆかり。彼女の後続がいるとすれば、誰?
・今週の大台突破。
主なアニメソングアルバム売上
アーティスト | 今週(万枚) | 累計(万枚) | 順位 |
THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 06 | 1.30 | - | 9位 |
化物語音楽全集 | 0.63 | 3.66 | 17位 |
田村ゆかり | 0.30 | 2.47 | 33位 |
水樹奈々 | 0.24 | 11.52 | 40位 |
たまゆらボーカルアルバム、なので。 | 0.15 | - | 60位 |
桂ヒナギク starring 伊藤静 | 0.12 | 0.63 | 79位 |
「神のみ」キャラクター・カバーアルバム | 0.07 | 0.45 | 134位 |
THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 05 | 0.07 | 1.65 | 140位 |
放課後ティータイムII | 0.07 | 20.26 | 157位 |
神谷浩史 | 0.06 | 1.96 | 159位 |
俺妹Complete Collection+ | 0.06 | 1.32 | 160位 |
マケン姫っ!全エンディングっ! | 0.05 | - | 231位 |
THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 02 | 0.04 | 1.48 | 296位 |
THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 03 | 0.04 | 1.36 | 298位 |
アイマスのアルバム06発売と共に02、03もランクイン。
アニメソングシングル売上分析
いよいよ放課後ティータイムの「Singing!」がLiSAの「oath sign」を抜き去りました。現在のTOP3が再来週に7万枚を突破すると同時に、水樹奈々が「Synchrogazer」を発売します。面白い戦いになりそうですね。
[徹底考察]
田村ゆかりが3万枚突破。先週も書きましたが、自己記録の3.33万枚を記録した2006年「童話迷宮」、3.18万枚の2007年「星空のSpica」以来3度目です。いずれも主人公を務めながらの主題歌。声優としての力量と、主題歌を歌うアーティストとしての力量を総合して見れば、現在第一線で活躍してる人の中ではNo.1でしょうね。このビジネスモデルを築けられる後続の名を挙げるとすれば・・・なるほど、スターチャイルドの後輩、喜多村英梨かもしれません。演技も歌も芸の幅が広いですが、一度形成したギャルなキャラクターを潰しちゃって、田村ゆかりのような固定ファン獲得を難しくしちゃった気はしますけど。他には・・・
高垣彩陽
面白いですが、スフィアの活動の方が活発ですし、ソロの本格派路線がヒットするかはまだ読めません。水樹奈々のついで買いが期待できるシンフォギアのEDがヒットすれば固定ファンを増やすチャンスでしょうか。ただ、主演の数は最近多くないですね。
豊崎愛生
ノンタイアップ路線ですし、主題歌には期待できなさそう。声優としての活躍度、個性、人気と揃って文句無しなだけに、うまくイメージの合致するアニメがあればとは思うのですが・・・まぁそれも、タイアップを獲りに行くことが前提の話になっちゃいますからね。
戸松遥
元気な声でOP歌わせれば面白いのに、アニメとの絡みの弱いEDばかり歌ってるのが勿体無いですね。役者らしい変幻ぶりが魅力の人なだけに、主題歌路線が本人のイメージ重視路線より遥かに面白いことはかんなぎが証明していますし。ただまぁ、スフィアとちょっとかぶっちゃう気もしないでもないですけど。
悠木碧
ないとは思います。所属レーベルがflyingDOGということもあり、主題歌を連発できる状況にはならないでしょうし、そこまで音楽活動に力をいれる姿も想像できません。ただ、もし石川智晶に曲や詞を提供されるとすれば・・・どうです?主題歌の歌い手としては、凄い面白い存在に化けると思いません?
花澤香菜
まずないでしょうね。この人はどちらかと言えば釘宮理恵のような存在になっていきそう。その声で熱烈な信者を多数抱えながらも役者として第一人者になっていくところなら容易に想像できます。ただ、昨今の仕事の幅の広げ方を見ると、音楽活動の可能性も否定はできないし、やるとすればヒットメーカーになることもあり得る話です。
ゆいかおり
スタチャではゆいかおり、ランティスではStylipsで今一番やりたい放題できるのがこの2人じゃないでしょうかね。小倉唯は既に方向性が固まっていそうですが、まだ石原夏織はどうとでも化けていけるでしょう。ダンスに長けた2人ですが、今のうちは役者として、歌手としてレベルを高め、いずれはソロでも活動するはず。学業もありますし、先駆者の例を見るに本格的に仕事を増やすのは、20歳前ぐらいからでしょうかね。進学の有無でも変わってきそうです。
田村ゆかりも今の地位を確立するのにかなりの年月を要しています。30代なかばで主演やりつつ主題歌3万枚売れる?と考えた時、重要なのは若手より高いギャラを払ってでも起用する価値のある役者であり、なおかつ自身がアニメの広告塔になることができる人気歌手であることでしょうね。巧い芝居ができればいいというものではないし、難しい話です。その点、悠木碧は面白いですよ。Voice Angelのインタビュー読んでると、彼女ならその条件を満たす可能性が高いのでは、と思えます。もちろん、歌手としての積み上げはまだこれからですけどね。(言うまでもないですが、田村ゆかりの演じたキャラを引き継いだりとか、フリフリの服を着たりとか、そういう意味での後継者ではないです)
愛美の歌う『ベン・トー』OPが9週目です。最終回も終わり、冬アニメの主題歌もシンフォギアを皮切りに続々発売しますし、今週までか、あるいは来週累計7000枚を売りあげてTOP200を去ることになるでしょう。何にせよ、愛美にとって、今はまだ他のアーティストと比較してもしょうがない時期。デビュー2作目で固定ファン数もさほど多くなく、なおかつ注目度の高くなかったアニメで2ヶ月TOP200に残り続けたことが大きいんです。3rdシングルの初動は注目です。倍近くになるかもしれませんよ。
今週の主な大台突破。
・放課後ティータイム(ED)が65000枚突破。
・放課後ティータイム(TS/OP)が65000枚突破。
・supercellが45000枚突破。
・田村ゆかりが30000枚突破。
来週は、これと言ったCDは出て来ません。再来週の水樹奈々に期待です。
関連リンク:オリコンランキング情報サービス「you大樹」