DAIMONZI-Xアニメ年間大賞2024

はじめに
みなさんこんにちは、アニメ大好き大鋼 断です。当ブログではクール毎にアニメ感想記事を書いていますが、この記事は1年間4クールの中でベストなアニメを決めて勝手に表彰してしまおうという企画です。名付けて、DAIMONZI-Xアニメ年間大賞・・・!
目次
得点ランキング
評価の目安は以下の通り。1は滅多に出ませんし、つまらない作品は、好きな声優が出演している等、何らかの理由が無い限り序盤で視聴終了するので、結果としてほとんどの作品は平均3.0を超えます。
5: 素晴らしい
4: 面白い
3: 普通 / 面白さとつまらなさが拮抗
2: つまらない
1: 不快
アニメ作品各賞
最高得点賞
全話試聴した作品の各話を採点(1~5点)し、その平均値でNo.1になった作品に贈る賞です。あくまで単話評価の平均値であって、作品全体の最終的な評価とは必ずしも一致しませんが、せっかく一番になったのだから、表彰しない訳にはいかないでしょう。
グレンダイザーU
平均は4.46点。次点は『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかV 豊穣の女神篇』の4.40。(ダンまちは2025年に年をまたぎましたが)かなり僅差でしたね。
世間的にはあまり評価の高い作品とは言えなかったのですが、GLAYのOP主題歌が毎回聴きたくなるし、デューク・フリードはともかく兜甲児がしっかり熱血児であり続けたし、声優の芝居も素晴らしかったのが高得点を続けた要因だったかなと思います。
優秀賞(複数作品)
素晴らしかった作品たち。贔屓目抜きにオススメできる作品に贈る賞です。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかV 豊穣の女神篇
石上静香無双。1期が2015年・・・つまり9年前。9年もの間、このキャラ好きだなぁ・・・と思いつつも、ほとんど活躍することなく謎の匂わせばかりがされてきたシルの謎がようやく暴かれましたね。ただまぁこの作品の面白さの肝は残念ながらそこではなく、やはり1期から一貫して見せてきた、どうしようもないほどの絶望感、そしてそこから脱却するカタルシス。これですよね。今回は終盤までは戦う相手の強さではなく、周りの記憶からベルが消えるという絶望感。そして今回のラスボスであるオッタルの強さという絶望感。今回もお見事でした。また次を期待しています。
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかV 豊穣の女神篇(1~14話)』視聴直後レビュー
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかV 豊穣の女神篇(12~15話)』視聴直後レビュー
わんだふるぷりきゅあ!
デパプリ以来のプリキュア。正直最初は「プリキュアも、とうとう歴代がやってきた戦いまで否定してしまうのか・・・?」といい印象は全くありませんでした。ただキャラデザが好みで上田麗奈が演じるというキュアリリアンが登場するまで見てみようか・・・と思って見続けたのが正解でした。まぁ、まゆは変身前の時点でかなりいいキャラでしたが、打ち解けていくに従って、どんどんはっちゃけていくようになって、想像以上にいいキャラになっていきましたよね。(もっとも、放送開始前のキービジュアルを見た時点で期待したのはクールキャラだったのですが…)
ただまぁ、やっぱり本作のMVPは悟ですよね。ブラペですらなし得なかったカップル成立を成し遂げた・・・という結果もまぁ重要ですが、献身的で心優しい、けれど押すところでしっかり押した好少年でしたよね。いろはもほんとにいい娘だし、微笑ましいことこの上ない。この二人がいるから、前述のまゆのキャラも際立っていったし、メエメエの空気を読まないところが笑えたりもしましたよね。攻撃をしないというスタンスも、決して脳内お花畑なものとしては描かなかったし、見てよかったな、と思いました。
『わんだふるぷりきゅあ!(1~8話)』視聴直後レビュー
『わんだふるぷりきゅあ!(9~21話)』視聴直後レビュー
『わんだふるぷりきゅあ!(22~34話)』視聴直後レビュー
『わんだふるぷりきゅあ!(35~46話)』視聴直後レビュー
『わんだふるぷりきゅあ!(47~50話)』視聴直後レビュー
道産子ギャルはなまらめんこい
北海道のご当地アニメ・・・でありつつも、中盤以降はラブコメ全開になっていきましたね。佐倉綾音の好演も光って冬木さんがとてもいいギャルヒロインっぷりでしたが、翼がヒロインを光らせていたとも言えます。すごく地味だけれども、いい主人公でしたよね。
OPが素晴らしかったのも大きいです。曲もいいし、映像もいい。踊ればいいというものでもないけれど、素朴に高校生の等身大の簡単な振り付けが良いし、かと思えば妙に荒ぶってるキャラもついつい見たくなってしまう。
2.5次元の誘惑
コスプレという題材とキャラクターデザインの良さに惹かれて視聴したものの、実際に良いなと思ったのは精神論的な部分・・・趣味論、大人論ですね。作者の物の考え方というのが僕にすごくフィットしたというか、いいこと言うなぁ・・・と思ってしまいました。
ルックスで言えばコスプレ前のリリサも好きなのですが、やっぱり断然コスプレ後のノノアですね。これはもう抜群にかわいかった。ストーリーも良し、見ても眼福で言う事無しの作品でした。
『2.5次元の誘惑(1~13話)』視聴直後レビュー
『2.5次元の誘惑(14~24話)』視聴直後レビュー
特別賞
他人にオススメはできないけれど、個人的に嫌いになれない、愛すべき作品に贈る賞です。
該当作無し
史上初の珍事。該当作無し。条件に一番合致している『グレンダイザーU』を選ぼうかな・・・とも思いましたが、年間最多得点の作品に贈る賞でもないですからね。半分褒めて半分貶してるような賞なので、消去法で選ぶべきでもないし、だったら・・・ということで、選びませんでした。
DAIMONZI-Xアニメ年間大賞
その年の最も素晴らしい作品に贈る賞。お前がNo.1だ!
グレンダイザーU
スパロボでの知識と、たった1本のVHSビデオの視聴だけではあるけれど、『UFOロボ グレンダイザー』が好きな作品で、その象徴こそ富山敬演じる大介さんだったのです。だからこの作品の製作が発表されたことは嬉しかったし、だからこそひょろっとした優男のデューク・フリードには不満も強くありました。そして彼に好感を持つことは、ついぞ最後までありませんでした。
ただ、そんな彼が主人公だったからこそ光ったキャラもいて、それこそがテロンナでありルビーナであり、兜甲児だったと思っています。主人公を煮えきらないキャラに設定することで、甲児の清々しい熱血児っぷりも、テロンナの性格のキツさも、ルビーナの穏やかさに秘められた芯の強さも、ナイーダの妖しさも、すべてが光ったのです。脇を固めるレギュラー陣、みんなそれぞれキャラ立ってましたよね。さやかもマリアも可愛かったし。ただ、ヒカルは不遇にも魅力あるキャラとしては描かれなかったし、カサドは良いキャラでも無ければ悪役として話を大きく盛り上げる訳でもなく、パッとしなかったですけどね・・・。
声優の芝居・・・とりわけナイーダ役の佐倉綾音、テロンナ/ルビーナ役の戸松遥は圧巻でしたね。戸松遥が主要キャラを一人二役演じるのは2009年の『にゃんこい!』で双子の姉妹を演じて以来でしょうか。ただでさえレアケースなのを複数回やったことがある時点で戸松遥が今も昔も声優として信頼されていることがよく解るのですが、今回は双子でも個性は真逆で、声質を完全に分けているのが特徴。でもどちらもよく聴いた馴染みある戸松声なのもやっぱり流石。そのキャラクターを好きにさせてくれる声優だと思っています。
それからマジンガーの扱いですが、個人的にはマンガ版のマジンガーZのデザインは好きではないから、1話を見てちょっと残念だったんですよ。だから、世間的にはどうかわからないけれども、終盤で登場したマジンガーXは、名前がXだったとしても東映版を踏襲したデザインで出てきてくれて凄く嬉しかったです。
正直作画クオリティは低かったし、その他不満な点もいくつかあったことは事実。ただ、それを補って余りあるレギュラー陣の魅力、その根源とも言える声優の好演が抜群に光った本作こそが2024年のDAIMONZI-Xアニメ年間大賞です。
部門賞
MVP
1年間で、最も素晴らしいと感じたキャラクターを選出します。
グレンダイザーU
テロンナ・アクア・ベガ (CV.戸松遥)
この人しかいないでしょう。登場当初こそはただの勝ち気な幼馴染で今は敵・・・といった感じでしたが、11話でもう全部持ってっちゃいましたよね。お前契り交わしてる途中めっちゃ幸せそうだったのに何言ってるんだっていう。人の感情のどうにもならなさを清々しいまでに曝け出してくれました。アニメ史上屈指の名場面ですよ、あれは。
具体的に書くと「私の愛する妹に二度と近づくな」と言っておきながらの、契りを交わす直前に抱きしめられた時の反応がもう最高ですよね。デュークは気付かないにしても、視聴者目線では本音ダダ漏れっていう。
このキャラは演じる戸松遥抜きには語れません。2013年以降『プリリズRL』や『せかつよ』で培い、『妖怪ウォッチ』で世間に浸透した戸松遥の低音。テロンナもそうでしたよね。この声好きなんですよ。気品に満ちたルビーナとの対比で余計に俗な感じで、人間臭い声。
まぁ・・・正直、性格的な好みとしてはルビーナの方がより好みなのですが、本作最大の欠点である作画の悪さが重要なシーンで露呈してしまったのと、あとあまりにもケバいキャラクターデザインですよね。モチーフである『宇宙円盤大戦争』版のテロンナがああだからなのですが、そこはもうちょっとかわいくアレンジしても良かったよなぁ・・・と。そんな棚ぼた式のMVPもテロンナらしいですね。
ちなみに、各クールのMVPは以下の4人でした。
冬: 冬木美波 (道産子ギャルはなまらめんこい)
春: 歌種やすみ(佐藤由美子) (声優ラジオのウラオモテ)
夏: テロンナ・アクア・ベガ (グレンダイザーU)
秋: 兎山悟 (わんだふるぷりきゅあ!)
ベスト・アニメソング
OP曲、ED曲、挿入歌、劇中歌から最も素晴らしいと感じた楽曲を選出します。別途公開するアニソン大賞との違いは、ノンタイアップは取り扱わないことと、期間内にアニメで使用されていればリリース時期に関係なく候補とする点です。
オーイシマサヨシ
なまらめんこいギャル
『道産子ギャルはなまらめんこい』OP。この賞はこれまで例外なく、曲単体での良さに加え、良き映像に恵まれた曲が選ばれてきましたが、今年もそうなりましたね。
優秀賞の方でも書いたように、素朴な等身大の振り付けと荒ぶってる人たちがとても良くて、ついつい何度も見たくなる。そうこうやってるうちに「めんこい道産子ギャル なまらめんこい道産子ギャル」のフレーズが耳に強く残っていく・・・凄い曲でした。
各クールのベストアニソンは以下の通りです。
冬: なまらめんこいギャル (道産子ギャルはなまらめんこい)
春: わんだふるぷりきゅあ!evolution!! (わんだふるぷりきゅあ!)
夏: 会心ノ一撃 (グレンダイザーU)
秋: ROCK ME KISS ME feat. MOTSU (MFゴースト 2nd Season)
ベスト・アクター
1年間で最も素晴らしいと感じた声優を選出します。
戸松遥
2022年以来2年ぶり2度目の受賞。複数回受賞は昨年の上田麗奈以来2人目の偉業となります。(10年以上過去を遡っていけばもっと増えていきそうですけどね)
『グレンダイザーU』でテロンナとルビーナ、明確に個性の異なる双子の姉妹を熱演。個性を何も共有していない2キャラを同時に演じてしまうだけでなく、片方のキャラにもう片方のキャラを演じさせてしまうという離れ業をもやってのけていますが、単にそれらが技術的に凄いという理由で選んだのではありません。おそらく、演じたのがテロンナだけでもルビーナだけでも戸松遥を選んでいたと思います。
かたや血の気が多く、気高いようで素直になれない人間臭さを持ったテロンナ、かたや穏やかさの中にとてつもない芯の強さを秘めた、ある意味人間離れした聖人性を持つルビーナ。どちらも見事だったし、ぐいぐい惹き込まれました。
レギュラーでの出演作があればとりあえず見てみようと思えるし、また期待に応えてもくれる、安心と信頼の戸松遥ブランドですよね。視聴者視点でもそうだし、きっと製作陣視点でもそうだから仕事が絶えないのだろうな、というのが容易に想像できます。僕にとっては、戸松遥は視聴の目的ではないけれど、視聴のきっかけになってくれるし、結果的には彼女の芝居を楽しみたくてそのアニメを継続して視聴する自分がいることも確かなのです。
各クールのベスト・アクターは以下の通り。
冬: 佐倉綾音 (道産子ギャルはなまらめんこい)
春: 伊藤美来 (声優ラジオのウラオモテ)
夏: 戸松遥 (グレンダイザーU)
秋: 飯田友子 (MFゴースト 2nd Season)
あとがき
2024年のアニメを振り返ると・・・まず、視聴本数がだいぶ減りましたね。1月までで計1年間に及んだ無職期間が終わったのもあるし、同人活動でマンガを描くようになったのもあるし、冬~夏は土日の自由な時間を余命短い父の見舞い、介護に使っていたし、秋に父が逝った後はそーぎ関連やそーぞく関連で忙殺されていたし・・・、その結果、週何本もアニメを見るのがだいぶ負担になっていて、序盤での視聴断念基準が「つまらない」ではなく「面白いとは言えない」にまで上がってしまいました。そんな中で、作画クオリティはイマイチながら抜群の声優の芝居が作品のクオリティを高めてくれた『グレンダイザーU』を年間大賞に選びました。総合的なクオリティで言えば『ダンまちV』の方がはるかに上だったろうけれど、やっぱり戸松遥に大きな役目を任せる作品って、素晴らしい名シーンが生まれますよね(言うまでもないですが、ダンまちも声優凄く頑張ってたんですよ!)。
世間的には・・・どうだったんでしょう。今年もアニメ!アニメ!のランキングを見てみましょう。
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『らんま1/2』・・・そんなに人気だったんですかね。あまり世間で盛り上がっている様子を見かけなかったので、ちょっと意外(キャスト発表の時は話題になっているのを見かけましたけどね)。どちらかと言えば、『負けイン』や『ダンダダン』は名前はよく見かけました。『響け!ユーフォニアム3』は戸松遥も重要な役で出ていたようだし、キャラデザも好きなので、見たかったけれど、いかんせん過去のシリーズを見返す元気が・・・。ああ、そう言えば映画で言えば『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は滅茶苦茶話題になってましたよね!僕も見に行きました。序盤こそ退屈でしたが、アスランが出てきたあたりから面白くなっていきましたね。
視聴本数については、上述のプライベートな問題以外にも、単に長年見てきた興味のある声優たちの仕事が落ち着いてきて、なおかつ若手声優に興味を持ちきれていないのもあるのかなぁと。そこは無理に若手を追いかけてもしょうがないし、視聴本数が少ないクールについては、これまで見落としてきた過去作を見ていくのもありかな、と思っています。それこそユーフォニアムなんて持って来いですよね・・・と言いつつ、これを書いている25年7月時点では『機動戦士ガンダムZZ』を見始めているのですが(爆)


