『SAO』は『モーレツ宇宙海賊』と互角?2012年夏アニソンOP/ED CD売上レース6
注:3週間後以降発売のCDは省略。黄緑は初登場のCD。水色は今週脱落したCD。
CD売上グラフ考察
LiSAの『ソードアート・オンライン』OPが、先週の予想の上限ギリギリを突く初動3.94万枚。1週目で『ゆるゆり♪♪』OPを抜いて2位に。LiSAの前作『Fate/Zero』1stOPは24週売れましたし、累計でも伸びそうですが、流石に水樹奈々を相手にするのは厳しいですね・・・。ちなみに春アニメの初動で最高の数字は『這いよれ!ニャル子さん』OPの2.49万枚。冬は水樹奈々の『シンフォギア』OPが5.1万枚。その下に『モーレツ宇宙海賊』OP/EDの3.98万枚、『偽物語』EDの3.47万枚・・・と続きます。春は全体的に数字が落ち着いていましたね。
『SAO』はEDの戸松遥も売上を伸ばし、『DOG DAYS'』ED、『黒子のバスケ』2ndOPを抜いて6位浮上。『DD』との対決はEDでも押され気味でしたが、こちらは逆転し優位に立っています。『境界線上のホライゾンII』OP、『黒子のバスケ』2ndOPを含めた4枚の争いが熾烈で、今期一番おもしろいところじゃないかと思います。(『カンピオーネ!』EDは流石に脱落気味ですね・・・)
上位9枚のCDが15000枚以上売れている一方で、今週初登場の14枚のうち、11枚が初動3000枚未満。さらにそのうち8枚はレーベルがランティス。ランティスでも『黒子のバスケ』はOPもEDも好調ですし、『ココロコネクト』、『TARI TARI』もそこそこ売れてますが、「ランティスでも売れているCDは少なからずある」のは間違いないですが、「売れてないCDのほとんどがランティス」というのは何が原因なのか。ただ単にランティスが売れそうにないCDを出しているのか、それともCDが売れそうにないアニメの主題歌ばかりをランティスがおこぼれ的に引き受けているのか、あるいは押し付けられているのか・・・(そういう観点ではアニプレがCDでも強いのは物凄く納得がいきます)。
アニメ合算CD売上グラフ
合算では『ゆるゆり♪♪』がまだ『SAO』を抑えて2位につけています。春の売上No.1だった『Fate/Zero 2ndシーズン』の合算に約1100枚差と迫っており、これを抜けるかにも注目。
4位争いでは『カンピオーネ!』が『SAO』、『黒子のバスケ』に抜かれ6位転落。『アクセル・ワールド』にも約2200枚差に接近されています。個人的には『TARI TARI』が累計でじわじわ伸びてくるんじゃないかな、と期待しています。
来週は『もやしもん リターンズ』OP、『じょしらく』OPが上位に食い込みそう。個人的には『輪廻のラグランジェ』ED好きです。