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声優/アニソンレビュー&CDデータ語り

『IDOLY PRIDE』とQualiArtsについて、GF(仮)/オルガルユーザーが語る。

2020年05月13日 21:10 更新                  
カテゴリ: [IDOLY PRIDE][ガールフレンド(仮)]

はじめに

 『ガールフレンド(仮)』『オルタナティブガールズ』を愛してやまない大鋼が、メーカー「QualiArts」と、新メディアミックス作品『IDOLY PRIDE』について、願望を多分に盛り込みつつ長々と語ってみました。オチはありません。

目次

    1. QualiArtsの歴史
    2. 『IDOLY PRIDE』はQualiArtsにとっての3期生である
    3. ゲーム版アイプラはGF(♪)の壮大なリベンジになる・・・はず!
    4. ひとつだけケチをつけさせて欲しい
    5. TRINITYAiLEって・・・似てない?
    6. リスアニのインタビュー記事について
    7. [余談]ミュージックレイン3期生について
    8. [超余談]QualiArtsの闇とスクール・ファンファーレ
    9. 関連リンク

QualiArtsの歴史

 2020年5月時点での開発作品は以下の通り(Wikipedia+プレスリリース等調べ)。QualiArtsは2016年10月に設立されており、それ以前にサービス開始されている作品は前身であるAmebaゲーム事業本部時代にリリースされたものです。なお、QualiArts設立前にサービス終了している作品は掲載していません(調査も難しそうです。プリコネ無印なんかもそれに該当するのかな?)。

コンテンツ更新中のサービスは緑字。

サービス開始年月 タイトル 備考
2010年9月2日 mogg  
2011年11月29日 ファーミー  
2012年10月29日 ガールフレンド(仮) 2014年10~12月アニメ放送
2017年7月パチスロリリース
2013年8月14日 ウチの姫さまがいちばんカワイイ 運営はマイネット?QualiArts公式のproductに情報が無く、詳細不明
2013年12月13日 ボーイフレンド(仮)  
2015年12月1日 ガールフレンド(♪) 2016年10月WEBアニメ配信
2017年6月コンテンツ更新終了
2016年11月15日 ボーイフレンド(仮)
きらめき☆ノート
2019年6月24日サービス終了
2016年11月24日 エンドライド-X fragments- 2017年11月28日サービス終了
2016年7月20日 オルタナティブガールズ 2018年7月20日に『オルタナティブガールズ2』にリニューアル
2019年2月13日 荒野のコトブキ飛行隊
大空のテイクオフガールズ!
 
IDOLY PRIDE 2021年冬にアニメ放送予定

『IDOLY PRIDE』はQualiArtsにとっての3期生である

 『IDOLY PRIDE』(以下アイプラ)はQualiArtsオリジナル美少女コンテンツの3作目。ここでは敢えて3期生と呼びましょう(ウチ姫の扱いは難しいところですが、今回はスルーします)。アイプラはキャラクターとCV、楽曲の公開とアニメ化の発表がされた程度の、いまだ謎の多いコンテンツですが、それでもQualiArtsらしさ・・・とりわけGF(仮)の後輩らしさをところどころに感じます。それは一体何なのか。

1. キャラクターデザインがQP:flapper

 アニメ『レガリア』や『天体のメソッド』『ガーリッシュナンバー』のキャラクター原案で知られるイラストレーターさん2人組ですが、出世作はやはり『ガールフレンド(仮)』でしょう。

2. 楽曲制作陣にWicky.Recordings

 アイプラは作曲に豪華クリエイター起用!ということをアピールしています。その中でも、主題歌的に使用されている「Shine Purity〜輝きの純度〜」を制作したWickyの3人(利根川貴之、Dr.Usui、坂和也)はその中での知名度は低いかもしれませんが、GF(♪)での多くのキャラソン、パチスロ版GF(仮)の主題歌「初恋A to Z」、『オルガル』第2の主題歌と言うべき「覚醒〜Alternative Heart〜」などなど素晴らしい楽曲を量産している方々で、この人達抜きにQualiArtsは語れません。Ameba時代からの得意先のようで、今はなき『スクールファンファーレ』や無印時代の『プリンセスコネクト!』にも楽曲提供しています。

 

3. スフィア大集合

 スフィアの4人は皆2010年代を人気声優として駆け抜けましたが、GF(仮)との縁は深く、アニメには4人全員が出演。キャラソンも全員分存在し、更にはゲーム2周年のリアルイベントに4人揃って出演していたこともあります(逆に、オルガルはスフィアもTrySailも出演していません)。そういえば、GF(仮)のアニメBDの発売元はバップで、GF(♪)、オルガルのCDの発売元はポニーキャニオンでしたが、アイプラのCDの発売元はおそらくミュージックレインになるんでしょうね。

 ・・・とまぁ、若干こじつけっぽいのは否定しませんが、『IDOLY PRIDE』にはQualiArts作品としてのDNAがしっかりと存在していることが、まだ情報が少ない現時点でも解りますし、QualiArts好きとしては、ワクワクしてしまう要因になっています。

 ちなみに、大鋼のGF(仮)の連続ログイン日数は2020年4月25日で2600日に到達しました(自慢になってない)

ゲーム版アイプラはGF(♪)の壮大なリベンジになる・・・はず!

 ゲームになるなら、という前置きをした上で、いまだ発表すらされないゲーム版の話をしましょう。QualiArtsはゲーム会社なので、いくらなんでもゲームを作っていないことは無いと思うんですよ。(これだけ書いて結局リリースされなかったら笑ってください)

 グラフィックは3Dになるでしょうね。3Dの音ゲー。「ライブバトルをやる」と言っている以上、ダンスを見せたいはずだ、というのが第一ですが、QualiArts公式サイトの採用ページを見るに3Dの人材採用を強化しているようですし、3Dビジュアライズラボなんていうクリエイターチームも存在しているようです。なるほどオルガルの3Dモデルはコンシューマのゲームと比べればローポリですが、滅茶苦茶かわいいですから、期待できます。それもGF(♪)の反省を踏まえての進化だと考えると実に感慨深い・・・。もっとも、中の人曰く「オルガルで3Dの知見を得た(要約)」とのことで、GF(♪)とは技術的な繋がりは無いかもしれません。(参考:QualiArtsの技術戦略を振り返る - Qiita

 よくあるシナリオモードなんかでは静止画あるいはLive2Dの立ち絵が使用される可能性はもちろんありますが、3Dモデルとは別にLive2Dモデル作るのは二度手間な気がするし、昨今のLive2D隆盛を考えれば、今どき静止画?とも思います。オルガルを踏襲するんじゃないかなぁ。

 個人的には、アイプラにもオルガル式VRライブを実装して欲しいです。あの近さは絶対的に正義ですから。もちろん「ライブバトル」をやる以上、ステージに立つのは間違いないでしょうし、ステージライブは間違いなくゲームのメインに据えるでしょうが、あの近さを、より進化した3Dモデルで体験したいのは正直な欲求です。VRリハーサルとか・・・どうでしょ。ああそうそう、できればスマホアプリだといいなぁ・・・(コンシューマ機持ってない)。

 以上の予想(願望?)が現実となれば、GF(仮)だけでなくオルガルのDNAもしっかりと受け継いでいると言ってよいでしょう。となれば、ゲーム版アイプラはまさにQualiArtsの遺産を結集した作品と言えます。ということは・・・これはもう、GF(♪)の壮大なリベンジですよ。

 ちなみに、公式サイトの採用情報ページに、結構ボリュームのある技術資料が掲載されているので、興味のある方は読んでみるとよいです。
株式会社QualiArts(クオリアーツ) - 技術チャレンジ

ひとつだけケチをつけさせて欲しい

 そうそう、設定に一つだけケチをつけさせてください。「星見プロダクション」って名前は無いわー。「アイマスっぽいね」って誰も言わなかったの?これから立ち向かわないといけない最強の競合コンテンツっぽいと気づかなかった?それともわざと?3文字は避けて欲しかったですよ。流石に。

 あとはまぁ、文句というよりは疑問になりますが、「Shine Purity〜輝きの純度〜」のアーティスト名義が事務所名というのも気になります。作中に10人によるユニットは存在しない、ということかな?(まぁ3Dでライブシーンをやるのだとしたら、10人ユニットなんて無茶はしないでしょうけど)

 曲自体は素晴らしいと思いますよ。アイプラのストーリーが持つであろうシリアスな雰囲気が伝わってきます。GF(仮)とオルガルを音楽で支えてきたWicky.Recordingsの利根川貴之&坂和也のタッグ。どんなに豪華なクリエイター陣を集めても、一番大事な曲では彼らを起用しているのも熱い。この起用にはプライドを感じます。

TRINITYAiLEって・・・似てない?

 TRINITYAiLEについても触れておきます。この人達を見て、「あれ?」と思ったGF(♪)ユーザーは多いのではないでしょうか。銀髪のセンターに京都弁・・・これってスカーレット・カメリアじゃないの!?

 スカーレット・カメリアから関西要素を大幅に削りつつ、音楽の方向性としてはフローラ・フローレを意識しているのかな、と感じました。麻倉ももも参加していますし。

やっぱりGF(♪)のリベンジだよなぁ・・・

リスアニのインタビュー記事について

 リスアニ!のVol.40に水澄佳希 x 安達薫 x QP:flapperのインタビュー記事、Vol.40.3に作曲家陣のインタビュー記事があり、いずれも興味深い内容でした。

 Vol.40でとりわけ印象に残ったのは「美少女コンテンツで大ヒットを作ると決めた」だったり、或いはTRINITYAiLEとLizNoirについて「彼女たちが主役になっても十分成立する」等の言葉。会社単位での野心と自信を感じました。

 Vol.40.3では、作曲家陣がそれぞれアイプラについての印象や期待などを語っていますが、その中でもQ-MHzだけ景気のいい言葉を使わなかったのが印象的でした。「気合は感じるけど、競合コンテンツだってどれも本気で作られてるし、それらを出し抜くのは容易じゃないよ」的なメッセージに読めました。そりゃ彼ら・・・特に畑亜貴なんかはずっと詞を書き続けてきて一番よく解っているでしょうね。越えなければいけない壁を育ててきた自負すらあって不思議ではない。そんな彼らが実力派のLizNoirの楽曲を作るというのも構図として面白い。「ストーリー上の壁」と「コンテンツにとっての壁」のクリエイターが同じ。そう考えると、QualiArtsに縁の深いWickyが星見プロの曲を作っているというのも同じ構図ですよね。

 ・・・とまぁ、色んなことが想像できる良いインタビューになっているので、是非是非読んでみてください。

リスアニ! Vol.40(M-ON! ANNEX 642号) リスアニ! Vol.40.3(M-ON! ANNEX 646号)「アニソンクリエイターズVI」

[余談]ミュージックレイン3期生について

 ゲームの話はここまで。ここからは声優の話になります。長らく声優・戸松遥を注目している身としては、ミュージックレインという事務所は特別です。スフィアの4人は声優として、アーティストとしてそれぞれが成功し、TrySailも声優としてはともかく、それぞれが個性の活きたアーティスト活動を行っており、業界で今後も生き残っていけるのだろう・・・と思っています。さて、それでは3期生の5人はと言うと・・・まだ慣れてなさそう、という印象は正直あります。星見プロの中でも、他の事務所の声優と比べるとまだ頼りない。

 もちろん、これから成長していけばいいだけの話ではあります。ただ、1年半以上のレッスン期間を経ても、そう感じさせてしまうものなのかな、と思ったことも事実で。それから、豊崎愛生や麻倉もものような強烈な個性を持った声の持ち主もいませんよね。これはオーディションの方針なのか、たまたまそういう人がいなかったのか。無限大の可能性を持つ、とも言えるけれど、ここからそれぞれが良き方向性を見いだせるといいな、と思いました。それこそ、ニュートラルな声質で幅広いキャラクターを魅力的に演じてきた戸松遥はこれ以上無いお手本かもしれません。

 大鋼の趣味の話になりますが、数ある声優の仕事で一番好きなのはアニメの声当てです。単純にアニメが好きというのもあるけれど、躍動感のある声が好きなのです。だから偉大な先輩たちのように、彼女たちにもアニメ声優として成功して欲しいと願っています。アイプラを応援してはいますが、彼女たちに代表作=アイプラで終わって欲しくもない。

参考(記事の頭に5人とそれぞれへのインタビュー記事へのリンクがあります)
ミュージックレイン3期生・宮沢小春「見てくれた人の記憶に残るようなお芝居をしていきたい」【インタビュー】 | アニメ!アニメ!

[超余談]QualiArtsの闇とスクール・ファンファーレ

 完全にどうでもいい話ですが、QualiArtsは2018年1月頃からAppsMateというゲームアプリ情報サイトも運営しています。これが、あまりに内容が薄い上に、web広告にとっくにサービス終了しているゲームの絵を使用したりしていたりする、正直なところ印象最悪なサイトです。何であんなのまだ続けてるんでしょう・・・スクールファンファーレが浮かばれない。

 なお、QualiArtsに関与していた人がいるのかは判りませんが、スクファンは2015年4月~2016年2月にAmebaで運営されていた、稼働期間8ヶ月の短命に終わってしまったゲーム。GF(仮)で遠山さん、オルガルでリリー先生を演じている前田玲奈を知ったのは、このゲームの小菅ヶ谷さんでした。好きだったなぁ・・・公式ビジュアルガイドも買いました。今ではもうググってもロクな情報が出てきません。アイプラにはこうはなって欲しくない。スクファンも、岸田メルやヒャダインら著名クリエイターが名を連ねる本気度で、雨宮天や水瀬いのりや佐倉綾音が戦闘中に必殺技でキャラソンを1コーラス歌うような野心的なゲームだったのです。それらのキャラソンはゲーム外でお披露目されることもなく姿を消しました。その点、アイプラはゲームに限らないメディアミックス作品ですから、闇に葬られるような結果にはならないとは思うのですが。

 以下はAppsMateの広告を見つけた時の大鋼のツイート。「自分らで配信して終わらせた」というのは早とちりでした。実際は不明です(CAグループ単位で考えれば正解ですけど)。なお、あれから1年経った今もスクファンの絵は使われ続けています。

関連リンク

   
カテゴリ: [IDOLY PRIDE][ガールフレンド(仮)]