DAIMONZI-Xアニソン年間大賞2024

はじめに
みなさんこんにちは、アニソン狂いでおなじみ大鋼 断です。これは2024年にリリースされたアニメやゲーム、特撮、メディアミックス作品の関連楽曲の中から、ベスト・アニソンを決めて勝手に表彰してしまおうという企画です。名付けて、DAIMONZI-Xアニソン年間大賞・・・!
目次
ノミネート作品リスト
ひとまず、2024年にリリースされた楽曲の中から「良い」と思った楽曲をノミネート作品として32曲リストアップしました。
ノミネートの条件は以下のいずれかを満たす場合。
・2024年にリリースしたCDに初収録された楽曲
・2024年に動画またはデジタル配信で初めて世に出された楽曲
・2023年以前に動画またはデジタル配信されていたが、2024年にリリースされたCDに初収録された楽曲(ただし、他の年にノミネート済の場合は除外)
新人賞
2024年にアーティストデビューした人の中で、最も素晴らしかった人に贈る賞・・・なのですが。
該当者無し
えー、2019年からこの年間大賞を始めて、2018年も遡って記事を書いたりしましたが・・・初の出来事です。アイプラ以外すっかり疎くなったもんなぁ・・・と思って調べてみたら、疎いも何も、ロクにデビューしてる人がいないという。こればっかりはしょうがないですね・・・。
学園アイドルマスターから月村手毬を選出しようか・・・とも思いました。ただ、やはりどうにも楽曲がひねり過ぎで刺さらないんですよね。ただまぁ、声優たちは有望だと思いますし、薄井友里なんて早くも学マス以外の作品でも名前をちらほら見かけますし、小鹿なおも歌唱力は確か。将来的にアーティストデビュー、期待してもいいんじゃないでしょうか。
優秀賞
贔屓目抜きに素晴らしかった楽曲たちと、贔屓せざるを得ないほどのめり込ませる楽曲たちに贈る賞です。今年は全8曲・・・!
上坂すみれ
KOUTOU TIGER
作詞:上坂すみれ
作曲:渡辺徹(Blue Bird's Nest)
編曲:渡辺徹(Blue Bird's Nest)
上坂すみれはキャラソンも含めれば、3年連続4回目の優秀賞選出。大鋼 断が選ぶ以上、どうしてもこれまでプレイしているゲームのアイプラやハチナイの曲を多く選出してきましたが、それらで歌っていないのにこれだけ登場するのは凄いですね。クール系のキャラを演じてる時の声が好きなのですが、それとは別に、アーティスト活動ではたまに凄くいい曲を歌うんですよね。今回はそのパターン。
ユーロビート。歌声はちょっとかわいめだけど、とにかくイントロですよね。滅茶苦茶格好いい。このイントロだけで選んだとすら言えます。これだけの曲を用意したんだから、本格派な歌い方を(できる人なんだから)して欲しかったなーと思いつつも、こうやって消費者を弄ぶのが上坂すみれのスタイルと言えるのかもしれませんね。
オーイシマサヨシ
なまらめんこいギャル
作詞・作曲・編曲:大石昌良
アニメ『道産子ギャルはなまらめんこい』OP。なんてキャッチーなんでしょう。ついつい聴きたくなるし、聴き心地もいい。疲れない。更に言えば、OP映像もとてもいい。みんな簡単な振り付けやってるのに、一部脇役数名がやたら激しかったり。キャラデザもいいから、なおのこといい。
オーイシマサヨシは一昨年にも「恋はエクスプロージョン (feat.田村ゆかり)」で選出していますが、激しい曲でもないラブコメアニソンで僕に選ばせてしまうのはまぁまぁ凄いことだと思います。いや本当。
小美山 愛(CV. 寿美菜子)
Slurp It Up
作詞・作曲:田代智一
編曲:HYBRID SENSE・哥丸雄貴
スマホゲーム『IDOLY PRIDE』より、小美山愛のキャラクターソング。「めーん!」
昨年選出した井川葵の「スフォルツァート」が、井川葵名義ながら井川葵らしからぬ高垣彩陽の歌唱力でこれ以上ないくらい井川葵を表現する・・・という難解なキャラクターソングだったのに対し、この曲は誰がどう聴いても小美山愛。アイプラの中でもこれほどコミカルな曲もないですよね。
これは昔からの持論なのですが、スフィア・・・この場合はLizNoirか。その4人の中で一番かわいい声を出せるのは寿美菜子だと思っています。もちろんかわいいにも色々あるし、異論も認めるけれども、元気で真面目な娘のキャラクターソングが抜群にいいんですよね。『夏色キセキ』しかり『ドキドキプリキュア』しかり。今回の愛もそうです。まぁルックスだけ見れば超クール系なので、もったいなさを感じたことがない訳ではないんですけどもね。
ⅢX
Blow Up
作詞:Mayu Wakisaka
作曲・編曲:ハヤシベトモノリ(Plus-Tech Squeeze Box)
スマホゲーム『IDOLY PRIDE』より、2024年3月末のイベント曲。
ラスベガスを舞台にしたイベントの曲というだけあって、アメリカン・エンターテインメント的な佇まい。フルverのイントロでは、ゲームverに無いセリフがありますが、これもただのアイドルソングじゃないぞ、世界的エンタメだぞっていう。(ただ、せっかくだからスリクスって略称ではなくⅢXを名乗って欲しかったですけどもね)
曲調としては好みの範囲外ですが、それでもついつい聴きたくなる曲。ゲームの3Dライブもいいですよね。Bメロのパンチやサビのロックオンなど攻撃的な振り付けが印象的。
LizNoir
Shiny Mystery Tour
作詞・作曲:Q-MHz
編曲:Q-MHz、薮崎太郎
スマホゲーム『IDOLY PRIDE』より、2024年4月末のイベント曲。
LizNoir迷走の象徴。いや、いい曲なんですよ。キャッチーだし、つい聴きたくなるいい曲です。元気で、ちょっとした哀愁が僕の世代には刺さる。ただ、LizNoirらしい音楽なのか?と言えば、僕はNoだと思います。LizNoirの夏の曲と言えば「Blue sky summer」。あちらもLizNoir曲の中でも特に好みではない部類なのですが、あの熱さはLizNoirの方向性の一つではありますよね。
にも関わらず、何故優秀賞に選出しているのか。それはゲーム内イベントの内容にあります。莉央と葵の意見の相違が本格的になっていき、それがストーリーのラストで、この曲を歌ったライブバトルの散々たる結果として表れます。もちろんそれは曲がどうこうではなくチームワークの崩壊によるものではありますが、この「らしくない」曲で大失敗をした、という描写がしっかりされたわけです。
・・・だったらいいじゃないですか。この曲でファンも大盛り上がり!これこそが新しいLizNoir!!とかだったら流石に勘弁してくれ!ってなりますけど、そうでないのなら、むしろ愛おしいですよね。バックグラウンドに強烈なストーリーがある楽曲。
2024年8月のリアルライブでは、実際に聴くまで、正直この曲が歌われた時に楽しめるか、楽しむ自分でいるべきなのか、そんな雑念がありました。でも・・・良かったですよね。とても。これはLizNoirの変化球中の変化球。これがLizNoirの新しい方向性でない、数ある可能性の一つなのだということは、その後のLizNoirの楽曲を聴けば解るでしょう。何より、これだけ語れる曲なんてそうそうないですからね。選ばない訳にはいきません。
GLAY
会心ノ一撃
作詞・作曲:HISASHI
編曲:GLAY、YOW-ROW
アニメ『グレンダイザーU』OP。
GLAYの曲を聴くのは2016年アニメ『クロムクロ』のOP以来。またもロボットアニメですね。GLAYは確か僕が中学生あたりにブレイクしていたバンドで、当時ビジュアル系バンドが流行していた中でも、世界観に浸りすぎて無くて、キャッチーなロックをやっていて好感を持てたのをよく覚えています。
今聴いてもやっぱりGLAYですよね。年齢の積み重ねは感じるけれど、やっぱり格好良くてキャッチーな音楽。アニメとよく馴染む音楽ですよね。
天乃リリサ(CV:前田佳織里)・橘美花莉(CV:鬼頭明里)
Watch Me
作詞・作曲・編曲:Len(TOKYO LOGIC)
アニメ『2.5次元の誘惑』1st ED。この曲もED映像とセットで聴きたい曲です。このアニメはキャラクターデザインが素晴らしい作品ですが、その中でもコスプレしてないリリサが一番かわいいと個人的には思うんですよね。Aメロで素朴に腕振ってるところが一番いい。
楽曲としては、小洒落ているんだけれども、サビがキャッチー。どこか哀愁を感じてしまうのは僕だけでしょうか。全然違う曲のはずなのに林原めぐみの「Give a reason」とか「Successful Mission」などなど、あの辺の曲を思い出してしまう(Give~は多分サビの終わりのせい)。もちろんパクリとか、そういう話ではないですよ。90年代アニメソングを聴いてきた人間に刺さる音楽。そう感じたのは、きっと僕だけではないのだと思いたい。
芹澤優
ROCK ME KISS ME feat. MOTSU
作詞・作曲:MOTSU
編曲:大久保薫
アニメ『MFゴースト 2nd Season』OP。まず曲の良さとは関係ないことを書くと、曲名にfeat. MOTSUをつけて、アーティスト名は芹澤優なの、個人的にはうーん…なんですよね。芹澤優 feat. MOTSUにしないこだわりは何なんでしょう。オーイシマサヨシも田村ゆかりとのデュエットでそうでしたけど。
まぁそれはよいとして。この曲の良さはやっぱり何と言ってもサビの後のMOTSUのラップパート。アニメOPではあそこで神フィフティーン達のバックグラウンド的な絵がスクロールしていくのでしが、この哀愁がたまらないんですよね。赤羽が優勝してる!MFゴーストという作品における最大の噛ませ役の赤羽が!!ここだけ何回もリピートしちゃいますね。
芹澤優もすっかり貫禄ついてきましたよね。僕が彼女を知ったプリリズ・レインボーライブからもう干支が一周している訳で、それだけの年月生き残ってきたんだから、そりゃそうか。聴き心地のよい声、真っ直ぐ過ぎず、こねくり回すこともなく、自分の良さを魅せつつ楽曲の良さを高める歌唱。魅力的になったなぁ。
DAIMONZI-Xアニソン年間大賞
大鋼が選んだ2024年No.1アニソンはお前だ!
赤崎こころ × kana
天使と悪魔
作詞:利根川貴之
作曲:利根川貴之 、坂和也、Dr.Usui
編曲:Dr.Usui & Wicky.Recordings
スマホゲーム『IDOLY PRIDE』より、2024年10月末のイベント曲。LizNoirのV4はなりませんでしたが、赤崎こころ(CV.豊崎愛生)はユニットの枠を超えてのV4になります。なお、設定上「TWINkle」というユニット名が存在しますが、配信等でのアーティスト名は普通に赤崎こころ×kanaです。(アイプラはこういうところありますよね)
初めて聴いたのは2024年8月のパシフィコ横浜でのライブ。ユーザーアンケートで見たいユニットNo.1に輝いた組み合わせ。ただ、好きになったのはやっぱりゲーム内で聴けるようになってからですね。アプリリリース以降長らく匂わせてきたこころの学校での闇を掘り下げつつ、この曲の披露に繋がっていったイベントストーリーも印象的でした。
圧倒的聴き心地の良さ。シンセによるメロディーが際立つキャッチーなイントロ、それぞれのパートをシンプルに何度も繰り返すAメロ、ドラマティックなBメロ、心地よいドラム音をバックに2人・・・特にこころの声の良さが抜群に光るサビ。退屈な時間が全く存在しない。曲だけで十分お腹いっぱいなのに、3Dライブ映像もまた素晴らしい。特にBメロの見つめ合うところは、ちょっとした百合を想起させるシーン。ゲームでは見たい組み合わせで撮影したくなっちゃいますよね。
余談ですが、キャラクターとしてはkanaがこころをリードしているんだけれど、声優として見ると、kanaを演じる田中あいみは『けいおん!』が自分の青春だと公言しているし、趣味はギター。そんな田中あいみにとって豊崎愛生と組んで歌うということがどういうことか、想像するに容易いですよね。そういう背景が頭にあると、またちょっと違った感慨というものも出てきます。
あとがき
優秀賞8曲の中でアニメ主題歌は4曲。アイプラ曲が3曲。声優のノンタイアップが1曲。あと地味に男性ヴォーカルが2曲。MOTSUのラップも加えれば3曲。もともとこの年間大賞、男性ヴォーカル曲がなかなか選出されなかったのですが、実はここ3年連続で選出しています。
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世間的には・・・2023年に引き続き、この年もYOASOBIが強いですね。ランキング上位の曲の中で、個人的にピンときたのは西川貴教の「FREEDOM」くらいですけど、下の方まで見るとブレイバーンのOPとか、あとは学マスのキャラソンもいますね。学マスはQualiArtsに大きな黒字をもたらしてくれたので、アイプラのマネージャー的にはとても感謝をしています(楽曲はどうしても好みの曲が出てこないのが残念ですが…こればっかりは若い人に刺さる曲を出してるってことで納得するしかないのかなぁ…)。
LizNoirのV4ならず・・・というのが大きなトピックですが、衰えというよりはゲーム内でLizNoirが迷走の真っ只中だったというのが大きいです。年始の雪ミクコラボ曲も、優秀賞に選出した「Shiny~」も、それはそれでありと認めつつも、LizNoirの一番美味しい部分を味わえる曲ではありませんからね。年内に音源配信されなかったため今回はノミネートしませんでしたが、年末は熱いイベントストーリーとともに来年の大賞最有力候補曲を出してきたので、また来年はリズノワを超える曲が出てくるかどうかの年間大賞になるでしょう。

