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リスアニ!LIVE 2010 DAY STAGE (2010/12/19) レポート


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カテゴリ: [ライブレポート]
タグ: [ライブ論]

「極上の」アニメソングライブイベント。

 今回も和洋風◎のするぷと行ってきました。お目当て?もちろん戸松さ。
主な内容は以下。
・セットリスト
・各シンガーのパフォーマンスへの雑感
・リスアニという雑誌と、今後のアニソンライブ論

セットリスト

Girls Dead Monster starring LiSA
1. Thousand Enemies
2. Alchemy
3. Day Game
4. Crow Song
飛蘭
5. Last vision for last
6. 本能のDOUBT
7. SERIOUS-AGE
8. mind as Judgment
Kalafina
9. adore
10. 光の旋律
11. Lacrimosa
12. sprinter
9 nine
13. Cross Over
戸松遥
14. Baby Baby Love
15. Girls, Be Ambitious.
16. 七色みちしるべ
17. motto☆派手にね!
川田まみ
18. No buts!
19. Prophecy
20. triangle
21. masterpiece
22. 緋色の空
23. JOINT

参考:リスアニ LIVE 2010昼の部に行ってきましたレポート! セットリストと感想を添えて。 | 和洋風◎

各シンガーのパフォーマンスへの雑感

 えー、断言します。これほど素晴らしいアニソン系ライブイベントは未だかつてなかったものです。

 最初にガルデモ・・・LiSAを持ってきたのは大正解でしたね。もともとアニメの劇中でライブで場を盛り上げる役どころということもあり、曲自体がライブに最適化された作られ方をしているのですが、LiSAが曲に負けることなく、歌以外でもMCや曲のところどころで最高のパフォーマンスを魅せてくれました。もう、「Thousand Enemies」のCD音源を聴いていてもサビの前にLiSAの「いくよっ」って声が自然に聴こえてきちゃいます。

 飛蘭は・・・デビューから期間が短い割に持ち歌が多いのでしょうがないのですが、「Errand」を聴きたかったので、ちょっと残念でした。MC含めて、もっといいパフォーマンスを出せるように経験を積んでいってほしいです。

 Kalafinaは・・・正直に書くと、最初の「adore」で耳ふさいでました。ギターだったかバイオリンだったかの音がキンキンし過ぎてて、あれは曲や歌の良し悪し以前の問題。その後についても、まったりした曲があまり好みじゃないこともあってか割と冷めていたのですが、最後の曲「sprinter」で一気にヒートアップ。センターのKeikoの視線が本気過ぎて、かなりグッときました。ああいう表情は、歌うだけで精一杯の歌手にはできない。曲の持つオーラを身体に纏うことができる、真の表現者・・・KalafinaのKeikoもまた、その一人ということがわかりました。

 シークレットゲストの9 nineはスタドラ見てないので、何の曲歌ってるのがわからなかったのですが、曲後の吉田アナとのMCで理解。綺羅星!

 今日の主なお目当てだった戸松遥。やっぱり生戸松はいいですね。スクリーンに写ってたジャケット画像より生のアップの映像の方が圧倒的によかった・・・!9 nineの直後で「綺羅星!」ができたのも。歌の方は、いつもより声がキンキンしてたのが、やや残念ではありました。でも「motto☆派手にね!」は開場がUOで埋め尽くされ、ライブ中一番の盛り上がりの中で、僕も持ってきていたUO2本全部振って跳んでました。この瞬間が最高でしたね、やっぱ。

・・・でも、現在の代表曲「motto~」を超える曲を、いずれは歌って欲しい。歌手としてもう一皮向けるような曲にであって欲しい。そしてそれはアニメソングであって欲しい・・・と思ってます。「motto motto」との戦いをやめてしまった人達もいる。戸松遥には、そうなって欲しくない。

 最後に、川田まみ。最近のこの人の曲はキャッチーさが薄いな、と思っていて、序盤は個人的にはイマイチではありましたが、周りの熱狂は凄かったですね。禁書目録の人気とも言えるでしょう。さらに最後にシャナの2曲を持ってきてくれたのは最高でした。ここに、このライブが単なる歌手のアニソン発表会ではない、聴衆が求めるアニメソングを最高の形で楽しむ場なんだというメッセージが込められているわけです。

リスアニという雑誌と、今後のアニソンライブ論

 リスアニという雑誌が、これまでのアニソン雑誌と違うのは、ClariSのデビューしかり、ライブイベントの開催しかり、評論するだけ、インタビューするだけではなく業界の中で積極的にアクションを起こしている点。業界に影響を与えようとしている点。アニサマの存在が大きくなりすぎてしまったこともあってか、"奥井雅美とゆかいな仲間たち"になってしまい、馴れ合いの空気が漂っている現在のアニソン業界に一石を投じたのは間違いないでしょう。このライブの存続のため・・・いや、そんなことよりも、とにかく読み応えのあるアニソン雑誌です。vol.4も楽天で既に予約できるっぽいので、是非是非読んでみてください。

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 アーティスト目線を抑え、リスナーやアニメファン目線のライブへ移行を果たすのはアニサマ以外の新興勢力がやるべき重要な役割の一つ。もう「海外ツアーが決定しました!」や、「広~い!」なんてのはステージの上ではよしましょうよ。このライブでは「あなたのために、あなたの好きなあの曲を歌うよ!」って意思をこれでもかというくらい感じました。皆が好きな『AngelBeats!』に始まり、皆で一緒に「綺羅星!」をやり、皆が好きな『灼眼のシャナ』で終わる・・・こんなことは、アーティスト目線のアニサマ等のライブでは絶対にできないことです(皆が好きな・・・ってのは、もちろん「多くの人が好きな」って意味ですよ。嫌いな人だってもちろんいるよ)。

 また、それを果たす上で、このセットリストの曲順が極めて理想的であることも特筆すべきこと。今年大ヒットを飛ばしたガルデモに始まり、まだ代表曲と呼べるアニソンを持たない飛蘭、大きな話題を作ってはいないものの、実力派で確固たる人気を持つKalafina、突発的に旬の人気アニメを歌う9 nineをシークレットで登場させ、アニメ抜きにしても圧倒的人気を持つ"アイドル"戸松遥、そして禁書・シャナ・・・と、近年屈指の人気アニメソングホルダー・川田まみでシメる。これ以上の並び方はないでしょう。

 このイベントの成功に、吉田アナの存在が大きかったのは間違いないでしょう。できれば、戸松のところで変態音響監督のコーナーをやって欲しかったところでしたが(爆)まぁそれはいいとしても、歌手の交替の間、休みながらトークを楽しめる・・・実にうまいやり方だったと思います。バンドメンバーを各歌手それぞれのお抱えメンバーにしたり、クオリティへのこだわりを見せながらも聴衆への配慮を忘れない。チケットの価格は決して安いものではありませんでしたが、ここまで満足させてくれたなら、ちっとも惜しくはありません。

 となれば、当然次回を期待するわけですが・・・その前に、このライブが他のライブイベントに影響を与えていることを期待したいですね。リスアニの後を追うもよし、リスアニにないものを目指すもよし・・・できれば各イベントがそれぞれ強い特色を持つようになってほしい。3月に2日がかりで開催される超大規模イベント「A FES」にも注目しています。このイベントは『けいおん!!』のフェス回を見た人達には待望のイベント(シチュエーション?)だと思いますが、見たい歌手を見る・・・というマイペースな参加の仕方ができるイベントの様子。いずれにせよ、これからのアニソンフェスは、いかに聴衆を満足させるかをしっかり考えて欲しい。聴衆がどういう人種なのか、ということも・・・

古:2011年!あけましておめでとうございます。
新:DAIMONZI-X的2011年アニメ・アニソン界隈、10の予言

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