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声優/アニソンレビュー&CDデータ語り  

ベン・トーや信奈が評価されようが、愛美の新曲は売れません。グラフで見るアニソンオリコンウィークリー[2013/03/11付]

2013年03月12日 17:32 更新                  
カテゴリ: [CD売上]

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お題

・売れるわけがないんです。

アニソンオリコンウィークリーグラフTOP50(2013/03/11付)

アニソンオリコンウィークリーグラフTOP51-100(2013/03/11付)
アニソンオリコンウィークリーグラフTOP101-140(2013/03/11付)

アニソンオリコンウィークリーグラフTOP141-180(2013/03/11付)
アニソンオリコンウィークリーグラフTOP181-200(2013/03/11付)

クリックで原寸表示します。

アニソンシングル売上分析

 愛美の4thシングル「We're the stars」が初動約400枚。初動が低いのは毎度のことですが、過去のシングルと比較しても極端に低いです。『FAIRY TAIL』のEDということで、深夜アニメの視聴者層は新曲が出ていることにも気づいていなさそう。そもそも公式サイトすら更新されていませんし・・・せっかくCD出すんだから、宣伝予算が無くたって最低限の告知くらいしないと既存ファンにすら買ってもらえないぞ・・・

 幸い、愛美はtwitterでは15000近いフォロワーがいます。1アカウント=1人ではないにせよ、愛美に関心を持っている人の数は400人どころではありません。宣伝する気がなくても、せめて試聴音源だけでも用意してあればそれを拡散してくれるファンはいるはずですし、こんな結果にはならないはずです。

 ちなみに5thシングルのタイアップも『断裁分離のクライムエッジ』で既に決定しています。愛美がOPで、EDを歌うのが「声たまオーディション」出身の2人だったり、キャストから売れっ子女性声優を排除していたり、作品人気を引っ張る存在が原作以外に存在しないので、タイアップ効果は限りなく低そう・・・(無論、『琴浦さん』のように、アニメの内容が話題になって売上が跳ね上がる可能性はありますけど)。
OP・ED アーティスト » 「断裁分離のクライムエッジ」アニメ公式サイト

フェアリーテイルEDテーマ::We're the stars
「断裁分離のクライムエッジ」OPテーマ 運命の檻

シングル売上ランキング表

CD 枚数(100枚単位) 登場回数
ゴールデンイクシオンボンバーDT 46300 17
富永TOMMY弘明 39300 15
EGOIST 38700 13
Coda 36700 5
田村ゆかり 20400 4
μ's 僕らは今の中で 19000 6
μ's きっと青春が聞こえる 18600 4

ロングセラーランキング。

CD 登場回数
ゴールデン・イクシオン・ボンバーDT 17
富永TOMMY弘明 15
EGOIST 13
多数 6

今週の主な脱落CD。

CD 枚数(100枚単位) 登場回数
十時愛梨(原田ひとみ) 24400 5
小日向美穂(津田美波) 23500 5
多田李衣菜(青木瑠璃子) 22700 5

主なアニソンアルバム売上分析

アーティスト 今週 累計 順位
ナノ 15700 - 8位
m.o.v.e 8700 - 17位
イナズマイレブンGOクロノ・ストーン キャラソンアルバム 3700 - 43位
ひだまりスケッチ主題歌集 3600 - 44位
三澤紗千香 3500 9100 46位
花澤香菜 claire 3500 18700 47位
水蓮寺ルカ starring 山崎はるか 2500 - 54位
イクシオンサーガDT BEST of DT 1800 - 66位
ラブライブ! μ's Best Album 1700 23900 76位
川田まみ 1500 9800 82位
ALI PROJECT 1500 6500 84位
下田麻美ファン感謝CD Link 1100 - 108位
水樹奈々 ROCKBOUND NEIGHBORS 1000 134900 126位
藍井エイル 800 30700 153位
UNISON SQUARE GARDEN 700 15000 167位
たまこまーけっと キャラソンアルバム 600 2000 192位
藤田麻衣子 500 5800 216位
悠木碧 メリバ 400 6200 261位
アイマス 生っすかSPECIAL CURTAIN CALL 300 19300 277位

 先週はお休みしてしまいましたが、花澤香菜の1stアルバムが初動約15100枚という好数字をたたき出していました。今週で3週目悠木碧の3倍の累計・・・まぁ、ボリュームと価格、それにマニアックでなくライトだけども花澤香菜という素材を(実情はともかく)活かそうとしている音楽・・・商品として見たclaireは「売ろう」って気を感じるCDです。悠木碧のメリバは「作品」として追求するものが大きかった分、マニアックですよね。ボリュームを考えると価格がやたら割高になってしまった理由が気になるところですが、いずれにせよ複数のバージョンを買わせる商法よりはよほど真っ当だとは思います。

 花澤香菜の1年間の音楽活動は一区切り。次の展開が気になるところですが、こういう数字が出てくるようなら、そう遠くない未来にいい発表が期待できるでしょう。悠木碧も、多少物足りない数字ではあるものの、売れていないと言うレベルではありません。次はあるでしょうが、またもミニアルバム形式なのか、それともシングルになるのか・・・リリーススパンが短くなるのは大学が落ち着いてからかな、という予想はしていますけどね。

関連リンク:オリコンランキング情報サービス「you大樹」

   
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